松㐂 — Restaurant in Tokyo

くだけた雰囲気で楽しむ繊細なフレンチ。 入店のタイミングから、nujabesという自分にはたまらないBGMに出迎えられ、「フレンチにHip-hop？！」というワクワク感を演出された。 料理が出る前にワインをオーダー。どういった感じのがいいかの質問してもらい、勧められたワインを飲むも、いい意味で中々に曲者で、入店時の期待を裏切らない駆け出しで料理が楽しみに。 今回は初めてなのもあり、コース料理でお願いし、前菜の玉ねぎのタルトから。素人目ではあるが少なくとも2層構造になっており、玉ねぎの香りたっぷりの層と、卵感がしっかりしている層と、薄めに焼かれたタルト生地が見事なバランスで、その次の料理が待ち遠しくなった。 次にバジルたっぷりの南フランスのスープ。一品目が旨味たっぷりなのに対し、こちらは本当に繊細な素材の味を感じる一杯だった。一緒に出た自家製パンも、ライ麦と小麦の香りが両方する、いいとこ取りの絶妙な食感のパンだった。これとスープの相性も良かった。 3品目は自分はトマトの肉詰めをオーダー。もはや旨味の暴力。シンプルに美味しい。強いて言うならヘタは取って代わりにハーブでヘタを模しても良かったかも？ 4品目はサクラマス。パッリパリな表面に酸味が効いたソースが絶妙にマッチし、芽キャベツもホクホクで美味でした。 5品目はステーキをチョイス。これまたびっくりするくらい表面の焼き目がパリパリで、いい意味で肉から牛感も感じつつ、赤身肉なのにジューシーさで口が幸せに。付け合わせのポテトも厚めのカットで完璧に仕上げられ、文句無しだった。 デザートもそこまでの流れを一切壊すことなく、極上の一品を頂きました。エスプレッソも大体こういうお店ではがっかりすることが多いが、それもなかった。最初から最後まで満足の行く食事でした。

接客については色々なコメントが見られるものの、自分としてはフレンドリーに接してもらえたし、所詮は客側のコミュニケーション力次第でもあるのではと思った。といっても自分もコミュ力高いわけではないが、話かけたら普通に他の馴染みの方と同様に接してくれる。むしろ店側はきっと話して欲しいのかそっとして欲しいのか判断が難しいだけな気がしている。

飲み物は確かに空になる前に次どうするかは聞かれないが、ホールスタッフがいるわけでもないので、食事を全員で作っている分しょうがないんじゃないかと。料理を妥協していないのだと逆に感じた。飲み物は自分から頼めば次の料理に合わせて出してくれる。

総じて、アットホームな雰囲気で繊細かつ美味なフランス料理を楽しめる、個人的な...

ダンチュウなど各メディアで話題の気になるお店ということでお邪魔しました。 店構えやインテリアの設えもセンスよく、期待通り！と待ち構えていましたが…

感想は、「残念」の一言。

まず1つめ、待ち時間が非常に長いと感じました。4品コースでデザートと食後の飲み物もないのに3時間も滞在。もちろんシェフお2人でお料理されるコンセプトは知っていましたし、楽しくお喋りするのをメインと捉えればありえます。しかしお料理のポーションがだいぶ小さいので、さすがに手持ち無沙汰に… お店のキャパシティを考えてオペレーションを組んでいるのか疑問に思いました。

２つめは接客。別に高級フレンチレストランのレベルなど全く求めていません。ただ、お店のスタッフさんから「食べることが好き、お料理を楽しんで欲しい」という気持ちが伝わりませんでした。ワインやお料理の説明は最低限。メニューは食材とソース程度しか情報がなく(たしかにフレンチはソースの文化ですが…)、スタッフさんに聞いても曖昧な内容の答え…せっかく美味しいものをいただくところですから、愛情が欲しかったです。 こうなると、つい細かいことも気になってしまいました。厨房の皆もどこか表情が暗い、電卓でお会計金額を示してくる、退店時にコートを取ろうともしない、シェフの挨拶も片手間etc.

3つめはコストパフォーマンス。品数も食材も味も、申し訳ありませんが普通です。そのうえ上記の接客でサービス料が4%… 中野という立地にもかかわらず、以前表参道にてお邪魔したビストロの方が余程コスパに優れていました。オープンから日も浅くメディアへの露出や綺麗なお店を維持するためのコストがメニューに乗っかっている気がしてなりません。

中野在住のマダム方にはともかく、食べることが好きでメディアを見て来た人たちをガッカリさせてしまいかねないでしょう。 長々とネガティブな口コミでしたが、お店の今後の改善を願う気持ちと、訪問を検討されている方々への参考になれば幸いです。

夜のコース¥5,000×2 ワイン¥1,000×2、¥1,200×1 これにサービス料4%加算 ...

良。オープンキッチンとそれを囲むカウンターのみのブラッスリーで肩肘はらずに普通の服装で気軽に行けるのに、シッカリとした料理とワインが楽しめる店です。 この日は5000円のプリフィックス、アミューズのキッシュから、スープ、前菜からメインまで、思った以上にベースは正統フレンチです。 前菜とメインが選べたので、アーティチョークの前菜とカスレを選んで頂きました。 アーティチョークが在るだけで舞い上がる私ですが、失礼ながらここで食せるとは思っていませんでした。味わいは勿論ですが、旬が短いものを、それも千葉産を旬の時期に食べられただけで満足です。 そして何よりカスレは旨い！豚、鴨、羊&ソーセージそれぞれの味わいもベースの豆の味わいも美味しいですが、肉と豆を一緒に食べた時のバランスも素晴らしいです。 聞けば大阪の名店の味が忘れられずに創作したということで、どれだけ再現しどれだけオリジナルなのか判りませんが自店のメニューです。 別料金のデザートでプリン大を頂きましたが 大人の味、リキュール漬けのレーズンとの相性も良かったです。またここは普通のコーヒーがアメリカンですが、豆のセンスと倍の量をしようするので是非お試し下さい。

またワインのボトルはCPも良心的です。またオーナーがワイン好きなのか、美味しいものをみつくろってくれますので、グラスでも良いかと。

キッシュやここの名物スープ オ...