雲魚亭(うんぎょてい)は、牛久市の指定文化財で、昭和12年に建てられた木造平屋建ての建物です。この場所は、日本画家小川芋銭がアトリエと居室として使用していました。建物内部には、玄関に続く1室と、南側に3つの和室があり、廊下が周囲を囲んでいます。特に東・西・南側は大きなガラス戸があり、自然光がたっぷりと差し込み、日本画制作に最適な環境でした。
小川芋銭は、明治から昭和初期にかけて活躍した画家で、牛久藩士の長男として生まれました。彼は河童の絵を多く描いたことから「河童の芋銭」として知られています。昭和12年からは雲魚亭に住み、そこで個展の準備や作品制作に取り組みました。しかし、翌年の脳溢血で倒れ、雲魚亭で療養生活を送りながらも、同年12月に亡くなりました。
雲魚亭は、小川芋銭生誕120年記念祭後に遺族から牛久市に寄贈され、現在は小川芋銭記念館として一般公開されています。この建物は、芋銭の芸術的な足跡を感じる場所として、訪れる価値があります。
(牛久市...
Read more牛久沼の伝説、『河童』の石碑です。ユニークな河童の絵が珍しいです。 牛久市のマンホールが『カッパ』なので、何故だろうとググッた末に、たどり着きました(笑)。芋銭先生(河童の芋銭)がよく絵のモチーフにしてたことでも有名になったんですね。牛久沼方向に向かってベンチが並べられていますが、竹林が元気に育ちすぎて、牛久沼が1ミリたりとも見えません(笑)😁💧。一端、伐採して、新しく生えてきたら『タケノコ』のうちに皆で美味しく頂けば、ずっとキレイな牛久沼が見渡せる場...
Read more河童の碑は、良いですよ。結構大きくて、岩の形も良い感じで、この場所に馴染んでいる感じがしました。この石碑の後ろには、樹齢400年の立派なスダジイもあるし、雲魚亭の方に向かえば、お茶屋松やカッパ松という綺麗な松もあります。なお、カッパ松の小話も楽しませてくれますよ。 また、小川芋銭と親交のあった小説家中河与一の歌碑もありますし、ここに足を運べば、牛久沼の河童文化を感じ取ることができると思います。何より、ここからは、牛久沼を見渡せ...
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