2019年12月某日、リニューアル後二回目の訪問。今回はつけ麺を食べて来ました。なんと、以前(麺屋ゆう)のつけ麺とは全くの別物となっていました。リニューアルの総合結果は「値上げして質は落ちた残念なリニューアル」という評価です、個人的には。本当にフードコートに入ってるラーメン屋みたいな感じの味と質感になってしまいました。
麺が極太なのは変わっていませんが、見た目の色は日本蕎麦のようなやや灰色っぽい色に。汁はドロドロした濃厚タイプです。大勝軒特有の甘酸っぱい「あの味」ではありません。
茹で加減は麺屋ゆう時代と変わらず、イマイチ茹で時間が足りてない。やっぱり小麦粉のα化が足りない気がしますね。この手の濃厚系スープなら近くの極・煮干し本舗のほうが個人的には好みですね。
チャーシューはトロトロしたタイプで、もりそばに入っていたチャーシューよりも自分は好きです。海苔は相変わらず冗談かと思うほど小さい。「切手かな?」というレベルの小さい海苔。具材もスープも麺も、随所にコストダウンを感じさせる残念な一杯となってしまいました。豪快でお得感があった「麺屋ゆう」時代に戻って欲しいですね。
あと、つけ汁が冷めるのがめちゃ早い。忙しそうな厨房に温め直しを頼むのも気が引けるので、汁が冷めにくい器を使って欲しいですね。
男性客が圧倒的に多く、女性はなんとなく肩身が狭いです。
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2019/11/28、「佐貫大勝軒ゆう」としてリニューアルOPENしたので食べて来ました。
最も標準的なデフォルトメニューと思われる「もりそば」は中細麺なので、食べ応えやパンチ力は弱めです。
これまでの麺屋ゆうでデフォルトだった「つけ麺」も用意されており、昔のまま極太麺のようです。以前と同じ麺を食べたい人はもりそばではなくつけ麺を頼むべきでしょう。
また、もりそばの具はチャーシュー・ナルト・海苔・メンマ・ネギがありますが、いずれも小さく薄くペラッペラで味もへったくれもありませんでした。残念な具です。味玉や玉子も味が薄いし冷たいし、うーん。この内容であの値段ではちょっと割高感ありますね。
OPEN時だけのヘルプ要員なのか、明らかに超美人な若い女性が入り口付近で案内係専門としてニコニコ立ってましたが、暇な時間が多く手持ち無沙汰のようだったし案内もさほど手際よくないので、他の仕事も手伝ってもらったほうがいいのでは。
「麺屋ゆう」時代からの店員さんも何人かいました。
松戸「とみ田」の店主・富田治さんが手伝いに来るとの情報でしたが、客席から見える厨房にはほとんどおらず、厨房の奥の部屋からときどき顔を出す程度でした。やはり有名人だからあまり表に出ないのか、それとも奥の部屋で何か作業されてたのかもしれません。
また、グループ総帥の田代こうじさんが、店外からガラス越しに中の様子を観察していました。
以上、リニューアルOPENで食べに行ったレビューです。
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標準のつけ麺は、昔はほうれん草など具がいろいろ載っていたのに、最近はチャーシューとメンマと海苔だけ。一時はチャーシューのみになってた時期もあった記憶が。色が黒茶色系ばかりで、ちょっと寂しいですね。飽きるし脂っぽいし。やはりほうれん草は欲しいです。
ただスープと麺はとりあえず間違いない。いわゆる大勝軒系列の味で、おいしいです。
しかし、たまに麺の茹で時間が足りないのか、食感が粉っぽくてアルファ化が足りないなと感じることもありますので当たり外れあり。
中盛以上にするととんでもないボリュームで後悔するし、途中でスープが冷えきってしまうし、普通盛りが一番いいと思います。
ランチ時に行くとやたらセットメニューを推されますが、ボリューム多すぎて食べきれないし、肉ご飯というよりも脂ご飯みたいな感じなので、個人的にはつけ麺だけでいいですね。
実はつけ麺だけでなくラーメン系もけっこう美味しい。
かなり年配のおばちゃん店員が多く...
Read moreみそラーメンの上に乗っているひき肉の炒め時間が全く足りていないようで、ピンク色~赤色っぽい部分が多数。調理している男性(Aさん)を呼んで指摘したら、「牛肉だし良い肉を使っているから、生でも大丈夫なんです」との説明。いやいやいや、生で食べても安全な食肉なんて存在しませんから。根本的に食中毒についての知識がないようで、呆れました。
ミンチ肉は中心部の色がしっかり変わるまで加熱するのは常識だと思うのですが、プロのくせにそんなことも知らないのでしょうか。ユッケ食中毒事件も知らないのでしょうか。牛肉だから大丈夫などということは科学的にありえません。ましてやひき肉なら、なおさらです。肉が新鮮であるかどうかも関係ありません。屠畜した時点ですでに菌が付着しているのですから。食中毒について勉強していればこれくらいは常識のはずです。
もし、ここでみそラーメンを食べてお腹を壊した方がいたら、念のためすぐに病院で受診してください。土浦保健所に今回の件について連絡していろいろ聞いたところ、O-157の潜伏期間には幅があり、食後1~10日くらいは要注意とのこと。また、牛肉にはO-157以外にも複数の菌による食中毒の可能性がありますので、私は今後2週間くらいは体調変化にビクビクしながら暮らさねばなりません。
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