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よりすぐりの地場産材料で作られた伝統と歴史がある鯛茶漬けが有名な和食店です。
鯛茶漬けを中心に食事をすることもできますが、敷地内には皇族の方が複数回お越しになられている北の丸という別棟もあり、趣のある静かな空間で会食ができます。ビジネスランチやミーティング、結納や結婚式、記念日や3世代での食事など人数や規模を問わず多目的に使えます。
鯛茶漬け以外のお料理は伝統的な和食で味付けは濃いめですが、事前に連絡すれば参加者に合わせた味付けや料理に変更できます。
下ごしらえの丁寧さ、火や熱の通し方による柔らかさや香ばしさ、他のお料理やお酒を含む飲み物とのバランス、会話を邪魔しないだけでなくむしろ引き立てるサーブ、どれも一級品でした。
必ずまた来たいお店のひとつです。
This Japanese restaurant is famous for its traditional and historical Tai Chazuke made with the finest locally sourced ingredients.
You can dine mainly on sea bream chazuke, but there is also a separate building on the premises called Kitanomaru, which has been visited by the Japanese imperial family several times, so you can have dinner in a quaint and quiet space. It can be used for multiple purposes regardless of the number of people or the size, such as business lunches, meetings, betrothals, weddings, anniversaries, and meals for three generations.
The dishes other than the sea bream chazuke are traditional Japanese dishes with strong seasonings, but if you contact the restaurant in advance, the seasonings and dishes can be changed to suit the participants.
The carefulness of the preparation, the softness and aroma created by the fire and heating method, the balance with other dishes and drinks, including alcohol, and the serving, which not only didn't interfere with the conversation but actually enhanced it, were all top-class.
It's one of the restaurants I'll definitely come...
Read more2024.8.19
約1時間、きつき城下町資料館を楽しんでると、時間はちょうど正午。
とても親切なきつき城下町資料館の職員の女性に「うれしの」っていうお茶漬けを出してくれる店について聞くと〜
「あっ。それは若栄屋さんですね。電話してから訪ねた方がいいですよ」って電話番号を調べようとしてくれたので、「電話番号ならネット検索しますから、大丈夫です。若栄屋さんですね」っと、返すと、「それなら、行き方を」と、観光マップにマーカーで道順を書いて手渡してくれました。
駐車場に戻り、若栄屋さんに電話すると、「大丈夫です。資料館かりなら、10分後くらいですね。どうぞ」と予約はオッケー。 階段になってない坂道を通り、若栄屋さんへ。
一見、ホテルのようなお店。入口にはたった10分の間にもう「歓迎 ◯◯様」と書いてくれてました。
入口でご主人と奥さまが迎えてくれ、「もう少しでお席の準備ができますから、少しこちらでお待ちください。」と言われ、ご夫婦と会話。ご両親が店をたたむならと、お店を継いだようですが、一子相伝のお料理を受け継いだのは、息子さんのようで、息子さんしか、「うれしの」は、作れないそうです。
それから、杵築のお祭りの話、広島カーブの話、秋篠宮の話などして、食事場所へ。
「北の丸」という離れに案内されますが、途中「ここがこの離れの撮影ポイントですよ」と、紹介されたりします。
北の丸のお部屋に入ると、そこには、鏡板に松が描かれたの能舞台がある広いお部屋にびっくり。
こんな広くて立派なお部屋に二人きりなんて、贅沢すぎるってひいちゃいました。 玄関に飾ってあった皇室の方々、もちろん秋篠宮様もここで食事されたそうです。
では「うれしの」をいただきましょうとすると、鯛の昆布締めがあるのですが、今日が一番美味しくなってる頃で、いかがですか?と息子さんに勧められ、もちろんオーダー。車なので残念ながらノンアルのビールもオーダーして、気分を味わう事に。 昆布締めはまさにほどよく昆布の味が移ってて、これ以上でもこれ以下でもない締め具合で旨し。
そして、真打ち登場「うれしの」は、ゴマダレのようなものに漬け込まれた鯛に杵築のお茶をかけていただきます。
松江の鯛茶漬けや宇和島の鯛めしとはまた違うこの土地ならではの鯛めしでした。
すんごくいい気分にさせてもらえるお店で。GWのお祭りの時、また来ます...
Read more令和5年8月平日、杵築の観光途中に立ち寄りました。予約無しでお伺いしてしまったのですが、16代300年も続く超老舗料亭で、本来はちゃんと予約して行くお店のようです。しかし、対応してくれた大女将と先代さんが板場に確認して「ご用意しますので」と快く招じてくださり、フロント前で20分ほど待機しました。気さくな方々で、私たち家族の雑談につきあって、杵築の街についていろいろ教えてくれました。エントランスには、皇室の方々がお立ち寄りになった際の写真がいくつも飾られています。「皇室の御用達なのですね」と話をふったら「建物が袋小路の先にあって交通規制や警備に都合がいいから大分行啓の際に選ばれやすいのですよ」なんて謙遜をしていました。 頼んだのは一番軽いコースだったのですが、通された席は、法事などの会食に使うような綺麗で立派なお部屋でした。前菜の小鉢3種類、茶わん蒸し、鯛茶漬け、わらび餅で2800円。メインの鯛茶漬けは、厚めにそぎ切りされた鯛の身がご飯の上にこんもりと盛られていて意外とボリューム有。ゴマだれは、濃厚ながら、鯛の旨味を邪魔しない絶妙な塩梅。摺りごま、しょうゆ、みりんなど、材料はシンプルですが産地や質、調合などに秘伝の技が隠れているのでしょう。あつあつの杵築産緑茶をかけ、蓋をして3つ数えたら出来上がり。鯛の身が半生になり、ふっくらします。口に入れると、お茶の爽やかな苦み、鯛の上品な味、華やかなゴマの香りが広がります。さすがお殿様を唸らせた味。得も言われぬとはこういうことでしょう、美味しすぎてあっという間に完食してしまいました。振り返ってみると、今年食べたもののなかでは一番美味しかったと思います。食後にご当主が挨拶にきてくれましたが「老舗だから、継いだ当初は前菜小鉢3種類はおかしいとか、茶わん蒸しにどんこ(杵築の名産品)を入れるなんておかしいとか、周囲がうるさくて。でも、他所からのお客さんも喜んでくれるよう、工夫していきます」と言っていました。伝統の鯛茶漬けはそのままに、現代感覚を取り...
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