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Kuromon — Restaurant in Kitakyushu

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Kuromon
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麺屋軌跡 北九州店(鯛塩ラーメン専門店)
3 Chome-1-5 Aobadaiminami, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0142, Japan
中華菜館金福
Japan, 〒808-0133 Fukuoka, Kitakyushu, Wakamatsu Ward, Otorii, 462-1 金福
Masumoto Wakamatsuotoriiten
460ー4 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
若松 太閤らーめん
518-1 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
東龍軒 大鳥居店
303 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
大阪王将 北九州若松店
164-1 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
Sushiro Wakamatsu Otorii
147-1 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
焼肉福ちゃん ひびきの本店
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Yakiniku King
169-1 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
Rai Rai Tei
126-1 Otorii, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0133, Japan
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Kuromon things to do, attractions, restaurants, events info and trip planning
Kuromon
JapanFukuoka PrefectureKitakyushuKuromon

Basic Info

Kuromon

3 Chome-1-5 Aobadaiminami, Wakamatsu Ward, Kitakyushu, Fukuoka 808-0142, Japan
4.0(430)$$$$
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attractions: , restaurants: 麺屋軌跡 北九州店(鯛塩ラーメン専門店), 中華菜館金福, Masumoto Wakamatsuotoriiten, 若松 太閤らーめん, 東龍軒 大鳥居店, 大阪王将 北九州若松店, Sushiro Wakamatsu Otorii, 焼肉福ちゃん ひびきの本店, Yakiniku King, Rai Rai Tei
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ロース 120g
ヒレ 90g
チキン 120g
冷し麺
焼き海苔
初摘みの一番海苔を丁寧に焼き上げた

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4.5

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中華菜館金福

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4.0

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Masumoto Wakamatsuotoriiten

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若松 太閤らーめん

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3.8

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Reviews of Kuromon

4.0
(430)
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4.0
38w

【 総評 】 無茶苦茶な言い方をすると、豚骨で出汁を取った塩ラーメン そのくらいクリアで雑味がない(旨みはある)

一般的な豚骨スープは、豚の油分が乳化することで白濁し、独特のコクと濃厚さを生み出している。いわゆる「水中油滴型エマルジョン」だ。 黒門ラーメンは、この水分中の油滴含有量が低い。このため白濁度も低く、豚骨スープとしては透明度が高い。

クリア豚骨と呼ぶむきもあるらしいが、頷けるところだ。 呼び戻し系豚骨ラーメンの臭いにまみれて育ってきた世代からすると、隔世の感すらある。

【 ラーメンの具 】 きっちり処理された新鮮なもやし、丁寧にカットされたチャーシュー(見事に厚みが均一)。極細ネギのカットにも粗さが見られない。メンマは細く切ってある。 なぜネギが細かいのか、メンマが細いのか、すぐには判らなかったが、これはラーメンとしての全体の統一感とバランスを優先させているように感じた。 「ラーメンの具は、あくまでも脇役で引き立て役」と言っているように感じた。

丁寧に作られた料理を前にすると、自然と頭が下がる気持ちになるのだが、ラーメンでこのような心持ちになることは珍しい。 北九州市にこのようなラーメン店が在って、実に嬉しい。

【 客層が味を語る 】 客層は、遠方から車で訪店したラーメン好きの方がほとんどのようだったが、なぜか高齢者の割合が多かった。 行列のできるラーメン人気店は、たいがい若くて威勢の良さそうなあんちゃん達が並んでいるものだが、ここは若年層が少なく、逆に中高年が多い。 なぜだろうと思ったが、食べ終わった後で、ようやくわかった。

豚骨ラーメンなのに油の濃度が控えめでギトギト感がない。スープがすっと喉を通る。胃にもたれないから、中高年でもおいしく食べられわけだ。なるほど、胃は嘘をつけない。

若い人であれば、豚骨ラーメンを食べた後に胃が持たれることはないだろうが、年を重ねてくるとそうもいかなくなる。 焼き肉が何枚も食べられなくなってきた世代にとっては、とてもありがたい、楽しめるラーメンだ。

