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Nakaumi-no-sato — Restaurant in Yasugi

Name
Nakaumi-no-sato
Description
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Nearby restaurants
Ikkoku
1052-8 Kisacho, Yasugi, Shimane 692-0026, Japan
Shofuku Yonago
656-1 Indacho, Yonago, Tottori 683-0027, Japan
ローダンのラーメン 安来店
570-5 Kadoucho, Yasugi, Shimane 692-0027, Japan
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Nakaumi-no-sato tourism.Nakaumi-no-sato hotels.Nakaumi-no-sato bed and breakfast. flights to Nakaumi-no-sato.Nakaumi-no-sato attractions.Nakaumi-no-sato restaurants.Nakaumi-no-sato travel.Nakaumi-no-sato travel guide.Nakaumi-no-sato travel blog.Nakaumi-no-sato pictures.Nakaumi-no-sato photos.Nakaumi-no-sato travel tips.Nakaumi-no-sato maps.Nakaumi-no-sato things to do.
Nakaumi-no-sato things to do, attractions, restaurants, events info and trip planning
Nakaumi-no-sato
JapanShimane PrefectureYasugiNakaumi-no-sato

Basic Info

Nakaumi-no-sato

118-1 Nakaumicho, Yasugi, Shimane 692-0074, Japan
3.6(179)
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spot

Ratings & Description

Info

attractions: , restaurants: Ikkoku, Shofuku Yonago, ローダンのラーメン 安来店
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+81 854-23-2501
Website
michinoeki-araessa.jp

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どじょうの唐揚げ
上天ぷら盛り合わせ
【上天ぷら】えび(大きめ)2品、のどぐろ(小) 2品、魚1品、いか1品、野菜6品
どじょうの柳川鍋
天ぷら盛り合わせ
【天ぷら】えび(大きめ)2品、魚2品、いか1品、野菜6品
大山どりの天ぷら

Reviews

Nearby restaurants of Nakaumi-no-sato

Ikkoku

Shofuku Yonago

ローダンのラーメン 安来店

Ikkoku

Ikkoku

4.2

(383)

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Shofuku Yonago

Shofuku Yonago

3.7

(278)

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ローダンのラーメン 安来店

ローダンのラーメン 安来店

4.1

(106)

