東京都大田区の海老取川河口付近にある首都高速1号羽田線の橋梁。 1998年以降この状態で使用停止中。
大型船舶の航行を考慮し可動橋とされ、長い橋を2本の橋脚を支点に2分割し、それぞれが回転することで船舶航行を可能としていますが別ルートに付け替えられたため以後は使われなくなりました。
別投稿した森ヶ崎海岸公園からだと間近に見ることが出来、その構造と全容が良く分かります。 周囲は川沿いの堤防と森ヶ崎水処理センターの排水口があり、堤防部は水際まで降りれるようになっているため釣り人に来る人も。
使用停止後は解体されるでもなくその姿を晒してはいるものの、メンテナンスは行われているようで、サビが浮くわけでもなく一見すると状態はよく見えます。 最近、羽田トンネルの大規模修繕のための迂回路として再びこの橋を活用しようとする動きがあり今後が注目されます。
アクセスはあまり良くなく、バスか徒歩。 あるいは森ヶ崎公園にクルマを置いて徒歩などが近いかもしれません。
バスだと京急バス「森ヶ崎」ゆきで終点下車から徒歩かと思われます。 なお、トイレは森ヶ崎海岸公園内にあります。
情...
Read moreここが可動橋になったのは木村プレス工業所と書いてある辺りに造船所があったためです。そこには大型のクレーン船など船高の大きな特殊船舶がしばしば出入りしていました。その造船所も可動橋が作られて僅か数年後に廃業して、以後は無用の長物と化したわけです。 再度動くことがあるかもしれないという話が出ています。私も動いているところは見たことが無いので一度見てみたいものです。
尚、周辺のことをもう少し書いておきます。 今は新呑川河口部分から海岸部にかけて公園になっていますが、以前は堤防部分まですべて大森一中の敷地内でした。ここを通れる道もありませんでした。 建て替えられた大森一中の先代校舎は全国で初の鉄筋コンクリート製防音校舎でした。旧A滑走路が運用されていた当時はほぼ頭の上を離着陸機が通過する状況でした。防音校舎完成前は飛行機が通る度に授業は中断というありさまだったようです。 それよりも更に古く、中学校校舎の東側にあるガラス屋根らしき建物の辺りには戦時中の高射砲陣地跡が存在したとのこと。昭和30年代後半まであったようですが、私...
Read more動いてないけど、可動橋と一目で判ります。
可動橋や転車台といった、これから作られる事が無さそうな動くモノが好きで見て廻っています。都内にも両方あって、転車台は尾久車両センターにありフェンスの隙間から見るとこが出来ます。
で、こちらは可動橋です。都内の可動橋は勝鬨橋が有名ですが、跳ね橋なので普通の橋に見えますがこちらは旋回橋なので船を通せる││のカタチなので接合部分の断面もよく見えます。
道路利用で再度動く事は無さそうですが、壊すなら最後に旋...
Read more