朝、気だるい身体を起こす。休みな上に母が出かけてるため、朝餉の用意はない。バタークッキーをかじるが、空腹がおさまるわけがない。家には俺以外に2匹の愛猫と、ロクでなしの愚兄がひとつ。この愚兄ときたら、図々しくも午後2時前まで家にいるのだ。 「金はある、ここから出ねば……」 寝起きの頭で避難場所に最適な場所はないかと考える。近くのファミレスはまだやっていない。コンビニのイートインスペースでは、そう長居できない。時折行くチェーンの喫茶店は、食べ物があまり好きではない。 「あゝそうだ……」 ふと思い出したのは、時折入る地元の情報誌。去年の秋頃に見たカフェ特集で、気になる店があった。 「とむとむ、だっけか……」 充電済みのスマホを手に取り、Googleマップで調べてみる。どうやら既にオープンしていて、値段も手頃ときた。以前から気になってはいたのだ、行かないという手はない。 俺は着替えを済ませると、カーキ色のスプリングコートを羽織って車を走らせた。
Googleマップを頼りに来てみれば、屋根が特徴的な店に着いた。駐車場に車を停めて建物の前に来てみれば、小洒落た玄関に喫煙所がある。 「げっ、店内全席禁煙かよ……」 ヘビースモーカーではないが、全席禁煙の喫茶店には個人的浪漫に欠ける。喫煙を諦めながら店に入ると、品のある眼鏡をかけた老婆が案内してくれた。通された席は入ってすぐのふたりがけの席。呼び出しボタンには“22”のシールが貼られている。店員に声をかけるのが苦手な俺にはありがたい。 席に座れば低めの椅子に驚いたが、なかなか座り心地がいい。角の丸い四角テーブルは意外と広く、タブレットを置いても余裕がある。 メニューを開いて珈琲を見れば、エスプレッソはない。これは至極残念だが、エスプレッソを置いていない店は珍しくはない。何より俺はアイス珈琲を飲むと決めていた。 モーニングのCセットを頼んで執筆をすれば、アイス珈琲が運ばれてくる。料理も間もなく運ばれ、テーブルが華やかになる。 Cセットはワッフルとサラダ、ツナディップと卵ディップが1玉ずつ。それと、メープルシロップがひとつ。ワッフルは甘くもなくしょっぱくもなく。なるほど、しょっぱい卵やツナと食べても、メープルシロップをかけて食べても差し支えない味だ。 既にドレッシングがかかっているサラダは、全体が細長い。ドレッシングはトゲのない味で、比較的食べやすかった。 アイス珈琲を持ち上げてみれば、テーブルの上には水の花が咲いている。グラスの底を見てみれば、炭酸ペットボトルのようにおかしな形状をしている。こうして目で楽しめるグラスは初めて見る。アイス珈琲の味は酸味がなく、程よい苦味で丁度いい。 このレビューを書き終え、ひと段落執筆を終えたら、スイーツ...
Read moreI had to change the rating after going here and finding out that decaf is an extra FULL CUP charge (550 yen!) with the set lunches! I left hungry and without coffee.
The lunches themselves are kind of expensive...I am not sure this is a good value place; you get Tsukuba food at Tokyo prices. It has a nice...
Read moreGot the small morning set with a European blend coffee. The coffee was amazing with a large variety of blends to choose on depending on how sweet or bitter you like your coffee. Furthermore the ambience inside is lovely and is a great place for brunch or a sweet treat. Would definitely recommend...
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