安城山 不矜院 甚大寺(じんだいじ)は、京成佐倉駅の南東600mほどの佐倉市新町に伽藍を構える佐倉市唯一の天台宗の寺院です。 佐倉七福神の毘沙門天です。
元和元年(1615年)寛永寺などを創建した慈眼大師 天海僧正が出羽国 山形城下に創建しました。 院号の「不矜院」は、貞享元年(1684年)に従兄弟の稲葉正休に刺殺された堀田正俊の法号に由来します。 元禄14年(1701年)山形城主 堀田正虎が開基となり、中興しました。 延享3年(1746年) 山形藩主 堀田正亮が佐倉藩に国替えになった際、佐倉に移されました。
本堂は、明治元年(1868年)に焼失後、昭和36年(1961年)に滑川(埼玉県)の龍正院から移築したもので、享保11年(1726年)の建造です。
本尊は『十一面観音(佐倉市指定文化財)』で、そのほか不動明王、金比羅権現などを祀っています。
境内には、『堀田正睦公墓所(千葉県指定史跡)』が建立されています。
毎月10日には、金比羅大権現の縁日が行われます。 金比羅大権現は、寛政年間(1789〜1801年)佐倉藩主...
Read more『安城山 不矜院 甚大寺』 住所→〒285-0023...
Read more安城山不矜院甚大寺は、元和元年(一六一五)慈眼大師天海大僧正が、天台宗比叡山延暦寺の末寺として山形城下に建立された寺である。 元禄十四年(一七〇一)に山形城主であった伊豆守正虎公(佐倉堀田家三代)が開基となり、当山十二世秀鏡法印が中興した。 しかし、延亨三年(一七四六)堀田相模守正亮公(五代)が、佐倉城主として転封されるに際し、同年八月、現在の地に移したものである。 安置されている本尊、十一面観世音菩薩(市指定文化財)は、...
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