逆に、若い世代にとっては、これのどこが良いのか、理解できない人がいてもおかしくはない。コクの濃厚さで勝負するタイプのラーメンではないからだ。

【 待ち時間 】 平日の11時半に到着したが、氏名シートの記入欄は2枚目になっていた。その時の未案内人数は10人ほど、おおよそ20分ほどで案内となった。駐車場の車内で待っている間にも、後から次々と車がやって来る。さすがは人気店。

【 おすすめの駐車場所 】 おすすめの駐車スペースは、入って右手奥のやや手前あたり。ここに駐車すれば。店先の様子が車内からもよく見える。お客さんの出入り人数が判るので、残りの待ち人数も計算できる。 自分の番が近づいたら、車内から出て店の前に移動すれば、案内までがスムーズだ。

【 調理・接客...

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3y

ルーツは2004年に惜しまれつつ閉店した八幡東区の名店「黒木」。 現店主が黒木の店主にラーメン教わって「黒門」を2003年に遠賀町島門で開業。その後現在の若松区青葉台に移転しました。最近メディアに取り上げられる機会が多いので気軽に行けなくなりました。これ以上お客が増えたらパンクするのでは?

北九州の有名店として地位を確立してるので週末は家族連れも多くて結構待ちます。以前は平日に行くと割とスムーズに入店できましたが現在はいつ行っても待つようになりました。

ラーメンのジャンルとしては最近流行ってるクリア系とか淡麗系の豚骨ラーメンと言われるタイプですが、元は屋台系のアッサリラーメンを洗練して今に至ります。歴史の長さから言って草分け的なお店です。

豚骨臭はあまり無く、鶏油の香りが立っています。継ぎ足しではなくて使い切りのフレッシュスープ。塩豚骨と言ってもいいかも。 塩分濃度はそんなに高く無いけどキリっとエッジがあり非常にバランスの良いスープという印象。人によってはアッサリと感じるかもです。 個人的にはクリア系豚骨では一番好きです。

簡単に言うとこちらのラーメンの旨味は脂肪分や醤油で表現していません。化学調味料はそれなりに入ってますが許容範囲。

ここからこのお店の歴史についてですが、長いので興味が無い方はスルーしてください。

こちらの元祖の「黒木」はミステリアスなお店でした。常連客が店主の名字「黒木」で呼んでいただけで「ラーメン」の暖簾以外は店名を示す物は何もない10席くらいのお店でした。住宅街の一角に毎日行列が出来ていてまるで飯塚の有名店「来来」みたいな雰囲気でした。

晩年は1日60杯限定、日曜日休み。メニューはラーメンとおにぎり、だけ。大盛りすらナシ。早いときには12時30分には閉店。スパルタンな店でした。遠方から来るお客さんにはハードルが高かったと思います。 屋台発祥で50年営業してたそうですが、あまりにも地味すぎて超有名になったのは晩年の10年くらいだったのではないでしょうか。

私は会社が近かったので5~6回ほど食べることが出来て幸運でした。

こちらの「黒門」は正確には「黒木」のお弟子さんでは無く常連さんの1人で「黒木さんは弟子を取らなかったので頼み込んで教えてもらった」と遠賀時代に店主が話してくれました。

両者を知ってる私の感想としてはラーメンのビジュアルはほぼ同じ。 「黒木」は最初から辛くなるくらい胡椒をドバッと振りかけて提供していましたが、黒門はそれを廃止。モヤシのヒゲは黒木さんはそのままで黒門さん丁寧に処理してます。それくらいかな。具材の構成に差異はありません。

麺も同じだと思います。 デフォルトでやや柔め。 硬めでも美味しい。 まぁ、どちらでも美味しいです。

スープのテイストは抽象的ですが黒木さんの方が繊細でアッサリ。黒門さんは角がキリっとして輪郭がハッキリしています。胡椒を多めに振って食べるのがオリジナルな食べ方です。トッピングの海苔は黒門さんからのアイデアです。 接客については大将はピリピリしてますが基本的にお客さんをとても大事にし...

