地産地消を売りにした、鶏白湯がおいしいラーメン屋さん。
ツーリングの目的地として日曜の11時過ぎに到着したものの、すでに店内は満席。ウェイティングボードに名前を書いて20分強で店内に案内された。 駐車場は割と広いので、停めれないってことはなさそう。寒い時期、暑い時期は車のナンバーを書いておけば車まで店員さんが呼びに来てくれる。
店内は元カフェだったのかな?という感じのおしゃれさ。席数は10席+というところ。 入って右手にある券売機で鶏白湯チャーシュー麵と替え玉をオーダー。 案内された席につくと、ラーメンに乗せるチャーシューと、替え玉に合わせる香味バターの種類を訊かれるため好みのものをオーダーする。今回はゆずの香味バターをお願いした(チャーシュー麺仕様の場合は全種類盛り付けられるため、チャーシューの種類は訊かれません、念のため)。
しばしの後着丼。良い意味でラーメン離れした彩の素敵さで目が楽しい。 チャーシュー4種(豚肩ロース、豚トロ、豚ホホ肉、鶏パテ)、紫タマネギ、小口ネギ、素揚げした牛蒡、煮卵、キャベツ、ニンジン、蕪、そしててっぺんにはドライトマトが丁寧に盛り付けられている。
まずスープを一口。濃厚な鶏の香りが口いっぱいに広がる。 まろやかなポタージュを飲んでいるよう。油感は意外と少なくて、飲んで疲れる感じのものではない。 続いてスープを纏った細麺を頂くと、するすると入る滑らかさとパツンとした歯応え、そして小麦の香りが一気に抜けてくる。ラーメンだけど、なんとなくパスタのような、香りを楽しめる麺。
チャーシューは4種それぞれキャラの立った、味わいも食感も異なるもの。スープの温度で脂が適度に柔らかくなった鶏パテ、噛み切った時の繊維感が楽しいホホ肉、とろける脂とサクッとした食感の豚トロに、おそらく低温調理でしっとりジューシーな豚肩ロース。どれを選んでも間違いはない、チャーシュー麺ですべて味わえるのは本当にお得な体験だと思う。 野菜は薄切りかつ適度に煮てあり、ラーメンの食感のバランスを崩さずやさしい甘みを添えてくれる。そんな中でタマネギとネギは歯応えにアクセントを加えてくれて、牛蒡の香りもパンチがあって食べていて面白い。 麺とスープと野菜をローテしているうちにスープの味わいが変わっていくことに気づく。野菜や肉から出た出汁がスープを時間とともにマチュアにしていく。これは最後の最後まで飽きない!
一通り楽しんで替え玉をオーダー。こちらも綺麗に盛られた麺の上に、ゆずを練りこんだバターが添えられている。
スープに沈め、バターを溶かしながら一口。バターのコクにゆずのさわやかさがアクセントとなり、ラーメンの食体験としては異次元なもの。本当に最後まで飽きさせないための気遣いとこだわりに溢れている。
あっという間に完食。お腹いっぱいになるにつれ食べるのが作業になってしまう事も多い自分だが、ここのラーメンは最後まで楽しみ切れる。
イタリアンのような華やかさと、日本の鍋料理のような食材の調和が味わえる、自分史に残る一杯でした。
お店の設えのお洒落さも相まって、女性を連れていくにもいいお店かも。半面、家族連れ向けといった雰囲気ではないかな。
ちょっと遠出して混雑具合によっては結構待つ、でもその価値は確実...
Read more白湯麺を注文 色彩感の豊かなラーメンは、1つの「作品」の様な佇まい 鶏の旨味が程好いスープは、全くクドさの無いまろやかな質感 見た目たおやかな直麺は、極細だがモッチリとした食感で喉越しは軽妙 チャーシューは食券提出時に4種類の中から選択する 選んだ「(豚ホホ肉の)コンフィー」は、ハーブの薫りをふんわりと纏っていて唯々旨い 根菜のスライス等のトッピング野菜は適度な酸味が効いていて、食べ進めるさなかの口内を爽やかにリセットしてくれる 具材の1つ1つに惜しみ無い手間隙を感じる、格別の1杯
席の回転は、やや遅め 満席時には店の入り口で名前・車のナンバーを記帳しておくと、空いたら呼びに来てくれる 店員さんの案内やメニュー説明も親切・丁寧で、細やかな気配りがありがたい
[追記] 白湯つけ麺を注文 つけだれに浸けずに1本啜って、麺そのものの美味さを噛みしめる 麺は冷やし締めてもモッチリとした抜群の食感を保持し、喉越しの軽やかさも頗る良質 白湯ベースのつけだれは過度な濃厚さはなく、魚粉の使用量も抑えられている 刻み玉葱の甘みも爽やかに、フワッとマイルドで上品な味わい 「麺大盛り・チャーシュー追加しても良かったかな」と思ってしまうくらいに、アッという間に食べ尽くしてしまった
[再追記] 鶏白湯Ver.2.1改...
Read more種類が豊富な生ハムとパニーノが美味しくて、お気に入りのSANDWICH...
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