東川口駅から徒歩10分。定期訪問しているKAMへひさしぶりの再訪。幼馴染のふたりではじめた古民家フレンチレストランです。実家よりも実家感がある外観。アンティーク家具や食器、カトラリーなど、お店を構成する一つ一つも素敵。「ただいま!」って言いたくなる温かみのある空間と美味しいお料理にいつも癒される、大切な人と来たいお店です♡
ディナーコース(13000円) ▫️アミューズブーシュ ・万願寺とうがらしと木苺のアイスクリーム 赤ピーマンマリネ、レモンマリーゴールド ・落花生最中 ブラウンバタークリームと地鶏のムース ・飴色玉ねぎのキッシュ ニラの花、パルミジャーノレッジャーノ ・カヌレサレ グリーンオリーブとハーブ、サワークリーム
▫️湯だねカンパーニュ ▫️味噌と胡桃のパン(中種法) ▫️本日のバター 海苔と塩麹のホイップバター ▫️ローズマリーのフォカッチャ
▫️自家製燻製リコッタチーズ 八角、スターアニス、オリーブオイル ヒッコリーの燻製
▫️鱧のベニエ トマト、聖護院かぶ、温州みかん エストラゴンビネガーで味付けした マッシュルームペースト
▫️パテドカンパーニュ 豚、地鶏、鴨、ラード 野菜のマリネ、ローゼルの実、マスタード
▫️クレープボナシエンヌ 虹鱒、白ワイン蒸しムール貝 白ワインソース、レモンタイム
▫️武州和牛ランボソのロースト 和栗ブイヨンとバター 貴腐ワイン、赤葡萄セミドライ
▫️いちじくタルト仕立て いちじくの葉の香りクランブル 冷凍したいちじくを削ったもの
▫️シブーストブリュレ風 ルバーブコンポート
ノンアルコールペアリング(6500円) ▫️ホエーと桃 ▫️柑橘の皮(コブミカン)と胡椒 ▫️小玉すいかとレモングラス 三年熟成の唐辛子 ▫️赤と黒のぶどう、柑橘で発酵 ▫️カルダモンと金木犀を漬けたはちみつ 白葡萄、マスカット ▫️自家製ノンアルコールビールとフランボワーズ ▫️摘みたてハーブティー アップルミント、レモングラス、ローリエ
お店のお庭にある畑で採れた新鮮なお野菜や、ハーブを使ったお料理がいただけるのも魅力のひとつ。はじめは見た目もかわいいアミューズブーシュたちから♡ アミューズブーシュのなかでは特にお店のスペシャリテのひとつ『飴色玉ねぎのキッシュ』が大好きで毎回楽しみ。とろとろに煮詰められた飴色玉ねぎが詰まったタルトにたっぷりのパルミジャーノ、これが美味しいんだよなあ。
自家製のパンもおいしくて、しかも3種類もいただけるのでパン好き大歓喜!湯だねカンパーニュ、味噌と胡桃のパン、そして大大大好きなローズマリーのフォカッチャ♡ お店についてから焼き上げてくれるフォカッチャは外カリカリ、中ふわっふわに仕上がっていて、チーズとたまねぎで少しとろっとした食感も。ほんとにおいしくて大好き。
もうひとつのスペシャリテの『自家製リコッタチーズ』は、ヒッコリーの燻製やスターアニス、八角で香り付けされていて、メレンゲの程よい甘みと、割ったときに中から流れ出てくるオリーブオイルとのバランスが秀逸。KAMでしか食べられない特別なお料理でこちらも大好きです。
鱧のベニエ、パテドカンパーニュ、虹鱒とムール貝を合わせたクレープボナシエンヌなどメインの前もたくさんお料理がいただけてくいしんぼう万歳!メインの武州和牛ランボソのローストもミディアムレアな火入れとソースがおいしくて、コース後半でもぺろりと完食しちゃいました。
デザートもいつもおいしくて楽しみのひとつ。いちじくのタルト仕立てと、シブーストブリュレ風のしっかりしたデザートが2種類も出てきて幸せだったぁ。埼玉から引っ越しておうちからは遠くなっちゃったけど、また来年も好きな人たち連れ...
Read more【Restaurant...
Read more週末の12時に予約をして来訪。 外観は一軒家で表札がないと通り過ぎてしまいそう。 玄関までの小道の脇には畑やハーブ園がありとてもナチュラル。 一日2組限定らしく予約は早めに取るのが良さそう。
頼んだもの ・コース ・ペアリング
コースの内容 ・フィンガーフード4種 黄色いビーツを使用したもの 飴色玉ねぎとチーズを使用したもの オリーブのマドレーヌ 生ハムと落花生 焦がしバタームース
・カンパーニュ とうもろこし麹バター付 ・ローズマリーのフォカッチャ
・自家製リコッタチーズ ねっとりとした食感のチーズにサクサクとした卵白と砂糖で焼いたものがのせてあり、スイーツ感覚でいただける逸品。
・洋梨と鯖、カリフラワーの逸品。 透明なトマトゼリーが載せてあり、 一口食べると透明なのにトマトの風味がしっかりと感じられる。鯖と洋梨のマリアージュに感動。 ワインヴィネガーもアクセントになってる。
・鶏のビスク 軟骨で香りを出してからミキサーで裏漉し マッシュルーム、百合根、むかご、オレガノが入っている。仕上げにコーヒー泡をのせた逸品。 とても滑らかなスープで鶏の旨みがダイレクトに伝わる。コーヒーのほろ苦い香りがスープの味を邪魔せずにむしろ馴染んでいることに驚き。
・オナガダイの蒸し料理 レモングラスとライムを効かせた逸品。 埼玉のお米を使用したリゾットが敷かれている。上には蛤の出汁の泡がのせられている。 レモンマリーゴールドや柑橘の皮をアクセントになっている。
・鹿のランプ 紫キャベツととシェリーヴィネガーを使用したソースにたっぷりの栗が散らされた逸品。 野生の鹿の風味を感じつつ、しっとりとした赤身。
・かぼちゃのスフレ ほっくりと優しい甘さのカボチャを使用されていて 中はしゅわしゅわとした軽い口当たり。
・チョコレートアイス 水とチョコレートだけで作られたアイスで スプーンを入れた時の滑らかさとチョコレートの味を存分に楽しめる逸品。
ペアリングはノンアルコールもあり、ハーブや庭で採れた野菜や果実を使用したドリンクで構成されていて、ここでしかいただけないメニューが多かった印象。
アルコールのペアリングはシャンパンから始まり、貴腐ワイン、白ワイン、赤ワインetc...
貴腐ワインは大きなグラスで香りを楽しめる。 他のワインより原価が高いこともあってかペアリングで提供されると他のワインがしっかりといただけるだけに、こちらだけ少量でしか注がれてないように感じ、量の差に少し驚く。
BGMが少し音量大きめで、曲が穏やかな曲調からへビーメタルっぽい音楽に変わることがあったり、プツプツと音楽が切れたりしたのが人によっては気になるかも。
とはいえお料理はどれもここでしか食べられないようなものが多くとても良い経験でした。...
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