めしと肴 いち — Restaurant in Tokyo

My fiancé and I stopped in and were immediately welcomed by the staff. They recommended their favorite food and made us all of their favorites. The Spanish mackerel sashimi was amazing. They shared sake and shochu recommendations that complemented the meal perfectly. Such a wonderful gem; everyone was so friendly. Such...

初めて「いち」さんを訪ねたのは、2023年の1月頃だったと記憶しています。馴染みの酒場のマスターから「お料理が美味しいお店があるよ」と紹介されたのがきっかけでした。そのときがまだ開店から間もない時期であったことは、あとから知った事実です。

それ以降、何でもない仕事帰りの夜から、誕生日や記念日といった特別な日まで、足繁く通わせていただいております。そこでは、毎回、懇切丁寧に料理された食に舌鼓を打ち、選りすぐりの酒に陶酔する、そのような時間を過ごしています。

もっとも、ここの魅力は「食と酒」に留まりません。

初めて訪ねた当時、わたしたち夫婦は近くに引越してきたばかりで、この街にコミュニティといえるだけの「つながり」はありませんでした。それが「いち」さんに通うなかで、多くの人と出会い、さらにそこから新しいつながりへと広がっていく。いまではすっかり「街の拠点」ともいえる場所になりました。かくのごとく、「いち」さんは老若男女問わず、多くの人が集まる空間です。そこで繰り広げられる社交は、きっと「食と酒」の彩りとなるはず。

料理ではなく「つながり」に触れるなんて、少々変わったレビューに思う方もいるかもしれません。しかしながら、残念なことにわたしには「食」に対する知識もなければ、美味しさを表現できる豊かな語彙もないため、「いち」さんの料理の数々について「美味しい」以上の言葉で形容することはできないのです。

ただ、ここに多くの人が集う理由は、まさに「美味しい食と酒」にある。これは紛れもない事実です。もちろん、その陰に大将と女将の素敵なお人柄があることは、言うまでもありません。

最近では、少しずつですが、「食」に関して勉強する機会が増えてきました。いつになるかわかりませんが、このレビューを「いち」さんの美味しい食と酒を絶賛したものに書き換える日が来ることを夢見ています。どうぞご期待くださいませ。

最後に、このようなお店と開店間もない時期に出逢えたことは、実に幸運だったと常々、実感しております。これからもよ...

先日、とある方からの紹介で北砂にある隠れ家的な割烹「めしと肴 いち」に足を運びました。店内は木の温もりに包まれた落ち着いた雰囲気で、大人の隠れ家のような魅力があります。大きなL字カウンターでは、目の前で繰り広げられる大将の職人技を眺めながら、ゆっくりとお酒と料理を楽しむことができます。

お店の最大の魅力は、毎朝大将自らが自転車で40分かけて豊洲市場から直接仕入れる新鮮な鮮魚類。特におすすめなのが「お刺身盛り合わせ」。通常住宅地ではなかなか味わえない高級で旬な魚が贅沢に盛り付けられていて、一口ごとにその鮮度と旨味に感動します。本マグロや天然クエ、シロホシフエダイなど、珍しい食材も並び、その日の一番美味しい素材を楽しめるのは「めしと肴 いち」ならでは。

カウンター越しに大将と会話をしながら、料理へのこだわりや食材の話を聞く時間はまさに至福。お酒も日本酒を中心に種類豊富で、5軒の酒屋から厳選した銘柄が揃っています。 今回すべてお任せしましたが料理に合う一杯を提案してくれる女将さんの心遣いが嬉しいポイント。

初めて訪れたのに、まるで常連のようにくつろげた「めしと肴...