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4.0
3y

テレビで見て、ここがうわさの黒門ラーメンかぁと思いながら、順番待ちの名前を書いて、車の中で待機しました。いつきてもいっぱい並んでいてけっこうな待ち時間があります。今日で来てみたのは四回目ですが、時間に余裕があるときしか、待てないので、初めて食べることになります。11時40分過ぎに来て中に入れたのは12時15分くらいでした。

ここのサイトで予備知識を入れて来ていたので、うっかりスマホとかをみないように気を使いました。写真撮影は、大丈夫みたいです。 ラーメンしかないので、何になさいますかと聞かれ、ラーメンと答えるしかありません。 そしたら、おにぎりはいかがですかと言われたので、じゃあおにぎりもと答えました。 本当はおにぎりはどんなシーンでも食べませんが、進められたら断れません。そのあと、他のお客さんがおにぎりと焼き海苔を頼んでいました。あ、のり!忘れてた!と急いで焼き海苔も追加しました。

さきにおにぎりと焼きのりが出され、お腹空いていたので、すぐに食べました。どんなふうにして食べるのか、周りをキョロキョロ見回しおにぎりの食べ方を探りました。なんと、普通の海苔巻きにして食べていました。 私がビビりすぎていました。 真似して、正方形の佐賀の焼き海苔におにぎりを乗せて、巻いて実食! 白ごはんのきわだった粒感、!素晴らしい塩加減。 白おにぎりでこんな感動が来ようとは想像だにしていませんでした。 まだ、ラーメンも食べていないのに。

いよいよ、うわさのラーメン登場!カウンター前からの提供ではなく、後ろに回って背面からの提供でした。 見た目は、みなさんの投稿どおり チャーシュー2枚、メンマ、ほっそいもやし ほっそいもやしに再感動。きれいに整えていて、ちょうど良いしなやかさとシャキット感。麺は細麺。 スープは、リピーターを離さない飽きのこない、スッキリしたもの。 なんだか、むかーし昔、母が作ってくれたあっさりした料亭の最後に出てくる小さな麺類の椀を思い出しました。 懐かしい味は、あっさりしているようなのに、麺に絡む塩分はエッジが効いてるし、なんとも表現しずらいものでした。 塩分の濃さを感じないので、食後に飲む水がガブガブした感じにならなかったのは、旨味成分の濃度なんだろうなって勝手に思っています。 意地張ってもう行かないって書きたかったけど、、、リピーターになるトラ...

