かつて滋賀、京都、大阪で人気を博した名店の店主さんが再起の場所として選ばれたのが山科。 地下鉄東野駅から外環を南下して少しのところにお店はあります。 カウンターとテーブルが1卓。 内外観ともにラーメン屋さんらしからぬ印象を受けますが、大将が厨房に居られるだけで、その空間は名店に様変わりします。
「にぼ鶏つけ麺」
濃厚な鶏の旨味の上を力強く駆け抜ける煮干しの風味。双方が振り切り、躍動する様は強烈なインパクトがあります。 特に煮干し。ここまで大きく振りつつ、クセやえぐみを感じさせない良質な出汁感は驚異とも言えます。 つけ汁に対峙する艶やかな太麺。張りとコシ、弾力、風味は存在感もバツグンです。
「冷やし煮干しホワイト 限定」
積極的に限定メニューに取り組まれているお店で、ほぼほぼ何かしらの限定があります。 滑らかな口当たりの中からグイッと迫る煮干し感はやはりこのお店ならではと言えます。スープはキンキンに冷やされながらもしっかり伝わる出汁感が本当に素晴らしいです。 煮干しオイルはスープの求心力をより大きなものへ増幅させ、大葉が付与するアクセントも全体を引き締めてくれます。 ビシッと締められ力強い歯応えを残す中細麺がこれまた凄し。 どの面においても振り切るスタンスを貫く、最高のお店です。
「冷やし生姜そば 期間限定」
2024/6/28で一旦終売の限定です。一旦ということですので今後、再登場する可能性もありますね。 冷やしだからという理由だけではなく味わいも爽快なスープ。口当たりの軽さとライト感覚の味付けによって伝えられる清涼感が秀でています。 その中からふわっと漂う煮干しと生姜の香りが堪らんですねー。 冷やしでこの奥行きを表現するのは大変なことだと思います。出汁感という面においては、滋賀の加藤屋時代からボディに拘られる大将の真骨頂だと言えます。 〆の出汁茶漬け時に伝わる風味がまた格別で、ここで煮干しがグイっと攻め込んできます。 最初の一口で感じた清涼感は最後の一口で重厚な旨味に変化して完結。 ストーリー性も味わえるお見事な一杯でした。
「冷やし海老塩つけ麺...
Read moreGet here quick or be prepared to wait a bit for a delicious bowl of amazing chuka-soba!! Seating is limited, but don't let that discourage you from trying this amazing establishment soon! The line moves fairly quickly. It's roughly ¥800 per bowl and ¥100 each for additional toppings. The staff here are friendly and very helpful. Coming back soon, I had a great...
Read moreはいはーい、ラーメンの時間ですよ🍜
【関西ラーメン未訪店巡り】 この日は京都へ。 訪問したのは、山科にある《煮干し中華そば加藤屋本店》さん。 到着して気付いたのが、惜しまれながら閉店した人気店、《麺屋裕》の跡地でした。 注文したのは、『煮干しそば(並) 850円』。 しばらく待って着丼〜🍜
【ビジュアル】 綺麗に折り畳まれた麺線が目を引く美しさで食欲を駆り立てます。 またその良さを消さないようにトッピングは上段にまとめて配置することでより麺線を強調したビジュアルですね。
【スープ】 まずはスープを… 煮干しそばではあるものの、煮干しと昆布で出汁を引いており煮干し特有のエグみもなくすっきりとした味わい。 それでいて香味油のコクも感じられます。
【麺】 麺は中太ストレート麺。適度な弾力があり風味も良い麺です。 個人的な感想で言うと少しスープとの相性が気にはなりましたが、そこは好みの問題かなと。
【トッピング】 トッピングには薄くスライスされたチャーシュー、大葉、そして煮干し。 煮干しをかじってスープを口に含むと香ばしい味わいで美味しいんです。 大葉が入ることで口の中をさっぱりとリセットしてくれるのも嬉しいですね。
サクッと完食〜 ご馳走さまでした。😋 京都だから、というわけではありませんが、上品な煮干し出汁を味わえる一杯でした。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 【店舗データ】 【店名】煮干し中華そば 加藤屋本店 【住所】京都府京都市山科区東野百拍子町25-2 【営業時間】11:30 - 15:00(L.O. 14:45)(金曜日のみ11:30 - 14:45、18:00 -...
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