古墳王国、群馬の歴史施設の一つ。 邪馬台国の卑弥呼の時代の後から飛鳥時代に至るまでの未解明で謎の多い古墳時代の一時期にかって群馬が日本の中心で有力者が集う地であったことを想わせる。戦時中防空豪として利用しようとした際、横穴式墳墓の石室が偶然発掘され、盗掘を長い年月免れてきた刀剣類・馬具・工具類、銅鏡などの副葬品とともに再び世に姿を現した。何故群馬に大型の古墳が多いのかよく分っていないようだが、現代では新幹線や車があるのでさらにだが、意外にも群馬(かっての上野國)は新潟、埼玉、長野、山梨、東京、栃木、福島、いずれのエリアにもアクセスし易い好立地にあることも影響したのだろうか。まほろばの都を想う。
his is one of the historical facilities in Gunma, the kingdom of kofun tumuli. It reminds us that Gunma was once the center of Japan and a place where influential people gathered during the unexplained and mysterious Kofun period from the period of Himiko in the Yamataikoku Kingdom to the Asuka Period. During the war, when the burial mound was used as an air defense facility, the stone chamber of the burial mound was accidentally excavated, and the burial mound, along with swords, harnesses, tools, bronze mirrors, and other burial accessories that had escaped being stolen for many years, was reopened to the world. It is not well understood why there are so many large tombs in Gunma, but it may be due to the fact that Gunma (formerly KOUZUKENO Province) is conveniently located for easy access to Niigata, Saitama, Nagano, Yamanashi, Tokyo, Tochigi, Fukushima, and all other areas. Thinking of the capital...
Read more東日本有数の巨大石室を持つ、観音塚古墳(石室の天井石の大きさは6畳間に匹敵し重さは50トンに達するそうです。)からの遺物を展示保存するために作られた資料館です。古墳内部は見学可能で、資料館から歩いて3分ぐらいですから、是非実地で見学してその迫力をお楽しみ下さい。 この巨大天井石は、近くで採掘されたものではなく、数キロ先の川辺から野を超え山を超え、古墳のあるこの高台まで修羅と呼ばれるソリで運ばれて来たそうで、その推定運搬路が資料館に展示されていました。なんともご苦労様なことではあります(笑)。 その他、出土した馬具や工芸品は細工も繊細で洗練され、その質・量共に圧倒されました。面白い展示品としては、埋葬時にお供えされた酒壺で、封印されたまま出土しており、その中身はガラス瓶に入れて保存されています。 それにしても酒党としては当時のお酒の味はどんなものか、非常...
Read more小さい資料館ですが、近くの観音塚古墳での出土品を展示してあります。それが見事です。古墳時代にこんな精巧な飾りや杯、馬の鞍がこの辺りにあったと言うことは、当時、この辺りが日本の中でも進んでいたことの証だと思います。朝鮮半島から渡ってきた文化がこの辺りにまで来ていたわけで、渡来人そのものがこの辺りにいたことを意味するのではないかと思います。 建物の隣にも古墳の石室がありますが、観音塚古墳にもぜひ行ってみてください。桜もきれいだし景色もいいですし、なにより、ここからザクザク出土品が出たと思うと古代に思いを馳せ、昔の人もこの景色を見たのかなと思うと不思議な気...
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