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Eiji KondouEiji Kondou
出雲そばを食べたいと思いながら車を進め、12時半頃そろそろ昼食を摂ろうと道すがら見つけた道の駅に入り、出雲そばの幟が立つこちらに入店した。 入口で靴を脱ぎ靴箱に入れて鍵を掛け木札を持って席に向かう、日本庭園が見える席を希望すると、予約席ですと断られた、以前にも大分の蕎麦屋で同様のことが有ったが道の駅のレストランで予約席って?と、訝しく思ったが気を取り直して別の窓側の席に着き、品書をひと通り見てそばを注文しようとすると、本日のそばは品切れとのこと、まだ午後一時にもなってないのに?!更に驚いたことに、「入口にそばは品切れと書いてあったんですが‥」と、まるで見てないこちら側に落ち度が有るような口振りである。空いてるのに座りたい席に座れない、出雲そばが食べたいのに提供されない、予約席があるとか蕎麦が提供できないとか、だったら出雲そばの幟は下げるとか、万人が分かるように見える場所に大きく告知するなどすべきなのに、ホスピタリティが皆無どころか人を嫌な気分にさせる点に長けた施設だと思った。 本来の「道の駅」とは使い勝手の良さやリーズナブルなコストパフォーマンスに重点を置くものと考える、その上で地域の特産品や特色を活かしたインフラを構築すべきだろう。 しかし、ここは何処かから態々移築した古民家を改装してレストランとしている、先に誤解が無いように述べるが古民家再生や活用を否定する気は毛頭ない、寧ろ古い建築物を残すのは大賛成であり、その知恵を絞ることは吝かではないのだが、道の駅に古民家レストランではベースとなるコンセプトが乖離しているといわざるを得ない。しかも昼食の品書きとしてはどれも高い価格帯で、旅の途中で気軽に立ち寄ってその土地の特産品や名物を楽しむ、ユーザー目線の配慮が皆無である。道の駅の中で他にも食事ができる選択肢(地産の食材を使った弁当など)が有れば、高級な古民家レストランも有意義なものとなるが、現状では道の駅で唯一の食事が摂れる施設としては十分な役割を果たせていない。 本当は★を一つもつけたくないが、古民家の日本庭園に免じて★一つ付与する。 令和五年十一月六日(2023/11/06)
a ・ia ・i
安来節の歌声(BGM)で出迎えられる、中海に面した人気の道の駅。新鮮な野菜や海鮮物をはじめ、断然おすすめな安来の苺!上質な高級苺の生産が盛んで、お土産としても大人気。 隣接する「中海の郷」でランチを頂きに🎵 そば、うどん、定食、丼を中心にメニューが充実。観光地に特化した珍しいどじょう料理から島根和牛まで多彩。 島根和牛、のどぐろ、蕎麦を一度に味わえるメニューをチョイス! ■島根和牛 肉ざる蕎麦 1,408円 蕎麦つゆの中に島根和牛のこま切れがお目見え!こんなに甘いつゆの味は初めてで、1口目は驚き!しかし、島根和牛を噛みしめてすぐに「すき焼き!」の味覚を感じました。ざる蕎麦で、すき焼きを表現された斬新さは、面白い!!味わいは、賛否あると思いますが、なかなか見受けない組み合わせも珍しい。 ■上天ぷら盛り合わせ 1,408円 上記のメニューにも、天ぷら付きがあるのですが、単品メニューのこちらは豪華に違い。海老2品、のどぐろ2品、魚1品、いか1品、野菜6品とボリューム満点!揚げたてサクサクを抹茶塩とおつゆで、美味しかったです。 ■天丼 ミニうどんセット ご飯は、美味しい仁多米を使用!天ぷらが埋めつくされ、甘がらのたれは、やや少なめ。ミニうどんに添えられた、ちくわがご当地感をあげてくる。 お味噌汁、小鉢、漬物付き。 旅の疲れの休憩場所として、観光地を支える道の駅!ご当地愛に溢れたメニューに癒されました。 ご馳走様でした🥂
さぬjunさぬjun
明治時代の古民家を移築改装した立派な建物です。 店内は天井が高く体育館みたいな広さ。当時の繁栄ぶりを感じます。 営業時間 11:00~17:30(ラストオーダー17:00) 定休日 火曜日 車椅子対応可 出雲蕎麦、安来どじょう、大山鶏、しまね和牛、天ぷら、海鮮、甘味デザート等々。地域の魅力溢れるメニュー。 【上天割子そば】 大きな海老天や野菜天。天つゆと抹茶塩がつきます。揚げたてサクサク! 蕎麦も美味。三段あってボリュームも満足。蕎麦湯が付いて本格的です。 【安来どじょうの柳川定食】 大きな土鍋いっぱいの柳川鍋。ふんわり玉子綴じ。どじょうもたっぷり。三つ葉のいい香り。 定食に付くどじょうの唐揚げは魚、鰻、アナゴ、ハモ、どれとも違う独特の味。 少し苦味があって珍味好きには刺さります。 お子様向けにアンパンマンセット(洋食系)もありました。お子様連れにも利用しやすいです。 提供に少し時間がかかりましたが、立派な古民家の店内を眺めて癒されました。
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出雲そばを食べたいと思いながら車を進め、12時半頃そろそろ昼食を摂ろうと道すがら見つけた道の駅に入り、出雲そばの幟が立つこちらに入店した。 入口で靴を脱ぎ靴箱に入れて鍵を掛け木札を持って席に向かう、日本庭園が見える席を希望すると、予約席ですと断られた、以前にも大分の蕎麦屋で同様のことが有ったが道の駅のレストランで予約席って?と、訝しく思ったが気を取り直して別の窓側の席に着き、品書をひと通り見てそばを注文しようとすると、本日のそばは品切れとのこと、まだ午後一時にもなってないのに?!更に驚いたことに、「入口にそばは品切れと書いてあったんですが‥」と、まるで見てないこちら側に落ち度が有るような口振りである。空いてるのに座りたい席に座れない、出雲そばが食べたいのに提供されない、予約席があるとか蕎麦が提供できないとか、だったら出雲そばの幟は下げるとか、万人が分かるように見える場所に大きく告知するなどすべきなのに、ホスピタリティが皆無どころか人を嫌な気分にさせる点に長けた施設だと思った。 本来の「道の駅」とは使い勝手の良さやリーズナブルなコストパフォーマンスに重点を置くものと考える、その上で地域の特産品や特色を活かしたインフラを構築すべきだろう。 しかし、ここは何処かから態々移築した古民家を改装してレストランとしている、先に誤解が無いように述べるが古民家再生や活用を否定する気は毛頭ない、寧ろ古い建築物を残すのは大賛成であり、その知恵を絞ることは吝かではないのだが、道の駅に古民家レストランではベースとなるコンセプトが乖離しているといわざるを得ない。しかも昼食の品書きとしてはどれも高い価格帯で、旅の途中で気軽に立ち寄ってその土地の特産品や名物を楽しむ、ユーザー目線の配慮が皆無である。道の駅の中で他にも食事ができる選択肢(地産の食材を使った弁当など)が有れば、高級な古民家レストランも有意義なものとなるが、現状では道の駅で唯一の食事が摂れる施設としては十分な役割を果たせていない。 本当は★を一つもつけたくないが、古民家の日本庭園に免じて★一つ付与する。 令和五年十一月六日(2023/11/06)
Eiji Kondou

