国道側から見れば一つの大きな岩の塊にみえるが、砂浜から見れば岩の下に空洞があって、柱となる巨石が何柱か連なって巨岩全体を支えている状態である。自然に出来上がったとは思えない違和感がある。 かつて、鎌倉幕府の追補から逃れるため、北陸の海岸沿いを歩いてきた源義経一行。ちょうどこの辺りに差し掛かった時に俄雨に遭い、付人の武蔵坊弁慶が巨石を持ち上げ、空いた空間に雨宿りをしたという言い伝えがあった。あくまでも伝承ね。まあ本気で信じてる人はいないと思うけど(笑) かつてはこの辺りは石切り場だったらしく、高岡城の石垣もここから切り出して持ち運んだそうだ。 もう一つ特記するべきことは、2015年6月、義経岩の前に歩行者専用の踏切が設置されたということ。昔の雨晴を御存知の方なら記憶にあるだろうが、かつては踏切が存在せず、岩や海岸のある方に行くためには柵と柵の切れ間から線路を「横切って」いたのである。いわゆる「勝手踏切」の状態が何年も放置されていたのだが、この年の3月に北陸新幹線が金沢延伸し、雨晴に訪れる観光客が増える見込みがあったため、高岡市が自己負担で踏切を設けることにしたそうです。これで列車と人との衝突事故の危険性は解消されたが、列車の写真を撮影する時に…ねえ…(;^ω...
Read moreスピリチュアリストであり、神仏研究家である桜井識子氏の著書を読んで、「義経社」を知る。
道路反対側にある「道の駅 雨晴らし(あまはらし)」に車を止めさせてもらう。
このお社には普段、神様はいないそうで海の方にいるという。つまり雨晴海岸にいる「海の神様」なのだとか。参拝者が来た際に、海の方からやってきて願い事を聞いてくれているとのこと。
お社に簡単な挨拶をして、海岸側に降りていく。義経社の真下にある義経岩の洞窟のような中を行ったり来たりする。
桜井氏が神様から教えてもらったのが義経社の真下にある洞窟の中は隠れたパワースポットとなっていて、『病気治癒』や『平癒』に効くそう。
画像で説明すると、入り口は3つの内の左側から入って洞窟内にある海からの蓄積されたパワーを感じた方がいいらしく、それゆえ我々は何度も洞窟内を腰をかがめて行ったり来たりした。
その様子をYouTube...
Read more■義経岩 富山県高岡市の雨晴海岸にある大岩。義経伝説が残る。雨晴岩(あまはらしいわ)とも云う。能登半島国定公園内にある景勝地の一つ。
●大きな義経岩は幻想的で、洞穴は広くはないが数人なら雨宿りは出来そうだ。
鎌倉幕府の追捕を受けた源義経主従が奥州へ落ち延びる途中、にわか雨の晴れるのを待ったと云われた岩。地名「雨晴(あまはらし)」の由来とされる。
義経一行が奥州平泉へ向かう途中に俄雨が降り出したため、弁慶が岩を持ち上げ、その陰で雨宿りをしたという伝説も残る。
義経岩の上には義経神社が建てられており、「義経の腰掛」や「弁慶の足跡」といわれる跡が残る。近くの伏木には歌舞伎の「勧進帳」のモデルとなったとされる如意の渡しがあった。
此の大岩の上に「義経神社」が、伏木駅前には「如意の渡し」の彫像が渡...
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