介一家うりゅう — Restaurant in Yokohama

2025.06.21

初めて横浜家系ラーメンと言うモノを頂いたのは高校２年生。知り合いのお兄さんに連れられて来たのが、第三京浜港北インター近くの介一家さんだ。それまでは醤油・塩・味噌くらいしか選択肢を知らなかった喜谷さんにとって、ガツンと来る醤油豚骨と言う世界は頗る斬新であった。お好みと言うモノを聞かれた事も初めてで戸惑ったのも遠い思い出だ。そんな介一家さんの近くを通り掛かったので３３年振りの突入を敢行。今回喜谷さんはベーシックなラーメン(税込900円)を、同行した息子は白髪ネギも叉焼も茹で卵もモリモリな特製ラーメン(税込1,300円)を発注。麺の硬さ、味の濃さ、油の量は全て標準を選択。また６個入りの餃子(税込400円)を一皿頼み、２人でシェアするコトにした。

調理は大将のワンオペの様子。丁度客足が途切れたタイミングではあったが、着丼までは凡そ１０分。ベーシックなラーメンは見た目からしてベーシックである。叉焼の厚みは２〜３ミリほどで、仕上りは喜谷さん好みの少し硬めな確りしあげ。油も味も標準にしたスープは比較的クリーミィながらも油そのものが多い様には感じなかった。醤油の自己主張も抑制的なので、豚骨スープそのものを美味しく味わえると言うのがアラフィフ喜谷さんの感想だ。反面、二郎系大好きな二十歳目前の息子からは、少し物足りないとの感想も…。面白かったのは卓上のニンニクを入れた後に感じた味変。レンゲの先っぽ一掬いくらいのおろしニンニクを後から投入したところ、辛さ・キレとともに醤油の味と塩気が際立って来たように感じられた。スープのパンチが物足りないと感じられる方にはお勧めな味変だが、喜谷さん的にはお店の味そのままの方が好みだったかな…

ラーメン屋激戦区の緑産業道路沿いで３８年間生き残った介一家うりゅうさんの構えは、４人掛けのテーブル✕３卓と１３人が座れるＬ字カウンター。初訪問の時と店の構造は大きく変わってはいなそうだが、内装は黒を基調にしたシックな設えになっていた。駐車場は店頭の２台分のみ。１４時頃の訪問にも関わらず来客は引っ切り無しだ。今回は運良く駐車場に車を入れることができたが、時間が無い時に店の駐車スペースを期待して訪問するのは悪手かもしれない。『いつものラーメンが旨辛になる辛子鶏油』や『ネギめし』など気になるメニューも未だあるので、また港北インター近くに来ることがあれば、再訪問を計画したい...

☆介一家　うりゅう☆

港北インター近くにある老舗ですね。 約6年半ぶりの訪問です。

こちらは口頭注文＆後会計です。 ラーメン麺硬め750円。海苔増し100円を。 麺硬めでお願いしました。

厨房内には大寸胴が3つと他に麺茹で用の中サイズも。 スープはしっかり炊いています。 丸山製麺(株)の麺箱があり、麺は平ザルで上げていました。

スープはバランス型です。 鶏油は多め。層が出来ててすぐに油膜が張ってきます。 香りはいいですけど、 前回同様に、材料から出るものなのか 豚の油っぽい香りも強いです。

オイリーでちょっと唇がヌルヌルする感じ。

スープ自体は粘度はなくサラっとしています。 獣感はなく豚骨感はライト。旨味はあるけど優しい味です。 鶏感は感じません。 醤油感はちょうどいい強さだけど かえしが少し尖ってるというか、割とキリっとしてますね。

懐かしさを感じる味わいでした。 スープ量は多くないけど、油のせいもあるのか熱々でした。

丸山製麺(株)の中太麺は、ちょっと太めでウェーブしています。 断面は正方形に近く長さもありました。 他の店のよりちょっと太いかな？

茹で加減は普通寄り。 若干加水が高めでツルッとして麺は弾力がありました。 麺自体は美味しいですね。

肩ロースのチャーシューは2枚入っていました。 箸で持つと崩れる感じで見た目より柔らかめ。 味付けは控えめなクラシックタイプでした。

ほうれん草は量は普通。 食感も良く、いい意味で本来のエグみが残っててとても美味しい♪ これはほうれん草増しはアリですね。

海苔増しは7枚。 黒っぽい海苔は大きさは普通。 目は粗めなんだけど、スープに浸しても強さがあります。 厚みもあって食感がしっかりした丈夫な海苔でした。

改めて頂くとこうゆうクラシックなタイプもいいですね。 でも、油にクセがあるのは前回と同じでした。

なかなか雰囲気のあるいいお店だと思います...

老舗の家系ラーメン店で未訪の為伺いました。 外待ちも出来ており期待が高まります。 10席程のカウンター、テーブル3席と中々広い店内ですが2名で回されていました。 ラーメンのメニューは絞られていますが、 サイドメニューに餃子もあり、会計は券売機が無いので会計の度対応されており中々大変そうです。 大変そうな中でも衛生面などに細かく気を配られている様子が有り細かな作業に味も反映されているだろうと更に期待が高まります。 オーダーはラーメン中　ネギ飯 硬め、濃いめです。 1ロット8名分を作っていきます。 人気店でわよくある光景ですが、 気になる点が発生します。 半分以上硬めオーダーにも関わらず全く麺揚げが始まりません。。。 既に普通か柔らかめ位の時間が経過中です。 麺揚げが始まったと思いきや折角の平ザル使用にも関わらずカウンターから見ていても湯切りが甘くスープにお湯がびちゃびちゃ入っています。 入店時の期待は何処へやら不安一択です。 その後もやっと麺揚げが終わったと思いきや、 ゆっくりと盛り付けされておりロット最後の私のラーメンが届いた頃には麺揚げされてから数分経過。 不安の中着丼しましたが、 案の定麺は柔らかめ通り越して伸びてました。 多加水麺かと思う程のぶよぶよ感です。 お陰様で腹持ちだけは良さそうです。 スープはカエシも弱く、出汁も弱く味が味がぼやけています。 お好み聞いて反映出来ないのであればお好み聞かない方が潔い良いし手間も掛からないと思います。 全体的に店の規模に対して店員さんの人数が追いついておらず悪循環な気がします。 人員を増やす、券売機導入、テーブル席を減らすなどして味の追求に集中で出来る環境を作った方が良いのでわないかと思います。 真面目に商売されている姿勢が見える為、 とても残念に感じます。 現状の味であれば近隣の近藤家、末廣家、とらきち家に行った方が美味...