10月、私は友人と6人グループで琵琶湖バレイを訪れました。

ジップラインを楽しんだ後、食事のため、びわ湖テラスを利用させていただきました。

テラス席は満席で、室内のお席を案内されました。 私たちは6人グループなので、1番奥の２つの席の札をもらいました。テーブルを動かして２台をくっつけて、食事を始めようとしました。 すると、スタッフの方が「テーブルを動かしてはいけないルールなので、最後には元に戻してください」と言いに来られました。帰る際に元に戻すのは当然ですし、私達は「分かりました」と言いました。

すると数分後にまた別のスタッフさんが来られて 「テーブルは動かしてはいけないルールなので、元に戻してください」 と。 「先ほどのスタッフさんに、終わったら戻します、と言いましたよ」

「でもルールなので先にご説明してると思うんですけど」

「それは聞いてないですよ！さっきのスタッフさんは、イイって言うてくれはりました」

と言うと、そのスタッフさんは困った顔をして行かれました。

食事を進めていたら、また別のスタッフさんが来られて、また同じ事を言われました。 私たちはもううんざりしながら、今までの話を伝えました。

「でもルールなので」 「なんでなんですか？」 「通路の邪魔になります」

は？と思いました。店内の奥の席で、いったい誰に、どのように邪魔になるのか？

「でも、聞いてなかったし、イイって言われましたよ」 「説明してなかったのは悪かったですけど、椅子もテーブルも動かさないルールなので」

その問答をしながら、そのスタッフさんの怒った顔つきに、本当にむかつきました。“絶対に元に戻させる！”といった気合いを込めてやって来たのかと思えるほどの顔つきでした。

「食事してるのに！わかりました！」 と、怒りながらも元に戻しました。

その後も、友人も私も腹が立って仕方がありませんでした。 説明不足なのはそちらです。それなのに、怒った顔で「悪かったですけど」とは？ “けど”ではなく、まずは「申し訳ございませんでした」と説明不足を謝罪するのが先ではないですか？ 私たちは知らなかったのですから、悪いことはしていません。

もう少し柔らかな対応をしていただけたら、こんなに腹も立たなかったでしょう。 そのルールは何のために？誰のために？不思議です。 たった１組くらいの客なら、ルールのためなら不快にさせても良いと思っていらっしゃるのでしょうか。

その後、私たちの斜めの席のお客さんが、4人席に5人おられ、そのうちの2人は一つの席を2人で半分ずつ腰掛けておられたのです。半分しか掛けていないのだから、当然足は通路に伸ばしておられました。長い足がニュッと通路に伸びているのは良いのか？通路の邪魔になるのではないのか？と疑問に思いました。 そしてその後も、私たちの席の周りの通路で、他のお客さんが通ることもありませんでした。邪魔にはならないと思いました。

結局、《椅子もテーブルも動かすな》というルールなのでしょうか。 そんなに大事なルールなら、２つ以上の席を案内する時に徹底して説明してください！

店内のわかる所に『椅子とテーブルは動かすべからず』との 貼り紙がある訳でも、

テーブルが動かせないほどの重量である訳でもなく、

ちゃんと説明された訳でもないなら、

私達に何の否もないと思います。

入り口レジで注文時に、無料の水がない事、ジップライン自販機で購入したお茶も店内で飲んではダメな事も言われましたが、事前に説明されたら文句は言いません。

その事も、料理に対して価格が高い事も、琵琶湖バレイさんだから仕方ない事と理解します。

でも、テーブルを１ミリも動かさない事へのこだわりが理解できません。

そちらにはたった１組の客でも、こちらは3ヶ月も前から友人6人が休みを合わせて楽しみに楽しみにしてやっと訪れたのです。

ジップラインのスタッフ様も、リフトの方もどなたも皆んな素晴らしかった。

あの3人目に注意に来られたスタッフさんの顔が忘れられません。

客が楽しく食事をしていたのを遮って、不快にさせてでもテーブルを元に戻させる…。【客に言う事聞かせてやる！】とでも思ってらっしゃるかのような振る舞い。

一生忘れられません。

それ以外は本当に素晴らしかった。美しい琵琶湖を眺められる、素敵な場所を作ってくださってありがとうと言いたい。

大事なのは、客の一人一人がいかに良い思い出を作り、幸せな気分になれるか、ではないかと思います。

本当に楽しみにしていただけに、 びわ湖テラスさんだけは、残念でなりません。