2023年7月上旬 冷もつラーメン 800円 瀬見温泉に向かう途中で此方でランチ。 昨年暖かいもつラーメンを食べて好印象だったので再訪した。 土曜11時半頃で5割程の客入りと空いている。 店内は座敷にテーブル、カウンターで50席ほど。色褪せた古いこけしなどが飾られ歴史が感じられる。 此処の注文方法は、カウンタ-で注文の品と自分の名前を告げて席に座るルール。店員さんは誰がどこに座ったかは把握しないで注文の品が出来た時点で名前を呼び答えた人の所に持って行く仕組みだ。会計時も名前を言って支払う。 今回は冷もつラーメンを注文すると程なくして丼が登場。 スープはヒンヤリ冷た鶏清湯醤油。温かいもつラーメンは鶏油多めだったが、冷たい方は油浮は少なくサッパリ。ほのかに甘いカエシに鶏の出汁がジンワリ感じられスッキリと旨い。但し旨みは温かい方が感じやすく思えた。 麺は細麺のストレート。素麺のような感じでツルツルと啜れスープも良く絡んで旨い。量は多めに感じたので200 初訪なので無難にもつラーメンを注文すると程なくして丼が登場。 スープは鶏清湯醤油。少し甘味があるカエシに鶏の出汁が確り感じられスッキリと旨い。鶏油は多めで旨みをプラス。モツからも旨みが加わっているようだ。田舎っぽい雰囲気でシンプルな味だがいかにも地ラーメンと言った感じがたまらない。 麺は意外にも細麺のストレート。素麺のような感じでツルツルと啜れスープも良く絡んで旨い。量は多めに感じたので200g近くありそうだ。 具はとりモツ、メンマ、ネギ。とりモツは沢山入っていてキンカンとレバー、砂肝くらいは分かるが後はどこの部位なのか良く分からない。新鮮で下処理も良いのか全く臭みもなくとても旨い。メンマは細切りでシャキシャキと良いアクセント。 サクッと完食、スッキリ旨い冷もつラ...
Read moreそのネーミングからモツ独特の匂いとラーメンの組み合わせにずっと避けてきた「鳥もつラーメン」 新庄に来た際はいつも鳥モツ以外を食べてきました。ですが本日すぐ近くで仕事だったので、もしや食わず嫌いかも?との思いで試しに訪問してみました。 開店15分前に到着しましたが店は静かで、もしかして休業日?と不安になりましたが、すこしするとパラパラと人がやってきました。店頭に並んでいるときもホントに美味いのか?との疑念を抱いていましたが、開店2分前くらいに換気扇の扉が開くと中からフワーっとイイ匂いが! これはもしかして?と期待して開店の時間11:00になるが扉は開かず・・・ あれ?と思うこと数分、3分程遅れで暖簾が出てきます。中に入ると納得、オンラインの時間とは無縁の年齢層の店員さんが5人ほど、ノスタルジックな店にはピッタリです。 カウンターに着座し鳥もつラーメンの大盛りを注文。 他のお客さんの注文を聞いていると「もつ大とチャーシューの普通、佐藤です」てな具合に品名と名前を言うスタイルの様です。また「鳥もつラーメン」はメニューでは「もつラーメン」と表記されておりました。 そんなこんで待つ事数分、鳥もつラーメンが出てきました。スープ表面には非常に上品な感じの脂が浮いており見るからに美味しそう! どこにもモツ特有の匂いはありません。 そしてスープをひと口・・・・美味い!! ウマイです!! 少し懐かしい言葉で言うならマイウー! 味の宝石箱です★ 上品な脂は鳥皮から出るものなのか十分にジューシーなのにサッパリしていてそれでいて物足りない事も無く、物凄く美味しいです! なんで今まで食べてこなかったのか・・・と悔やまれますが、後悔しても仕方ない。 次回新庄に仕事に来た際も絶対に再訪したいと思います。 ちなみに写真は鳥もつラーメン...
Read more【追憶の軌跡】山形の深部の旅を締めくくるモツラーメン。
まさに春の雪が舞っていた。 春らしからぬ風で凍える体を、インバウンドと春休み中の学生風の若者達で賑わう銀山温泉の足湯で癒した。
山形の深部の締めは、新庄名物モツラーメンであった。 まだ蕎麦の余韻が残る胃袋に一抹の不安がよぎるが、ここまで来たら食さぬわけにはいかない。 夕刻に近い時間であった。 ひと気のない街中のよくありがちな店の佇まい。 『果たして、モツラーメンとはどのような味わいなのか?』 この店もまた普段ならば激混み店らしいが、運良くスムーズに入店できた。 広々とした店内、そして食堂然とした空間は、昔観た昭和ドラマの世界を再現しているようだ。 あまり待つことなく現れたそれは、焼豚替わりにモツが横たわっている。 スープをひとくちいただく。 なんとすっきりとした鳥だしであろう。モツの臭みが薄っすらと運びながらも滑らかな風味だ。 麺は、もはやそうめんのような細さだが違和感がない。聞くところによると、麺の茹で時間を早めるためにあえて細くして仕上がりの回転を早くしているらしい。人気店ゆえの工夫なのであろう。 モツの歯応えがこれまでにないインパクトを与える。 ラーメン王国の中でも異彩を放つはずの新庄モツラーメンと思いつつも、引き込まれるように食べ終えた。
雪が次第に強くなる。 高速バスの車窓から見る峠越えの風景は、冬の再来を...
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