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安来節の歌声(BGM)で出迎えられる、中海に面した人気の道の駅。新鮮な野菜や海鮮物をはじめ、断然おすすめな安来の苺!上質な高級苺の生産が盛んで、お土産としても大人気。 隣接する「中海の郷」でランチを頂きに🎵 そば、うどん、定食、丼を中心にメニューが充実。観光地に特化した珍しいどじょう料理から島根和牛まで多彩。 島根和牛、のどぐろ、蕎麦を一度に味わえるメニューをチョイス! ■島根和牛 肉ざる蕎麦 1,408円 蕎麦つゆの中に島根和牛のこま切れがお目見え!こんなに甘いつゆの味は初めてで、1口目は驚き!しかし、島根和牛を噛みしめてすぐに「すき焼き!」の味覚を感じました。ざる蕎麦で、すき焼きを表現された斬新さは、面白い!!味わいは、賛否あると思いますが、なかなか見受けない組み合わせも珍しい。 ■上天ぷら盛り合わせ 1,408円 上記のメニューにも、天ぷら付きがあるのですが、単品メニューのこちらは豪華に違い。海老2品、のどぐろ2品、魚1品、いか1品、野菜6品とボリューム満点!揚げたてサクサクを抹茶塩とおつゆで、美味しかったです。 ■天丼 ミニうどんセット ご飯は、美味しい仁多米を使用!天ぷらが埋めつくされ、甘がらのたれは、やや少なめ。ミニうどんに添えられた、ちくわがご当地感をあげてくる。 お味噌汁、小鉢、漬物付き。 旅の疲れの休憩場所として、観光地を支える道の駅!ご当地愛に溢れたメニューに癒されました。 ご馳走様でした🥂
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明治時代の古民家を移築改装した立派な建物です。 店内は天井が高く体育館みたいな広さ。当時の繁栄ぶりを感じます。 営業時間 11:00~17:30(ラストオーダー17:00) 定休日 火曜日 車椅子対応可 出雲蕎麦、安来どじょう、大山鶏、しまね和牛、天ぷら、海鮮、甘味デザート等々。地域の魅力溢れるメニュー。 【上天割子そば】 大きな海老天や野菜天。天つゆと抹茶塩がつきます。揚げたてサクサク! 蕎麦も美味。三段あってボリュームも満足。蕎麦湯が付いて本格的です。 【安来どじょうの柳川定食】 大きな土鍋いっぱいの柳川鍋。ふんわり玉子綴じ。どじょうもたっぷり。三つ葉のいい香り。 定食に付くどじょうの唐揚げは魚、鰻、アナゴ、ハモ、どれとも違う独特の味。 少し苦味があって珍味好きには刺さります。 お子様向けにアンパンマンセット(洋食系)もありました。お子様連れにも利用しやすいです。 提供に少し時間がかかりましたが、立派な古民家の店内を眺めて癒されました。
さぬjun

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Reviews of Nakaumi-no-sato

3.6
(179)
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4.0
31w

古民家レストランを主とし 走る鉄道とローカルをご案内しましょう。

〝 どぜう料理 〟が美味しかった。 あぁ〜 ながい長い ご無沙汰でしたねぇ〜……懐かしの味です。 ここは 〝 JAやすぎ 道の駅 なかうみ菜彩館 〟の敷地内にある お食事処 〝 中海(NAKAUMI)の郷 〟 。 豊富なメニューに 郷土料理をさらに加えたお店である。