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月寅次郎月寅次郎
【 総評 】 無茶苦茶な言い方をすると、豚骨で出汁を取った塩ラーメン そのくらいクリアで雑味がない(旨みはある) 一般的な豚骨スープは、豚の油分が乳化することで白濁し、独特のコクと濃厚さを生み出している。いわゆる「水中油滴型エマルジョン」だ。 黒門ラーメンは、この水分中の油滴含有量が低い。このため白濁度も低く、豚骨スープとしては透明度が高い。 クリア豚骨と呼ぶむきもあるらしいが、頷けるところだ。 呼び戻し系豚骨ラーメンの臭いにまみれて育ってきた世代からすると、隔世の感すらある。 【 ラーメンの具 】 きっちり処理された新鮮なもやし、丁寧にカットされたチャーシュー(見事に厚みが均一)。極細ネギのカットにも粗さが見られない。メンマは細く切ってある。 なぜネギが細かいのか、メンマが細いのか、すぐには判らなかったが、これはラーメンとしての全体の統一感とバランスを優先させているように感じた。 「ラーメンの具は、あくまでも脇役で引き立て役」と言っているように感じた。 丁寧に作られた料理を前にすると、自然と頭が下がる気持ちになるのだが、ラーメンでこのような心持ちになることは珍しい。 北九州市にこのようなラーメン店が在って、実に嬉しい。 【 客層が味を語る 】 客層は、遠方から車で訪店したラーメン好きの方がほとんどのようだったが、なぜか高齢者の割合が多かった。 行列のできるラーメン人気店は、たいがい若くて威勢の良さそうなあんちゃん達が並んでいるものだが、ここは若年層が少なく、逆に中高年が多い。 なぜだろうと思ったが、食べ終わった後で、ようやくわかった。 豚骨ラーメンなのに油の濃度が控えめでギトギト感がない。スープがすっと喉を通る。胃にもたれないから、中高年でもおいしく食べられわけだ。なるほど、胃は嘘をつけない。 若い人であれば、豚骨ラーメンを食べた後に胃が持たれることはないだろうが、年を重ねてくるとそうもいかなくなる。 焼き肉が何枚も食べられなくなってきた世代にとっては、とてもありがたい、楽しめるラーメンだ。 逆に、若い世代にとっては、これのどこが良いのか、理解できない人がいてもおかしくはない。コクの濃厚さで勝負するタイプのラーメンではないからだ。 【 待ち時間 】 平日の11時半に到着したが、氏名シートの記入欄は2枚目になっていた。その時の未案内人数は10人ほど、おおよそ20分ほどで案内となった。駐車場の車内で待っている間にも、後から次々と車がやって来る。さすがは人気店。 【 おすすめの駐車場所 】 おすすめの駐車スペースは、入って右手奥のやや手前あたり。ここに駐車すれば。店先の様子が車内からもよく見える。お客さんの出入り人数が判るので、残りの待ち人数も計算できる。 自分の番が近づいたら、車内から出て店の前に移動すれば、案内までがスムーズだ。 【 調理・接客 】 オペーレーションを見ていると、店主は寡黙に、黙々とラーメンを作っている。丁寧に作っているのは、見ていてよく判る。 世の中には、「いらっしゃーませー!!」の声をことさらに張り上げ、威勢の良さが耳に刺さるラーメン屋も多い。しかしながら、トーンを抑えて静かに接客してくれるのは実にありがたい。落ち着いてラーメンが食べられるからだ。 客の誘導も、席が空いたらすぐに入れるのではなく、ラーメンを作るスピードに合わせて、席への誘導を上手にこなしている印象を受けた。 なお、店主には無駄な動きがないが、視線にもぶれがない。茹でている麺、盛りつけ中の丼、そういった調理対象から目を離さない。調理への集中度が高い。 一方で、調理に集中しながらも、店内状況をしっかり把握していることもよく分かる。 こちらが調理の様子をしげしげと観察していることも、恐らく分かっているはずだ(嫌な客だよね) 一度だけ、店主が視線を上げたことがあったが、それは支払いを済ませ、礼を告げた時だった。 その時だけは、顔を上げて視線を合わせ、まっすぐにこちらを見てきた。 そう、本当においしかったかどうかは、表情に出るのだよ。
A6 NatsuA6 Natsu
ルーツは2004年に惜しまれつつ閉店した八幡東区の名店「黒木」。 現店主が黒木の店主にラーメン教わって「黒門」を2003年に遠賀町島門で開業。その後現在の若松区青葉台に移転しました。最近メディアに取り上げられる機会が多いので気軽に行けなくなりました。これ以上お客が増えたらパンクするのでは? 北九州の有名店として地位を確立してるので週末は家族連れも多くて結構待ちます。以前は平日に行くと割とスムーズに入店できましたが現在はいつ行っても待つようになりました。 ラーメンのジャンルとしては最近流行ってるクリア系とか淡麗系の豚骨ラーメンと言われるタイプですが、元は屋台系のアッサリラーメンを洗練して今に至ります。歴史の長さから言って草分け的なお店です。 豚骨臭はあまり無く、鶏油の香りが立っています。継ぎ足しではなくて使い切りのフレッシュスープ。塩豚骨と言ってもいいかも。 塩分濃度はそんなに高く無いけどキリっとエッジがあり非常にバランスの良いスープという印象。人によってはアッサリと感じるかもです。 個人的にはクリア系豚骨では一番好きです。 簡単に言うとこちらのラーメンの旨味は脂肪分や醤油で表現していません。化学調味料はそれなりに入ってますが許容範囲。 ここからこのお店の歴史についてですが、長いので興味が無い方はスルーしてください。 こちらの元祖の「黒木」はミステリアスなお店でした。常連客が店主の名字「黒木」で呼んでいただけで「ラーメン」の暖簾以外は店名を示す物は何もない10席くらいのお店でした。住宅街の一角に毎日行列が出来ていてまるで飯塚の有名店「来来」みたいな雰囲気でした。 晩年は1日60杯限定、日曜日休み。メニューはラーメンとおにぎり、だけ。大盛りすらナシ。早いときには12時30分には閉店。スパルタンな店でした。遠方から来るお客さんにはハードルが高かったと思います。 屋台発祥で50年営業してたそうですが、あまりにも地味すぎて超有名になったのは晩年の10年くらいだったのではないでしょうか。 私は会社が近かったので5~6回ほど食べることが出来て幸運でした。 こちらの「黒門」は正確には「黒木」のお弟子さんでは無く常連さんの1人で「黒木さんは弟子を取らなかったので頼み込んで教えてもらった」と遠賀時代に店主が話してくれました。 両者を知ってる私の感想としてはラーメンのビジュアルはほぼ同じ。 「黒木」は最初から辛くなるくらい胡椒をドバッと振りかけて提供していましたが、黒門はそれを廃止。モヤシのヒゲは黒木さんはそのままで黒門さん丁寧に処理してます。それくらいかな。具材の構成に差異はありません。 麺も同じだと思います。 デフォルトでやや柔め。 硬めでも美味しい。 まぁ、どちらでも美味しいです。 スープのテイストは抽象的ですが黒木さんの方が繊細でアッサリ。黒門さんは角がキリっとして輪郭がハッキリしています。胡椒を多めに振って食べるのがオリジナルな食べ方です。トッピングの海苔は黒門さんからのアイデアです。 接客については大将はピリピリしてますが基本的にお客さんをとても大事にしてます。 ご参考までに。
