口コミでは観光客にあまり評判の良くないっぽい此処羅城門だが、平城宮跡らしい楽しみ方を発見したのでお伝えしよう。 まず、傍にある「来世墓地石鳥居」に行ってみることだ。 気味悪いって?歴史を紐解くと、羅城門は完成直後からこんな感じだったらしいじゃないか。ただしこの周辺は絶対に車で行かないことを強くお勧めする。 次の楽しみは、羅城門を背にして真北方向に行くことだ。自転車か車が良い。 何もないじゃないかって?そうだ、ここは大路跡であって何もない。平城京跡まで、従来ここは広ーい道が通じていたはず。 京都は、既に大路の痕跡が大部分失われているが、此処にはそれが感じられる。 最後に古の復元図を見て、足跡をたどってみよう。
Although Rajomon is not well-reputed by tourists by word of mouth, we have found a way to enjoy the Heijo Palace site. First of all, you should visit the “stone torii (gateway) to the cemetery of the next world. Creepy, you say? History tells us that Rajomon was like this when it was first completed. However, I strongly recommend that you do not go to this area by car. The next fun thing to do is to go directly north with your back to Rajomon. Bicycle or car is better. There is nothing here, right? Yes, there is nothing here but the ruins of a major road. There used to be a wide road leading to the Heijo-kyo Palace site. Kyoto has already lost most of the traces of the main road, but you can feel it here. Finally, let us look at the old reconstruction map and trace the footprints.
Translated with DeepL.com...
Read more羅城門跡を探し訪ね歩いても何もない。 あるのは説明版のみ。 羅城門橋の南30m堤防下(大和郡山市側)に門はあったというが、今は佐保川の青い雑草の中に隠れてしまっている。 1300年の時の流れは佐保川の流路を自然的にも人為的にも大きく変えてしまった。 竣工当時、ここに川などなく、羅城門から朱雀大路のはるか向こうに朱雀門、大極殿、そして大路を行き交う多くの人々が見えたはずだ。 それはなんと壮大な眺めであろう。 しかし巨大門の痕跡は何ひとつ発見されなかったのだろうか? 最近、郡山城の天守石垣が復元整備されたが、野積み石垣の中に一風変わった石がある。 ちょうど逆さ地蔵の左隅の石垣、下から三つの石が他の自然石とは明らかに違う。 その三つが羅城門の礎石なのだ。 こんなところに礎石は生かされ、羅城門の痕跡は残った。 空気の澄んだ快晴の日、今でも羅城門橋から北を望むと朱雀門、大極殿が見える。 我々は今、イマジネーションを働かせ、悠久なる奈良時代にタイムスリップしても面...
Read more羅城門は平城京南側正門である。北端には朱雀門がある。羅城門は都の入口として、南北を貫くメインストリート朱雀の南側正門であった。発掘の結果、羅城門は高架基礎の東側、佐保川西側にあったようだ。この辺りは、奈良市と大和郡山市の境界であり、佐保川は南北に流れている。復元された朱雀門からここ羅城門までは3.7キロであり、平城京の広さを実感した。また、佐保川に東西にかかるバイパスの橋は「羅城門橋」と呼ばれている。芥川龍之介の小説「羅生門」が有名だが、元々は、羅城門だったが時代を経て羅生門になったようだ。ここバイパス高架基礎と羅城門橋中央には、羅城門復元図がある。また羅城門橋東側の羅城門跡公園やイオンモール大和郡山の敷地北西部分には、歌碑や支柱復元模型だけがあり、当時の遺跡は何一...
Read more