日曜日の10:10頃に到着。店前の待ち客は既に3人。お店のすぐ北側にコインパーキングもあり車での訪問も楽。
列は次第に伸びて10人近くになった10:15頃にシャッターが開きご店主と思しき男性が「どうぞ中へ」と。本来土日は10:30オープンの筈なのだけど異常に暑い日だったのでご店主が気の毒に感じて早めにオープンされたらしい。
入口すぐ左側に券売機。今回は初訪問という事もあって券売機最上段の「潮豚骨UMIチャーシューメン(1400円)」と「ニクごはん(300円)」を購入。大盛りはまだ提供を始められていない様子。店内はカウンター席のみで10席。
気遣いの行き届いているお店らしく中待ち席も5席用意されており、満席の際はこちらに座って店内で待つことが出来るらしい。券売機横にはカバン入れのカゴも用意されておられる。
カウンター席にはピッチャーに入ったお水とコップ。各種味変アイテムが(山椒や胡椒、ニンニク、唐辛子といった定番に加えて面白い事に旨味調味料まで用意されている)
席について食券を渡してから提供までは20分ほどを要したのだけど、どうもこれお店を早めに開けたせいか仕込みが残っておられたらしく2ロット目(1ロット5人)からは10分ほどで提供されていた模様。
スープを一口啜って勝利を確信。ご店主が家系の店で修業されていたと伺い「塩気が強過ぎたら困るなあ」と思っていたのだけど、豚骨と魚介(たぶん鯖節か貝類?)のWスープによる多重構造の風味がたっぷりと詰め込まれたトロみのあるスープは奥深さが半端ない。
麺も加水率が高めのモチモチした太目のものでこれがまた旨味たっぷりの麺に負けず全てをガッチリ受け止めている。
トッピングはチャーシュー(たぶんバラとロース?)にメンマ、ナルト、刻みネギに岩海苔。岩海苔の風味がまたこの魚介強めのスープによく合う。
ニクごはんは角切りのチャーシューにネギ、沢庵漬けがのったご飯でラーメンのスープを掛けて食べると大変ジャンキーで満足感が高かった。
食べ終えたらカウンターの受け渡し口に食器を上げて帰るのがこの店のハウスルール。帰り際にご店主がニコニコと「いかがでしたか?」と仰るので「最高でした」と残して退店。最後まで愛想の良いご店主であった。
追記 日曜日の10:05着。既に待ち列は伸びて9人目。10:15にご店主が券売機のスイッチを入れ10:20には店内へご案内開始。
先日頂いた潮豚骨UMIが大変美味しかったので今回は「醤油豚骨YAMAチャーシューメンの煮卵入り(1400円)」をベースに、提供が開始された「大盛り(150円)」、「海苔増し(150円)」、サイドメニューで「ダシごはん(200円)」を購入。
相変わらず5人=1ロット=10分での調理で2ロット目という事もあり食券回収からきっちり20分で提供。
スープの色はUMIより更に濃く「家系みたいな味かな?」と思いながら啜ったがこれが全く別路線。家系にありがちな塩味のカドが立った部分が無く、むしろ仄かな甘みすら感じさせるトロトロに煮込まれた豚骨スープの旨味が前面に出ている。
そしてこのスープが太めのモチモチ麺に絡むと一口啜る度に脳から危ないクスリでもキメたかのような汁が溢れる。「もうずっとこのスープだけ啜っていたい」となってしまう……中毒性の高い味である。
トッピングはほうれん草や大判の海苔がどこか家系っぽい。追加トッピングで6枚になった海苔を上述の中毒スープに浸してネギと高菜がまぶされたダシごはんを巻いて食べるとギンギンにキマった感が。
こんなキメキメの状態に脂っこさたっぷりのバラチャーシューのコッテリ感が加わって頭の中はもうジャンキーモードでトリップに突入。気が付けば完食していたが、これは危険極まりないメニューだ。
ただ、酷暑の季節だと入口側のカウンター席は外からの熱風がもろに吹き込んでくるので大汗をかきながら食べる羽目になる……トリップ状態に至ってしまえば暑さもどこかへ吹っ飛ぶが、待っている...