menrui 2016menrui 2016
至高の豚骨スープはまさに「吟醸豚骨」! 食べれば分かる、最高の一杯! 強面の大将が真剣な眼差しでラーメンを作っています。 その姿、所作は職人そのもので惚れ惚れする格好の良さ。 数分で着丼となりました! ラーメン 650円 豚骨の旨味を限界まで引き出したようなスープは強い旨味・コクと滋味深い上品さを併せ持ちます。 しかも雑味や臭みは一切ありません。 「吟醸豚骨」とは上手い表現ですね!とんでもなく美味いスープでため息ものです(*´Д`*) 中細のストレート麺はムチっとした食感と小麦の風味も素晴らしいのですが、最大の特徴はスープとの相性の良さではないでしょうか? スープと香味油を纏った麺を啜ると、スープと麺の美味さが一体となって最高です♪ チャーシューは2種類。 バラ肉は脂身がトロトロ、ロースはしっとりした食感と旨味! こちらも隙なし(´∀`*) そして名誉常連さんオススメの佐賀海苔!! 一番摘みされたラーメン専用の海苔は、通常のものと比較して香りが段違い♪ バラはスープに溶かし、焼き海苔は麺を巻くと満足度も最高潮に!(๑>◡<๑) 3軒目でしたが「おにぎり頼んで海苔と食べれば良かった」とプチ後悔!笑 躊躇なくスープまで完飲です。 ラーメンの話をする時の大将は、美味しいラーメンが好きなやんちゃなおっちゃんといった雰囲気。 このギャップもまた素敵です♪ 来来とともに豚骨ラーメンの最高峰にふれられた最高のラーメン遠征となりました♪ 今後、これ以上に感動する豚骨ラーメンたちに出逢えることはあるのでしょうか(´⊙ω⊙`) 「豚骨は濃厚じゃないと」「豚骨にはカタメの細麺じゃないと」偏狭な価値観をぶち壊してくれる経験でした。 ご馳走さまでした!!
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【 総評 】 無茶苦茶な言い方をすると、豚骨で出汁を取った塩ラーメン そのくらいクリアで雑味がない(旨みはある) 一般的な豚骨スープは、豚の油分が乳化することで白濁し、独特のコクと濃厚さを生み出している。いわゆる「水中油滴型エマルジョン」だ。 黒門ラーメンは、この水分中の油滴含有量が低い。このため白濁度も低く、豚骨スープとしては透明度が高い。 クリア豚骨と呼ぶむきもあるらしいが、頷けるところだ。 呼び戻し系豚骨ラーメンの臭いにまみれて育ってきた世代からすると、隔世の感すらある。 【 ラーメンの具 】 きっちり処理された新鮮なもやし、丁寧にカットされたチャーシュー(見事に厚みが均一)。極細ネギのカットにも粗さが見られない。メンマは細く切ってある。 なぜネギが細かいのか、メンマが細いのか、すぐには判らなかったが、これはラーメンとしての全体の統一感とバランスを優先させているように感じた。 「ラーメンの具は、あくまでも脇役で引き立て役」と言っているように感じた。 丁寧に作られた料理を前にすると、自然と頭が下がる気持ちになるのだが、ラーメンでこのような心持ちになることは珍しい。 北九州市にこのようなラーメン店が在って、実に嬉しい。 【 客層が味を語る 】 客層は、遠方から車で訪店したラーメン好きの方がほとんどのようだったが、なぜか高齢者の割合が多かった。 行列のできるラーメン人気店は、たいがい若くて威勢の良さそうなあんちゃん達が並んでいるものだが、ここは若年層が少なく、逆に中高年が多い。 なぜだろうと思ったが、食べ終わった後で、ようやくわかった。 豚骨ラーメンなのに油の濃度が控えめでギトギト感がない。スープがすっと喉を通る。胃にもたれないから、中高年でもおいしく食べられわけだ。なるほど、胃は嘘をつけない。 若い人であれば、豚骨ラーメンを食べた後に胃が持たれることはないだろうが、年を重ねてくるとそうもいかなくなる。 焼き肉が何枚も食べられなくなってきた世代にとっては、とてもありがたい、楽しめるラーメンだ。 逆に、若い世代にとっては、これのどこが良いのか、理解できない人がいてもおかしくはない。コクの濃厚さで勝負するタイプのラーメンではないからだ。 【 待ち時間 】 平日の11時半に到着したが、氏名シートの記入欄は2枚目になっていた。その時の未案内人数は10人ほど、おおよそ20分ほどで案内となった。駐車場の車内で待っている間にも、後から次々と車がやって来る。さすがは人気店。 【 おすすめの駐車場所 】 おすすめの駐車スペースは、入って右手奥のやや手前あたり。ここに駐車すれば。店先の様子が車内からもよく見える。お客さんの出入り人数が判るので、残りの待ち人数も計算できる。 自分の番が近づいたら、車内から出て店の前に移動すれば、案内までがスムーズだ。 【 調理・接客 】 オペーレーションを見ていると、店主は寡黙に、黙々とラーメンを作っている。丁寧に作っているのは、見ていてよく判る。 世の中には、「いらっしゃーませー!!」の声をことさらに張り上げ、威勢の良さが耳に刺さるラーメン屋も多い。しかしながら、トーンを抑えて静かに接客してくれるのは実にありがたい。落ち着いてラーメンが食べられるからだ。 客の誘導も、席が空いたらすぐに入れるのではなく、ラーメンを作るスピードに合わせて、席への誘導を上手にこなしている印象を受けた。 なお、店主には無駄な動きがないが、視線にもぶれがない。茹でている麺、盛りつけ中の丼、そういった調理対象から目を離さない。調理への集中度が高い。 一方で、調理に集中しながらも、店内状況をしっかり把握していることもよく分かる。 こちらが調理の様子をしげしげと観察していることも、恐らく分かっているはずだ(嫌な客だよね) 一度だけ、店主が視線を上げたことがあったが、それは支払いを済ませ、礼を告げた時だった。 その時だけは、顔を上げて視線を合わせ、まっすぐにこちらを見てきた。 そう、本当においしかったかどうかは、表情に出るのだよ。
月寅次郎

