東京都稲城市のJR南武線の稲城長沼駅から徒歩約7分の川崎街道(府中街道、県道41号線)沿いの第一都営団地内にある「稲城 ヨロシク寿司」へ7人で平日18時に行って来ました♪
ラッキーなことに、グルメ友人が誘ってくれたため伺いました♪
お店は4車線の県道沿いの都営団地にあり、かなりビルは古いようで空きや落書きが目立って驚きました。
東京都で取り壊しが決まると、お店はもうやめるようで、それは残念です。
お店に入ると左側がカウンター8席で、右側が4人用畳のテーブル席が2つありましたね。 壁には絵画がかかり、入口近くには大きな白いユリの花が飾られていましたね♪
ほぼ中央のカウンター席に座ると、目の前に新鮮で美味しそうなネタがずらりと並んでいました♪ 特に赤貝や生トリ貝が美味しそうで、ホタテがかなり大きく、サバもかなり脂が乗ってそうでしたね。
壁の白板には以下が書かれていました♪どれも美味しそうです♪ ・岩カキ1,700円 ・桜海老かき揚げ1,400円 ・白子1,500円 ・あん肝1,500円 ・甘鯛西京漬け焼き1,350円 ・穴子白焼き1,200円
飲み物はビールのプレミアムモルツを頼みました♪ ビールは瓶ビールで、その他にキリンラガーとアサヒスーパードライがありましたね。 泡立ちが良い陶器のグラスで美味しく頂きました♪
その後、冷酒は隣の方と以下を頼み、2人でシェアしました♪ さすが夏用で、清涼さを感じ甘く美味しかったですね♪ 新潟 今代司 風鈴 黒龍 夏しぼり
食べ物は以下の11,000円税込のコースでした♪ ちなみにビールと、冷酒の「今代司 風鈴」で1,850円税込でしたね。
・北海道の磯粒貝のお通し ・タラバカニ、あん肝、鱧、タイラ貝、海ぶどうの前菜
そして以下からお鮨でした♪ ・スミイカ、スダチ ・境港の生の本マグロの大トロ ・福井の目鯛 ・2.2kg金目鯛 ・閖上の赤貝 ・京都の宮津の生トリ貝 ・境港の生の本マグロの赤身漬け ・北海道のマスノスケ(キングサーモン) ・北海道の生のシマエビ ・北海道の利尻のムラサキウニ、イクラ ・天草の天然鰻、北海道マス、小鯛、琵琶湖の稚鮎、玉子2種 ・青森の十三湖のしじみ赤出汁 ・梅キュウ、鉄火、干瓢
大将は柔和で優しく対応頂き、そしてどれもかなり上質で美味しく、特に生の本マグロの大トロが口の中でとろけ、久しぶりの閖上の赤貝が身がしっかり、生トリ貝が分厚く、シマエビがねっとり、ムラサキウニもしっかりとした粒でかなり美味しかったですね♪ さすが長年寿司屋をされているので、良いネタを仕入れることができるようです♪ 仲卸がいつも用意してくれているようでした。 他の1人客が頂いていたタラバガニの巨大さにも驚きましたね!
なお、このお店は人気のため予約必須のようでしたね。
支払いはpaypayやクレジットカードが利用でき、現金不要で支払いが楽で良かったです♪
東京都稲城市の「稲城...
Read more【なぜ寿司の賢者は団地に?】 夕暮れが東京郊外の輪郭を溶かす頃、稲城市の都営団地はその日常の顔を濃くしていく。そのありふれた風景の一角に、場違いなほどの静けさを湛えた一軒の店が佇む。掲げられた看板の名は「ヨロシク寿司」。少し気の抜けたその響きと、建物が放つ凜とした空気。この強烈な違和感こそが、これから始まる物語の入口である。
【舎利は二種類。仕事か設計か】 カウンターに身を委ねると、店主、目黒秀信氏の無駄のない所作が始まる。驚くべきは、そのシャリだ。あるネタにはすっきりとした酸が立つ米酢の白舎利を。またあるネタには芳醇な旨味を抱いた赤酢の舎利を。まるで建築家が木を吟味するように、彼はネタの個性を最大化する土台を完璧に設計する。これは職人技というより、計算され尽くした思想と呼ぶべきものだ。
【言語化された感覚】 目の前の仕事が、長年の経験や感覚といった曖昧な言葉に集約されるものではないことを一冊の本が証明している。『すしの技術大全』だ。店主自らが著したその専門書は、寿司を構成するあらゆる要素を分解し、科学の言葉で再構築した、いわば「寿司の論文」だ。感覚という暗黙知の世界に理論の光を当て、技術を次世代へとつなぐ。彼は伝統の継承者であると同時に、未来を切り拓く革新者でもあるのだ。
【ヨロシクという信頼】 なぜ、これほどの人物が都心ではなく古びた公団団地で寿司を握っているのであろうか。なぜ、あえてこの場所を選んだのか。彼が求めるのはきらびやかな名声ではない。選んだのはわざわざ足を運んでくれる者たちとの濃密な時間だ。帰り際、客が口にする。「ごちそうさま。また宜しくお願いします」。その時、店主からの一方的な挨拶だったはずの言葉が、客からの信頼と感謝の応答によって初めて完成する。「ヨロシク」とは、この場所でだけ交わされる、深く静かな約束の響...
Read more南武線の南多摩駅・稲城長沼駅の丁度中間ぐらいの場所の、既に誰も住んでいない公団住宅の1Fにある「ヨロシク寿司」。 通りがかりで入ろうと思う方は絶対いないと思いますが、このヨロシク寿司は西東京指折りの名店だと断言できます。
私は大将おまかせコースをお願いしていますが、これは5000円で15貫を5貫ずつ頂けるコースです。 15貫というと少々多く感じられるかもしれませんが、今まで連れて行った方は男女共に誰も食べ過ぎた状態にはなっていません。 あと、好き嫌いやアレルギー等も事前に伝えればもちろん対応頂けます。
飲み物について、お酒類はメニューに書かれたもの以外に、季節や週で変わる?大将オススメの日本酒・ワインがあります。頼む飲み物を迷っていると大将の方から「メニュー以外にもあるよ」と教えてくれます。で、例えば日本酒なら「日本酒は甘いのと辛いのあるよ」みたいな感じで選ばせてくれます。どれも見事なほどにお寿司に合いますよ。 銘柄ももちろん教えてくれるのですが、大体帰る頃には忘れてしまっていますね(苦笑
さて、自分がこの店が名店だと思う理由は、ネタの新鮮度だけではありません。 大将の握りの上手さ(大将は寿司の技術本を出版されています)による絶妙な歯ごたえ、お店の雰囲気やネタと絶妙に合う醤油、お酒等を含めた全体のまとまりが、他の店とはレベルが違うからです。
このクチコミを読まれた方も是非味わってみて下さ...
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