Tokiwaso Park — Attraction in Tokyo

坊やたち勉強ばかりしてないで ちゃあんとマンガは読みなさい

■2020年8月29日 ◆豊島区立トキワ荘 マンガミュージアム ■コロナ禍の真只中で、開館が延期され7月7日に盛大な式典なしでオーブンしたばかりだとか。たまたま都営バスで近くまで来たので、建物だけでも見ておこうと閉館30分前に訪ねました。たまたま入場者数が少なく、予約制のところを予約なしで入場を許可されました。 ■特筆すべきは｢トキワ荘｣の解体時の写真が残っていたため、正確な設計図を起こすことができたそうです。しかし細部については、実際に住んだ漫画家や関係者の記憶に頼る必要があり、あと少し時期が遅れると二度と復元することが不可能になるところでした。地元が一丸になって応援した成果が実ったのです。 ■豊島区の｢郷土史料館｣が池袋駅西口に開館したのは約35年前のこと。早くも｢トキワ荘｣の展示コーナーが存在していました。専門の学芸員の方たちが、来る日も来る日もマンガを読んで研究していました。｢鳥獣戯画｣は国宝になっていましたが、｢北齋漫画｣は指定を受けていません。マンガの原画やアニメのセル画の歴史的な傑作が、もしも100年後に散逸されていたなら、私たちの子孫は辛い思いをすることでしょう。貸本や漫画雑誌についても、系統的な収集と保存が必要だと感じました。 ■1階の内側は、万全の災害対策がなされています。外観に影響しないように、入れ子のようなコンクリート造の企画展示室とマンガラウンジが設置されています。いま活躍している漫画家や劇画家からは、夥しい色紙が届いて展示されています。肉筆だと画力が鮮明に解り、巨匠の域に達している作家が誰なのか、私のような素人の眼でも解るのが不思議です。余計なことを書いてまいました。 ■公園の再整備に眼を向けると、観光バスを駐車できるパーキングと、大型の洗面所などが完成していることに気づきます。公園でもイベントが可能で、手塚フェスとか藤子まつり、赤塚踊りとか開催されると、地元は大変です。またエントランスのアーチは気品が漂う鋳物の作品。やがてアールコミックスとか、アールアニメなどと呼ばれる日が来るのでしょうか。 ■道路は｢トキワ荘通り｣、商店街も｢トキワ荘通り商店街｣、南長崎花咲公園は｢トキワ荘公園｣に名称を変更。バス停はそのままで、アナウンスで紹介しています。 ■都営地下鉄大江戸線｢落合南長崎｣駅のほか、都バスと民営バスで｢目白｣駅や｢中野｣駅にアクセス。欲を言えば区営｢IKE BUS｣の路線が延びたらいいなと感じました。西池袋｢明日館｣や｢江戸川乱歩旧邸｣、要町｢アトリエ村｣や｢豊島区立郷土資料館｣などを定時で巡るようになれば、観光客の利便性が高まるはずです。この｢IKE...

昭和レトロの趣深い建築物。昔のアパートは、殆どこんな感じだった事だろう。トキワ荘の【荘】という漢字も、今は殆ど見かけなくなった。私が学生の頃、昭和(特に戦後20～30年頃)建築のアパートはまだ結構残っていて、荘と云う字が気に入っている私は、トキワ荘ほど古くは無いが、わざわざ荘の字を付けたアパートに入居したものだ。 このアパートの裏手にあるトイレの外観に、ノスタルジーを感じたのは私だけだろうか。2階の張り出したトイレと1階のトイレとは、パイプでつながっている。つまり1階と2階の便槽は一緒なのである。2～3mほどあるパイプによって、排便感と便槽到達音のタイムラグがあり、それは、このブラックホールの深みを感じさせる。かつて住んでいた私の〇〇荘も、この様な構造のトイレであった事を思い出す。 2階の住人は、トイレを使用する時、注意が必要である。一つは、絶対に金隠しのブラックホールの中に、貴重品を落としてはならない事。もう一つは、コバエである。所持品の落下は、まず殆ど見つからないことは、誰しも想像に易いが、コバエとは何か。季節は初夏から晩秋にかけて、トイレにはコバエが猛繁殖する。用を足す前は静かなトイレも、便の落下と共に状況は一変。なんと、ブラックホールの奥底から、無数のコバエが、驚愕の故か、はたまた便を落とした者に対する復讐か、一斉に飛び上がってくるのだ。それは、トイレ内を飛び回り、中には勢い余って我が尻に、ぺしぺしと体当たりするものまで現れる。これを不快に思わないものは居ないだろう。そこで私は一計を案じた。沸騰させたお湯を、大型ペットボトルにたっぷりといれ、それを用を足す前に金隠しとブラックホール内に、まんべんなく撒くのだ。すると、あら不思議、用を足してもヤツラはもう上がってくることは無い。 トキワ荘に住んでいた漫画家たちも、似たような事があったに違いない。さて、先生達は、どのような策を練った...

Great museum. Free entrance unless they have a special expo (which they had when we went there) in which case you may have to pay. In our case it was 500 per person which was still...