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ルーツは2004年に惜しまれつつ閉店した八幡東区の名店「黒木」。 現店主が黒木の店主にラーメン教わって「黒門」を2003年に遠賀町島門で開業。その後現在の若松区青葉台に移転しました。最近メディアに取り上げられる機会が多いので気軽に行けなくなりました。これ以上お客が増えたらパンクするのでは? 北九州の有名店として地位を確立してるので週末は家族連れも多くて結構待ちます。以前は平日に行くと割とスムーズに入店できましたが現在はいつ行っても待つようになりました。 ラーメンのジャンルとしては最近流行ってるクリア系とか淡麗系の豚骨ラーメンと言われるタイプですが、元は屋台系のアッサリラーメンを洗練して今に至ります。歴史の長さから言って草分け的なお店です。 豚骨臭はあまり無く、鶏油の香りが立っています。継ぎ足しではなくて使い切りのフレッシュスープ。塩豚骨と言ってもいいかも。 塩分濃度はそんなに高く無いけどキリっとエッジがあり非常にバランスの良いスープという印象。人によってはアッサリと感じるかもです。 個人的にはクリア系豚骨では一番好きです。 簡単に言うとこちらのラーメンの旨味は脂肪分や醤油で表現していません。化学調味料はそれなりに入ってますが許容範囲。 ここからこのお店の歴史についてですが、長いので興味が無い方はスルーしてください。 こちらの元祖の「黒木」はミステリアスなお店でした。常連客が店主の名字「黒木」で呼んでいただけで「ラーメン」の暖簾以外は店名を示す物は何もない10席くらいのお店でした。住宅街の一角に毎日行列が出来ていてまるで飯塚の有名店「来来」みたいな雰囲気でした。 晩年は1日60杯限定、日曜日休み。メニューはラーメンとおにぎり、だけ。大盛りすらナシ。早いときには12時30分には閉店。スパルタンな店でした。遠方から来るお客さんにはハードルが高かったと思います。 屋台発祥で50年営業してたそうですが、あまりにも地味すぎて超有名になったのは晩年の10年くらいだったのではないでしょうか。 私は会社が近かったので5~6回ほど食べることが出来て幸運でした。 こちらの「黒門」は正確には「黒木」のお弟子さんでは無く常連さんの1人で「黒木さんは弟子を取らなかったので頼み込んで教えてもらった」と遠賀時代に店主が話してくれました。 両者を知ってる私の感想としてはラーメンのビジュアルはほぼ同じ。 「黒木」は最初から辛くなるくらい胡椒をドバッと振りかけて提供していましたが、黒門はそれを廃止。モヤシのヒゲは黒木さんはそのままで黒門さん丁寧に処理してます。それくらいかな。具材の構成に差異はありません。 麺も同じだと思います。 デフォルトでやや柔め。 硬めでも美味しい。 まぁ、どちらでも美味しいです。 スープのテイストは抽象的ですが黒木さんの方が繊細でアッサリ。黒門さんは角がキリっとして輪郭がハッキリしています。胡椒を多めに振って食べるのがオリジナルな食べ方です。トッピングの海苔は黒門さんからのアイデアです。 接客については大将はピリピリしてますが基本的にお客さんをとても大事にしてます。 ご参考までに。
A6 Natsu