Read moreはいはーい、ラーメンの時間ですよ🍜
【関西ラーメン新店巡り】 《猿でもわかるわ 》 『潮豚骨ラーメンUMI(半熟煮玉子入り) 1,100円』
7/6、尼崎に期待の新店がオープン! その名も《猿でもわかるわ》さん! な、なんというネーミング!たしかに猿でもわかるインパクトある屋号です(笑) 以前訪問し、家系ラーメンの美味しさや素晴らしいコスパ、そしてホスピタリティに感銘を受けた関大前の《武双家》さん。そこで店長として活躍していた安子店主が独立開業! ここは絶対行きたい!ということで仕事終わりに訪問。 雨降りしきる中途切れない外待ちの列。 最後尾に接続し、しばらく待って店内に。 ラーメンは『潮豚骨ラーメンUMI』と『醤油豚骨ラーメンYAMA』の2種類。券売機前で悩んだ末に『潮豚骨ラーメンUMI(半熟煮玉子入り)』をポチり。 しばし中待ちの後カウンターに着席。 ふと見ると、麺箱には「心の味食品」の文字! 関西で扱っている店舗はひと握りの、千葉県松戸の名店《中蕎麦とみ田》さん系列の製麺所から直送というこだわりぶり。 これは期待度大! 楽しみに待っていると着丼〜🍜
【ビジュアル】 豚骨の香り漂う中提供された、茶色く濁った豚骨スープのシンプルな一杯。
【スープ】 まずはスープを… おーーーー! 臭みのない豚骨の旨味に、魚介の優しい風味で全体的にまろやかな味わいに仕上がっています。 家系のようなガツンとくるスープをイメージしていたものの、いい意味で裏切られました! UMIのスープには胡椒が合うということで、胡椒やニンニクで味変するも、品の良さはしっかり健在。卓上には他にも山椒や酢などの味変アイテムが揃っているんですが、その中でも目を引くのが「旨味」と書かれた白い粉。そう、うま味調味料まで置いてます!!(笑) せっかくなので少し投入、そりゃ更に美味しくはなりますけど、ベースのスープがやっぱり好きかな。
【麺】 麺は先程も触れた「心の味食品」のややウェーブがかった中太麺。 啜ると、なかなかないもちもち食感と風味の良さが心地よいんです。 またスープとの馴染みもすごくいい感じ。
【トッピング】 豚バラチャーシューは柔らかくてとろとろ。 バラ海苔は少しずつほぐしながら食べるとこれがまたいい味変になってます。
気付けば完食完汁〜 ほんと美味しかった! ご馳走さまでした。😋
「ごはんに合うラーメン」がコンセプトのようでみなさん頼んでいたのが『ニクごはん』。 これがまためちゃくちゃ美味しそうだったので次は『醤油豚骨ラーメンYAMA』と『ニクごはん』セットで頼みます!! ラーメンの美味しさもさることながら、やはり感心させられたのは安子店主がお客さん一人一人にきちんと丁寧にお話される点。 武双家の時もこの点に惹かれましたが、オープン間もない行列店でこの対応、なかなかできることではありませんね。やはり素晴らしい。 そんな《猿でもわかる》さん、気になった方はぜひ行ってみてくださいね〜
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 【店舗データ】 【店名】猿でもわかるわ 【住所】兵庫県尼崎市立花町2-2-2 【営業時間】 平日11:00 - 15:00、17:00 - 21:00 土日10:30 -...
Read more2025.7 オープンから1週間近く経っての初訪問です。以前虎と龍のあった場所になります。初日以降かなりの並びで、平日の夜ご飯時も店の外まで並んでいましたが、本日金曜日はカウンター10席は埋まっていましたが待ちは無しでした。券売機で食券を買うとお店の方がにこやかに店の中の待ち席(5席あり)に案内してくれます。程なくカウンターが空き着席。 ラーメンは塩と醤油豚骨があり、醤油豚骨と、定番の白ご飯(中)を注文。見た目は海苔やほうれん草の乗る家系、白ご飯には漬物も添えられています。テーブルには各種調味料があり、豚骨醤油には山椒を勧められました。麺は中太麺。家系では良くありがちなプリッとした麺でスープに良くあっています。チャーシューは脂身の割合が程よくやや噛み応えのある味のあるもの。トッピングで岩海苔も乗っていますね。スープですが、いわゆる醤油豚骨で割とアッサリしています。家系と考えて食べると拍子抜けするかもしれません。結果としては女性やガッツリのラーメンファン以外の人にも食べやすく良いのではないでしょうか。まろやかです。 正直、ラーメントータルで美味しいのですが尖っている部分がない、悪く言えば特徴の少ないラーメンに感じました。お勧めされた山椒を掛けたところ味に印象が出て、スープの特徴が際立って美味しく頂けました。 店主さんは関西の有名店出身らしく、他のお客さんとの会話からその店の常連さんが多数来ているようです。この方々は美味しい美味しいと食べていましたので、味に馴染みのある方にはとても美味しく食べられるラーメンなのだと思います。次回は塩を食べてみようと思います。
2025.7...
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