〝 どぜう 〟は旧仮名遣い(kyu-kanazukai)にあって 勿論〝 どじょう 〟のこと。 安来は どじょうが登場する安来節で全国に名が知られているが なかでも歌い手に合わせて踊るひょっとこの 捕まえた〝 どじょう 〟をザルからビクに移しかえる時のしぐさが可笑し(okashi)く 滑稽(kokkei)で 『俺は絶対笑わないぞ!』と誓っても 失笑してしまう。 言わずもがな 観客席は笑いの渦だ。 ここには古き日本の食文化が 代名詞 安来節として色濃く残っている。

〝 どじょう柳川御膳 〟を頂いた。 意外にサッパリとした味に好感がもてて 美味しかったね〜。

稲が刈り取られたあとの晩秋の田んぼは 水の引いた地表に乾風(anaji)が渡り始めると 指の太さ程の穴がアチコチに開いてるんですよ。 気長に掘っていくと やがて水が湧き出しくるんですが その時点で腕が入る大きさにまで広がってましてね。 穴の奥まで腕を伸ばすと やがてヌルヌルした魚体にたどり着くんです。 今でもよく覚えています……青墨色(aozumi-iro)の背から腹部に渡る途中で グラデーション部が鰻(unagi)のように綸子模様(rinnzu-moyou)を呈し そこから やや黄味を帯びながら 灰味白色(haimi-shiro-iro)をした腹に至る……体高が小ちゃなシシャモ程もある 堂々のそれを掴み出すんですが………わんぱく小僧には それが 楽しくて 面白くて(笑)。 当時は自然がもたらす動植物が遊びの対象だったんです。 越冬の為 脂がタップリのった プリップリの黒くて太い 大きな〝どじょう〟が 20匹 30匹と獲れたものです。 遊びの楽しさは 夕げの御膳を さらに満たすことを手伝っていたとも言えるでしょう。 それがある時期から 発達した農薬の力によって この星がくれた恵みは死滅していったんです。 稔りを約束してくれる代わりの代償は あまりに大きかったわけです。 影響はやがて人にも 深刻な事態を引き起こしました。 人も この星が つくったことを忘れてたんです……人も動物……生き物なんです。

さて あの頃の体高より かなり小さかったが懐かしかったね。 多分 大きさの違いは 種類の違いにあるんだろうね。

店の前は山陰本線と並走しながら 国道9号線が走り 出雲からも米子側からも 車でのアクセスが便利である。 店内は田舎の宿 という感じがして落ち着いた雰囲気が漂う。 畳・廊下・襖・椅子・卓・灯などなど 全てが古き日本の整(Totono)いにあることを感じさせてくれる。 中海も近いから 時間に余裕があれば冬の訪問者達に逢いに行くのもいいだろう。

美味しく夕食を頂いた そのおよそ33分後 遠くから かすかに カタカタン……コトコトンの音が やがてレールの頭部側面を車輪のフランジが摺(su)る ツィーン ツィツィツィーン って感じの金属音が モートルと走行の詳細な音に混じって レールが伝えて来るではありませんか。 遂にそれは最大となり 目の前の闇に大きな明かりが流れ 風切る音を伴いながら〝 サンライズ出雲 〟が およそ600km先の明日の東京に向け 高速で通過して行くのである。 美しい2階建ての車輌は 1998年にグッドデザイン賞を受賞した。 出雲市駅18:51発 ➡︎ 東京駅 翌朝07:08着は 日本海に流れる日野川と 瀬戸内海側へと 流れる高梁川……その源流の分水嶺付近を越え 明日との間に横たわる暗い闇を渡って行く。 エキスプレスが太平洋側に出るために避けて通れないのが かって三重連のスティームロコモーティヴファン達 垂涎の的(suizenn-no-mato)であった伯備線である。

因みに伯備線は国内有数のカーブの多さで知られ 最大25‰(パーミル : 意=水平に1,000m進んだところで25m登った or 降りた地点に辿り着く傾斜 ないし起伏地形)を有し 西日本の尾根 中国山地を横断する 路程およそ140kmに及ぶ鉄路である。

