Otsuka-Saikachido Archeological Park — Attraction in Yokohama

Ōtsuka-Saikachido Archaeological Park is a historical park within walking distance of Yokohama Municipal Subway’s Center Kita Station, where visitors can explore valuable archaeological sites and buildings from the Yayoi through Edo periods.

Within the park lies the “Ōtsuka Ruins,” the site of a village from the mid-Yayoi period (about 2,200 years ago) where around 100 people once lived. The village features restored pit dwellings, raised-floor warehouses, and wooden bridges, allowing visitors to experience life in ancient times.

Adjacent to this is the “Saikachido Burial Site,” which includes restored square-moat graves and wooden coffins, providing insight into ancient burial practices.

Here, you will also find Tsuzuki Minka-en, where the Old Nagasawa Family Residence has been relocated and preserved. This Edo-period farmhouse, including its main building and stable, is designated as a tangible cultural property by Yokohama City. Throughout the year, various events are held here, making it a vibrant historical site.

Across the road is the Yokohama History Museum, where visitors can learn about the history of Kanagawa Prefecture and Yokohama from ancient times to...

A very pleasant park, well-maintained, with good signage and a jomon village (free to enter). There are reconstructions of the huts as well as some small tumuli. There's also a pleasant, historical, farm house (looked like a hina matsuri going on while I was there. Not sure why there's a giant ape statue on the corner near the entrance to the park, but...

「一体何じゃこりゃ〜！？」ああ何という事でしょう、昭和50年代当時の空撮写真ではキレイに丸く全部残っていた環濠集落なのに（写真参照）、現地に行ったら北の高台は削られ道路に遺跡の半分以上を持っていかれているじゃありませんか。

私はてっきり土塁と空堀で囲まれた城のような環濠集落が、そのままの形で保存されているものと思っていたのですよ。弥生時代の日本で最も初期の段階の「城」とも言える貴重なもので、お城大好き人間の私は楽しみにしていただけに、現地での絶望ぶりをご想像下さい（笑）。

罪滅ぼしのつもりか（ならねぇよ！怒）残された南側3分の1は、実に良く復元整備され、当時の様子を想像する助けとなってくれます。 城として防御構造を見ていくと非常に奇妙な点がありまして・・。これは九州の吉野ヶ里遺跡でも同様なのですが、堀を削ってその土を土塁として横に盛り上げ、その上に木柵を設けてあるのですが、なぜか空堀が土塁の外側ではなく内側に位置しているのです。

これじゃ敵の侵攻の妨害物とはならず、逆に味方の行動を制限しまうような気がしますが・・・戦闘の方法が今とは根本的に異なっていたのでしょうか。手間は同じなのに外側にしなかった理由が良く分かりません。

弥生時代になって農耕が始まると富の蓄積が可能となり、採集経済の縄文時代にはほとんど無かった大規模な闘争が起こるようになります。ある意味、狩猟民より農耕民の方が凶暴なんですよ。戦争を「発明」「進化」させたのは間違いなく農耕民です。

農耕に必要な水利権の争いなど紛争内容は長期で複雑なものとなり、外交交渉等のルールも確立していないので力ずくで「解決」したのでしょう。農耕民は組織化・共通意識の面で戦争に適した集団であったことも、それを助けました。 ここも、かなり激しい闘争の場になっていたらしく、集落が丸ごと二度も焼けたような痕跡があるのだそうです。弥生時代は平和からは程遠い物騒な時代だったんですね、ほとんど「北斗の拳」の世界です（笑）。

それにしても丹念な発掘調査により「資料」として残されてはいますが、失われた遺構は二度と戻っては来ません。当時は遺跡の保護より住宅地開発と利便性が重視される時代であったのは分かってはいます、しかし今だったら費用はかかってもトンネル方式に変更されて保存されていたんでしょうけどね、残念！。

それでも関東では超貴重な環濠集落遺跡ではあるので、...