長浜商店街を抜けた所が赤橋入口。その右側に有る駐車場。トイレもきれいだし、無料ってとこが親切だ。ここに車を止めて目の前の赤橋をじっくり見るのが良いだろう。
わが国最古の現役道路可動橋(国の重要文化財)で、愛媛県大洲市長浜にあります。正式名は長浜大橋ですが、こちらでは親しみをもって、赤橋と呼ばれてます。そう...あかばし!です。 ・ ・ 現存するバスキュール(跳ねあげ)式道路可動橋としては日本最古です。ちなみにこれは、バランス・スケール(天秤ばかり)のフランス語バスキュールに由来するもので、天秤ばかりと同じ原理を使用しているらしい。 ・ ・ 建設当時は、肱川上流に木材集積所があり、それを運ぶ帆船が頻繁に往来してたので、どうしても可動橋にする必要があったわけだ。 ・ ・ 現役と言っても、今は観光用と定期点検を兼ねて、土曜、日曜、祝日の午後1時に開閉されてます。 また、夏場(7/1~8/31)には、午後7時30分から9時まで、イルミネーションが飾られ、見事な朱色にライトアップされます。 ・ ・ また太平洋戦争末期...アメリカのグラマン戦闘機による機銃掃射を受け、一時期開閉出来なくなりました。その機銃掃射の生々しい弾痕がトラス部分に残ってるので、実際に探して見つけて下さい~(^^;))) ・ ・ ここ、長浜では、肱川あらし(おろし)という自然現象も有名で、例年10月から3月頃まで見えるとのこと、これは、大洲盆地で発生した霧が、肱川を下って白い霧を伴った冷たい強風が、この赤橋辺りを吹き抜けていくものです。 それを撮影するために、多くの写真愛好家たちも訪れます~ この【肱川あらし】は、2016年に伍代夏子さんの新曲としてリリースもされたですよ~
また近くには、坂本龍馬脱藩の宿...冨屋金兵衛邸(普通に泊まれます)や、長浜きっての資産家だった末永家住宅(見学可)!また、長浜高校水族館(第3土曜日11時~1...
Read more1977年(昭和52年)、長浜大橋(赤橋)の更に下流にあたる肱川の河口付近に新長浜大橋(白橋)が完成し、この橋は幹線道路としての役割を終えました。現在は、地元の生活道路として、或いは、2014年(平成26年)に国の登録有形文化財に指定されたこで文化遺産としての新たな役割を担っています。 新大橋の完成により、国道378号線から主要地方道の愛媛県道43号長浜中村線に格下げされて、交通量が激減したお陰で、橋を車でゆっくりと渡っていても他の車の通行妨害や迷惑になることは稀ですが(そもそも制限速度は時速30km)、歩いて渡ってみると、橋の途中に見所を案内する看板があるので、徒歩での通行をお薦めします。 現役の可動橋ですが、肱川を渡る船がなくなったので、今は専ら観光客向けに定期点検を兼ねて、日曜日の午後1時だけ橋の中央が持ち上がるところを見ることができます。 肱川は、冬になると毎朝のように上流で大量に発生した霧が川ずたいに河口まで流れていく「あらし」と呼ばれる現象を見られることで有名でしたが、地元の住民に聞いたところ、地球温暖化の影響で近年は一年で気温の下がる2月でも数回現れるかどうか...
Read more肘川あらしで有名な肘川の河口から2番目に架かっている橋です。
看板によると、この橋は現役で跳ね上げなどが動作する日本最古の道路可動橋らしく、重要文化財に指定されているみたいです。 戦前から存在しているため、機関銃の銃弾が貫通した穴らしきものもあります。
訪問時は、塗装?の工事をしていましたが通行する事は出来ました。 塗装塗りたてなのか、赤の彩度が高くテカテカで、むちゃくちゃ綺麗でした。肘川あらしのあの霧でも目立ちそうな赤です。
肘川あらしの発生日にここを渡って、霧と暴風にもまれてみたいです。
【現地の解説看板】 長浜大橋は、一級河川「肱川」の河口に架かる現役で動く我が国最古の道路可動橋(バスキュール式鉄鋼開•閉橋)であり、平成26年12月10日、重要文化財に指定されました。 この橋は、船運から陸上交通への転換を洞察し、愛媛県を事業主体として、増田淳事務所の設計により、1年10...
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