JRは近年 車両デザインが格段に向上し〝 サンライズエキスプレス 〟は ヨーロッパの風景の中を走らせても まったく引けをとらない 華麗なバラの花をも想わせる列車である。 デザイナーの力量に感心する。 機会があれば この美しい列車に乗ってみようと思う。

美味しいどじょう料理をとおして出雲の国 安来の郷土を知り 紅(kurenai)に燃え 堕ちゆく中海の夕景に この世を ただ一度の旅と悟り 目の当たりを流れ行く美しいサンライズ出雲を見れば 今日の向こうに歩き出したくなる。 皆さんも機会があれば 一度お訪ねなさっては如何だろう。 中海の夕景……そして運がよければサンライズ出雲にも会えるかもしれません。 因みに サンライズの通過時刻は ポケットから取り出した小生めの懐中時計で19:52でした。 古いロンジンの機械式時計ですから ±3分ぐらいの誤差はお許しください。

出雲の国 その安来 ...

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4.0
9y

〝 どぜう料理 〟が美味しかった。 あぁ〜 ながい長い ご無沙汰でしたねぇ〜……懐かしの味です。 ここは 〝 JAやすぎ 道の駅 なかうみ菜彩館 〟の敷地内にある お食事処 〝 中海(NAKAUMI)の郷 〟 。 豊富なメニューに 郷土料理をさらに加えたお店である。

〝 どぜう 〟は旧仮名遣い(kyu-kanazukai)にあって 勿論〝 どじょう 〟のこと。 安来は どじょうが登場する安来節で全国に名が知られているが なかでも歌い手に合わせて踊るひょっとこの 捕まえた〝 どじょう 〟をザルからビクに移しかえる時のしぐさが可笑し(okashi)く 滑稽(kokkei)で 『俺は絶対笑わないぞ!』と誓っても 失笑してしまう。 言わずもがな 観客席は笑いの渦だ。 ここには古き日本の食文化が 代名詞 安来節として色濃く残っている。

〝 どじょう柳川御膳 〟を頂いた。 意外にサッパリとした味に好感がもてて 美味しかったね〜。

稲が刈り取られたあとの晩秋の田んぼは 水の引いた地表に乾風(anaji)が渡り始めると 指の太さ程の穴がアチコチに開いてるんですよ。 気長に掘っていくと やがて水が湧き出しくるんですが その時点で腕が入る大きさにまで広がってましてね。 穴の奥まで腕を伸ばすと やがてヌルヌルした魚体にたどり着くんです。 今でもよく覚えています……青墨色(aozumi-iro)の背から腹部に渡る途中で グラデーション部が鰻(unagi)のように綸子模様(rinnzu-moyou)を呈し そこから やや黄味を帯びながら 灰味白色(haimi-shiro-iro)をした腹に至る……体高が小ちゃなシシャモ程もある 堂々のそれを掴み出すんですが………わんぱく小僧には それが 楽しくて 面白くて(笑)。 当時は自然がもたらす動植物が遊びの対象だったんです。 越冬の為 脂がタップリのった プリップリの黒くて太い 大きな〝どじょう〟が 20匹 30匹と獲れたものです。 遊びの楽しさは 夕げの御膳を さらに満たすことを手伝っていたとも言えるでしょう。 それがある時期から 発達した農薬の力によって この星がくれた恵みは死滅していったんです。 稔りを約束してくれる代わりの代償は あまりに大きかったわけです。 影響はやがて人にも 深刻な事態を引き起こしました。 人も この星が つくったことを忘れてたんです……人も動物……生き物なんです。

さて あの頃の体高より かなり小さかったが懐かしかったね。 多分 大きさの違いは 種類の違いにあるんだろうね。

店の前は山陰本線と並走しながら 国道9号線が走り 出雲からも米子側からも 車でのアクセスが便利である。 店内は田舎の宿 という感じがして落ち着いた雰囲気が漂う。 畳・廊下・襖・椅子・卓・灯などなど 全てが古き日本の整(Totono)いにあることを感じさせてくれる。 中海も近いから 時間に余裕があれば冬の訪問者達に逢いに行くのもいいだろう。

