ムコウガワセイメンジョ — Restaurant in Amagasaki

2025年8月オープン。 「ムコウガワ製麺所」さん。 大阪天満の「ストライク軒」のオーナーが新たに作られた店舗のようです。 営業時間は7:00から売切れまで。 なんとも型破りなラーメン屋さんです。

その名の通り製麺所の傍でラーメンを提供しているようなお店で、注文はQRコードを読み込んで電子マネーで決済。そして、表示されたQRコードを機械にかざして発券します。 そして、ラーメンの提供以外はセルフスタイル。 独創的にも思えますが、よく考えれば私が以前住んでいた香川県のうどん屋さんではよくあるスタイルです。 こんなラーメン屋さんがあっても面白い。

注文したのは「特製熱いのん大(1500円)」。 「熱いのん」というザックリ感が堪らなく好きです。この商品名の謎は後で判明しました。

10分ほどでラーメンが提供。 箸、れんげ、お冷などももちろん自分で準備します。 ここで店主が説明をしてくれました。 「今日の麺は『情熱のちから』っていう小麦粉を使ってます。スープは･･･」。 と言う事はですよ、当然ですがいつも同じ物を提供しているわけではないと言う事です。 オーナーの実験をするラボ的な店舗と考えた方が良いのでしょうか。

ともあれ、まずはスープを一口。 本当に澄んだ味のスープです。 ベースは鶏ですが、鶏肉ではなく骨から出た旨みを強く感じます。 濁りのない、余計な物を極力排除した味がします。 醤油の色は濃いめですが、こちらも塩味が尖る事なく円やかな味わいです。

麺は中細、やや平打ちの形状です。 啜ると分かりますが、噛まずに飲み込めそうな滑らかさ。 おそらく、卵などが入っていない純粋に小麦粉だけの麺だと思います。 素性としてはうどんの麺に近いかも知れません。 余計な匂いがしないのでスープの繊細な味を損なう事がなく、バランスがよく考えられていると感じました。

具は鶏チャーシュー、豚のチャーシュー、ゆで卵、ワカメ、海苔など。 鶏チャーシューは低温でゆっくりと火を入れた事がわかる柔らかな食感。 対して豚は肩ロースのような部位でしっかりと歯応えを感じます。 肉厚なワカメは歯触りが良く、仄かな磯の香りがこの一杯のアクセントになっていると感じました。

また、麺を「大盛」にしたのですが、麺が伸びやすいという理由で「替玉」で対応していただきました。 美味しく食べて欲しいと言うだけで、面倒を厭わないオーナーの姿勢にこの店の特徴が現れているように感じました。

いただいた後は片付けなどもセルフです。 食器を下げた際にオーナーに「美味しかったです」と伝えたら、返ってきたのは屈託のない笑顔でした。 この人は、本当に美味しい物を食べてもらう事に喜びを感じる純粋無垢な人なんだと思います。 また、いろいろ探求して美味いラーメン食べさせて下さい。

それでは...

初めての方は店内にて注文用QRカードを頂き、クレジット決済するかたはこちらから登録します。

この注文QRカードは次回からはお店に行く前に注文準備 登録を行うことが出来ます。（事前注文後は当日のみ利用可能） PayPay、クレジット決済を行うとお店で注文完了するためのQRコードが発行され、そちらを店内端末にてスキャンして注文完了となります。

店内はほぼセルフとなってまして、QRにて注文後レシートが発券されますので、店内にある丼ばちを自分で選びレシートと共にお店の方に渡してあとは着井を待つスタイルとなります。

丼ばちは温かいのん冷たいのんで使いわけるみたいなので棚に貼っている案内シール参照にて お水、箸、レンゲなどは各自でお取り下さい QR読み取り機器の左側に備え付けられてます。

お店はイベントとかで営業時間も変わる場合ありますの...

甲子園球場にあったストライク軒が 武庫川（阪神電車高架下）に移ってきた 店内奥に製麺室もある まだオープン間もないけど、色々魅力的 自家製麺が美味しい キャッシュレス決済スマホからできる 朝の7:00から開店で朝にラーメン食べられる 丼鉢が選べる

私は特製熱いのん並（130g）1,200円を注文

海苔が3枚・チャーシューゴロゴロたっぷり 細メンマ、煮玉子丸々1個分 スープもマイルドな醤油系 美味しかったです

来週あたりから冷たい...