駒ヶ根市は長野県南部に位置する、人口3万人ほどの小さな町だ。標高はおよそ600メートル台で南アルプスと中央アルプスに挟まれた、水と空気のきれいな地である。こちらに娘が越してきて4年ほどになる。進学のため移り住んできたのだ。 いわゆる"伊那谷"に位置するため、平地が極端に少ないが、天竜川を挟んで東西に向かうなだらかな斜面なので、日当たりよく快適でとても気に入っている。もっとも、娘は大変な寒さと街灯が少ないため、夜は真っ暗で閉口だという。 「居住圏内で月明かりと星空を見たのは初めて」 と言いふらし歩いている。 そんなわけだから、私も年に数回程度だが長野〜駒ヶ根間を往復することとなる。長野市から放擲する、どこか好きな場所へ移り住め。と言われたら駒ヶ根を選択する、と思っているほど好きな地なので嫌も応もなく向かうのだ。今回も、用事が少々あり…大したこともなく、野暮用といったほどのもので、午前中に済んでしまう。ちょうど昼どきだ。南信は焼肉の街というだけあって、個人経営の雰囲気のよい焼肉店がそこここにある。昼焼肉も魅力的だが、ビールを飲めないのが腹立たしく断念。ほかによい店はないか案内せよと娘に命じたらこちらに案内された。 「麺匠がむしゃら」 ラーメン屋、というにはこざっぱりとした外装内装である。真っ黒なテーブルと白い壁紙の清潔感あるインテリアだ。ふと、傍らをみると"ラーメンの鬼"佐野実氏の写真があった。こちらの麺は佐野氏のブレンドであると書かれている。彼がなくなって5年になるのか、ずいぶんと隅々まで仕事をされていたのだと感服する。 「焼餃子」450円 まずはこれだ。ラーメン屋にきて餃子を注文しないはないだろう。この後、お客様と打ち合わせがあるわけでなし、遠慮なくいこう。焼きたてで熱々、大ぶりの餃子はとてもジューシーだ。ひと噛みするとじゅるじゅると肉汁が溢れ出てくる。にんにくは少なめで、これなら打ち合わせがあってもよい。というくらいの量であった。 「つけ麺のとんこつスープ」800円 デフォルトは濃厚な節系のようだったのでこちらに。この場では魚介の濃い味わいを欲しなかったのだ。とんこつスープというとがっつりギットリなるイメージがあるが、こちらのスープは案外とさっぱり。中太麺との相性がよい。底に沈んでいる角切りチャーシュー、メンマ、ほうれん草がシンプルでよい。 娘は今年で4年生だ。早いもので卒業年度となり、東京へ就職するといっている。となれば、駒ヶ根との関係も今年いっぱいとなる。彼女がいるうちに、もう...
Read moreいっちょうどう時代から通っています。 先日伺いました。
接客の方の対応は、いつもとても良いです。
ラーメンを作る方の、態度がいかがなものかと思います。 いらっしゃいませが聞こえませんでした。
オーダーが入って少ししたら奥から出てきて、コロナ対策用にかけた磨りガラスのようなビニールごしにお客を見て、 ラーメンを作り、無言で接客スタッフの方へ出す。 作り終えたらまた奥の方へ入っていく。
ビニールは、もう外したほうが良いと思います。 ラーメンを作っていらっしゃる男性の方には、ビニールと奥の見えない部屋に隠れていないで、 素顔を見せて、お客と目を合わせて、 気持ちの良い接客をしてほしいです。
ラーメンの味がどうとか、以前の問題です。
粋とんこつを注文しましたが、 わたしにとっては何の感情も感じない、 無機質なラーメンに感じました。
味蕾以外の部分で、 美味しいと感じられるラーメン、 どうか作ってほしいで...
Read moreRamen was great. Gyosa also taste good and the grape soda with vanela ice cream was enjoying....
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