美味しく夕食を頂いた そのおよそ33分後 遠くから かすかに カタカタン……コトコトンの音が やがてレールの頭部側面を車輪のフランジが摺(su)る ツィーン ツィツィツィーン って感じの金属音が モートルと走行の詳細な音に混じって レールが伝えて来るではありませんか。 遂にそれは最大となり 目の前の闇に大きな明かりが流れ 風切る音を伴いながら〝 サンライズ出雲 〟が およそ600km先の明日の東京に向け 高速で通過して行くのである。 美しい2階建ての車輌は 1998年にグッドデザイン賞を受賞した。 出雲市駅18:51発 ➡︎ 東京駅 翌朝07:08着は 日本海に流れる日野川と 瀬戸内海側へと 流れる高梁川……その源流の分水嶺付近を越え 明日との間に横たわる暗い闇を渡って行く。 エキスプレスが太平洋側に出るために避けて通れないのが かって三重連のスティームロコモーティヴファン達 垂涎の的(suizenn-no-mato)であった伯備線である。

因みに伯備線は国内有数のカーブの多さで知られ 最大25‰(パーミル : 意=水平に1,000m進んだところで25m登った or 降りた地点に辿り着く傾斜 ないし起伏地形)を有し 西日本の尾根 中国山地を横断する 路程およそ140kmに及ぶ鉄路である。

JRは近年 車両デザインが格段に向上し〝 サンライズエキスプレス 〟は ヨーロッパの風景の中を走らせても まったく引けをとらない 華麗なバラの花をも想わせる列車である。 デザイナーの力量に感心する。 機会があれば この美しい列車に乗ってみようと思う。

美味しいどじょう料理をとおして出雲の国 安来の郷土を知り 紅(kurenai)に燃え 堕ちゆく中海の夕景に この世を ただ一度の旅と悟り 目の当たりを流れ行く美しいサンライズ出雲を見れば 今日の向こうに歩き出したくなる。 皆さんも機会があれば 一度お訪ねなさっては如何だろう。 中海の夕景……そして運がよければサンライズ出雲にも会えるかもしれません。 因みに サンライズの通過時刻は ポケットから取り出した小生めの懐中時計で19:52でした。 古いロンジンの機械式時計ですから ±3分ぐらいの誤差はお許しください。

出雲の国 その安来 ...

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出雲そばを食べたいと思いながら車を進め、12時半頃そろそろ昼食を摂ろうと道すがら見つけた道の駅に入り、出雲そばの幟が立つこちらに入店した。 入口で靴を脱ぎ靴箱に入れて鍵を掛け木札を持って席に向かう、日本庭園が見える席を希望すると、予約席ですと断られた、以前にも大分の蕎麦屋で同様のことが有ったが道の駅のレストランで予約席って?と、訝しく思ったが気を取り直して別の窓側の席に着き、品書をひと通り見てそばを注文しようとすると、本日のそばは品切れとのこと、まだ午後一時にもなってないのに?!更に驚いたことに、「入口にそばは品切れと書いてあったんですが‥」と、まるで見てないこちら側に落ち度が有るような口振りである。空いてるのに座りたい席に座れない、出雲そばが食べたいのに提供されない、予約席があるとか蕎麦が提供できないとか、だったら出雲そばの幟は下げるとか、万人が分かるように見える場所に大きく告知するなどすべきなのに、ホスピタリティが皆無どころか人を嫌な気分にさせる点に長けた施設だと思った。 本来の「道の駅」とは使い勝手の良さやリーズナブルなコストパフォーマンスに重点を置くものと考える、その上で地域の特産品や特色を活かしたインフラを構築すべきだろう。 しかし、ここは何処かから態々移築した古民家を改装してレストランとしている、先に誤解が無いように述べるが古民家再生や活用を否定する気は毛頭ない、寧ろ古い建築物を残すのは大賛成であり、その知恵を絞ることは吝かではないのだが、道の駅に古民家レストランではベースとなるコンセプトが乖離しているといわざるを得ない。しかも昼食の品書きとしてはどれも高い価格帯で、旅の途中で気軽に立ち寄ってその土地の特産品や名物を楽しむ、ユーザー目線の配慮が皆無である。道の駅の中で他にも食事ができる選択肢(地産の食材を使った弁当など)が有れば、高級な古民家レストランも有意義なものとなるが、現状では道の駅で唯一の食事が摂れる施設としては十分な役割を果たせていない。 本当は★を一つもつけたくないが、古民家の日本庭園に免じて★一つ付与する。 令和五年十一月六日...

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