寺伝によれば822年(引仁13年)に創建されたとされ、1263年頃に北条時頼公が諸国巡歴の折りに宿をとり 時頼公は山頂に登り、夕陽に輝く波静かな海や老松の枝ぶりの見事さに魅せられて歌を詠みました。 「御宿(みやど)せし そのときよりと ひととはば 網代(あじろ)の海に 夕影(ゆうかげ)の松」 この句にある「御宿(みやど)せし」から、御宿(おんじゅく)という地名が生まれたと言われています。駐車場側に樹齢数百年の夫婦銀杏 本堂裏には鎌倉時代の遺跡で当時は(やぐら)と呼ばれていた。大日洞 すごく神秘的な所です。中には波乗り観音様 大日如来様が祀られています。時間があるようなら展望台まで行かれると御宿が一望できます。新上総国三十三観音霊場 上総国薬師霊場二十四札所 御朱印ありました。他に本堂の柱には波の伊八の彫刻もあります。駐車場広め...
Read more御宿にある天台宗の岩井山最明寺です。 こちらには大日洞と波の伊八の彫刻が見たくて訪問しました。 御宿という地名の由来となったお寺さんだそうです。 新上総国三十三観音霊場の第七番札所になっています。さらに上総国薬師如来霊場の第二十四番札所にもなっています。 建立は弘仁13年(822年)という古刹です。 まずは初代伊八の彫刻ですが、獅子頭と像がそうです。 本堂の欄間の彫刻は誰の作品かは分かりません。 本堂の参拝をした後に、本堂の裏にある大日洞へ。こちらは鎌倉時代の遺跡で洞窟を進むと大日如来と波乗り観音が祀られています。当時は、やぐらと呼ばれていたそうです。 サーフィンや月の沙漠で有名で華やかな町の印象が強いですが、こちらのお寺さんのような落ち着...
Read more新上総三十三観音霊場第7番札所。 御宿町にある天台宗の寺院。 山門やら仁王門やらはありません。檀家が多いと思われ、本堂の前と右手には墓地となっており、広めの駐車場も整備されています。ただし、海から近いこともあり、古くからの町並なので一般道は狭いです。 波の伊八で知られる彫刻もあり文化財の価値も十分です。 更に本堂の裏手に進むと洞窟があり、ワクワクドキドキが止まりません。中へ進むと、観音様が安置されていました。 外へ出ると正面に大銀杏が立っています。秋には美しく彩ることは間違いないでしょう。 山の方に目をやると何やら階段があります。登ってみると御堂が有りました。更に上には神社があり、その先には展望台が有りました。 なかなか、楽...
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