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至高の豚骨スープはまさに「吟醸豚骨」! 食べれば分かる、最高の一杯! 強面の大将が真剣な眼差しでラーメンを作っています。 その姿、所作は職人そのもので惚れ惚れする格好の良さ。 数分で着丼となりました! ラーメン 650円 豚骨の旨味を限界まで引き出したようなスープは強い旨味・コクと滋味深い上品さを併せ持ちます。 しかも雑味や臭みは一切ありません。 「吟醸豚骨」とは上手い表現ですね!とんでもなく美味いスープでため息ものです(*´Д`*) 中細のストレート麺はムチっとした食感と小麦の風味も素晴らしいのですが、最大の特徴はスープとの相性の良さではないでしょうか? スープと香味油を纏った麺を啜ると、スープと麺の美味さが一体となって最高です♪ チャーシューは2種類。 バラ肉は脂身がトロトロ、ロースはしっとりした食感と旨味! こちらも隙なし(´∀`*) そして名誉常連さんオススメの佐賀海苔!! 一番摘みされたラーメン専用の海苔は、通常のものと比較して香りが段違い♪ バラはスープに溶かし、焼き海苔は麺を巻くと満足度も最高潮に!(๑>◡<๑) 3軒目でしたが「おにぎり頼んで海苔と食べれば良かった」とプチ後悔!笑 躊躇なくスープまで完飲です。 ラーメンの話をする時の大将は、美味しいラーメンが好きなやんちゃなおっちゃんといった雰囲気。 このギャップもまた素敵です♪ 来来とともに豚骨ラーメンの最高峰にふれられた最高のラーメン遠征となりました♪ 今後、これ以上に感動する豚骨ラーメンたちに出逢えることはあるのでしょうか(´⊙ω⊙`) 「豚骨は濃厚じゃないと」「豚骨にはカタメの細麺じゃないと」偏狭な価値観をぶち壊してくれる経験でした。 ご馳走さまでした!!
menrui 2016

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