― 吉村家直系爆誕以前の壱系&独学・インスパ店巡礼 [首都圏版] ― 今回より、『家系総本山 吉村家』とは一切血縁関係が無く、独学・又は他ジャンルから 自らの家系(かけい)を築いた、首都圏内にある独学・インスパ(俗に言う亜流)の老舗を巡礼。
1992年の創業以来、支店や派生・系譜店、そして商店・資本系にまでその裾野を 拡げて行った、俗に言う “壱系” の総本山である『ラーメン 壱六家 磯子本店』さんに遂に初訪問。
直系爆誕以前の90年代、“家系ラーメン”というジャンルがまだザックリとしていた 時代の中で、宗家よりもクリーミーでマイルド、女性にも受け入れ易く市民権を獲得、 フォロワーも増やしたという意味では、総本山や本流よりもコチラ “壱系” の影響力 の方が大きかったのではないでしょうか。 英国にブラックミュージックを浸透させたストーンズみたいな感じでしょうか?w
因みに地元ミュージシャン、ゆずのお二人がよく通っていたお店としても有名ですよね♪
普段、ゆずを全く聴かない私でも、~この長い長い~♪ っと「夏色」を向かう道中、 心弾ませ口遊んでしまった事は言うまでもないw ~ゆっくりゆっくり向かっく~♪
早速入店。店内はL字カウンター席のみ。 店内の至る所にゆずのグッズやサインが! ファンには堪らない聖地なんでしょうね。
[ラーメン並 … 700円] とりあえずのデフォ・全部普通コール!之が私の初訪流儀! 久々の壱系、しかも初訪の総本山! 心なしか緊張感が…w 着丼。 数年前にリニューアルされたのか? 私の良く知る白濁系の壱系とは全く異なる茶褐色! ド豚骨系の武蔵家系に近い色のスープ! に壱系のシンボル “うずら玉子” がしっかり鎮座!
・スープ(味:普通 / 油:普通) 流石壱系総本山! 美味いッ!! 100%豚骨のトロ~ッと超クリーミーな超絶マイルドバランス! 臭みも皆無! 武蔵家の濃厚ドロ系っぽい茶褐色な見た目とは全然違い、カエシはエスコート程度! そこに適度な鶏油が重なる、クリーミー壱系の最高峰! 非の打ち所が無い!!
・麺(長多屋製麺 / 麺:普通) 麺の角の輪郭がハッキリした長多屋製の中太麺。 「普通」でやや柔茹でモッチリ! クリーミースープに良く合います!
・トッピング まず、壱系のシンボルでもあるうずら玉子は、特有の臭みも無く親しみ易い! やはり“壱系にキターッ!”感が有りますねw チャーシューは、脂筋のくっきり入ったブリン!とジューシーな肩ロース! “壱系=バラロール”じゃないのが個人的に好印象! ほうれん草は、コリコリで良い歯応え! 長ネギは、ザク切りで香りも程良く、クリーミースープに良く合います! のりは、しっかり系で適度な磯感!
当初、想定していた“壱系=白濁系豚骨+塩味”みたいなものではありませんだが、 総体的にバランスが素晴らしく、特にスープは圧巻! 無論完飲です!!
☆PWF (Pedigree Widespread Followers) 20世紀代のプロレスラーに例えるなら… はい、性懲りも無くやらせて頂きますw 以前の家系総本山~本流~派生店は、カールゴッチ(GMRS)系のストロングスタイル系譜の 新日本レスラー~UWF系格闘家に例えてきましたが、その時代を含めた対抗馬と言えば、 全日本に他ならない! という事で、当時吉村家・本流店~派生店の牙城を揺るがした壱系! その総本山のこちらのお店は、正に、風雲昇り龍:天龍源一郎ではないでしょうか! その勢いは、当時「格闘王」と謳われた、あの前田日明を焦らせ、奮い立たせたほど! 風雲急を告げる...
Read moreSmall ramen shop not far from the station, style is Yokohama iekei ramen. The soup was a bit too salty for me but you can specify your flavour and noodle firmness preference when you order. Next time I visit I will order light soup flavour. The chaashuu ramen comes with a good amount of pork slices and in addition, customers receive a bowl of thick pork pieces and extra negi. Half ramen + half negi don (半ラーメン+半ねぎ丼) is good value and it is more like...
Read more90 塩ラーメン 800
ずーと気になっていたお店。家系のラーメンがおいしいって思って食べ歩いているうちに、聖地としてのラーメン店がいくつか存在します。(ゆずの聖地巡りのお店でもあるけれど・・・) その一つが、ここ。
まず、最初に感じたのが、おにいさんが、最高にいい男。 ラーメン作りに真摯に向き合っているオーラが出ている。 何気ないけれど、そういうものは、作ろうとしてもなかなか作れない。
出されたラーメンは、やっぱりごまかしや嘘がない味。クリーミーでとても丁寧に煮込まれたスープ。長多屋製麺所の麺もここではひときわその味わいが伝わる。切れのいい、少し食べ応えがあって、重たくならない程度に存在感を主張する麺。 スープと麺のバランスにまるで違和感がない空気のようなハーモニー。(あっそうか、ゆずもこれを目指しているのかな?)
変哲のないおいしいラーメン。
町田商店やゴル麺、壱八家などなど、ここを巣立ったラーメン、売り上げ規模からとらえれば、家系総本山グループを凌駕している。町田商店の店員さんの威勢のよさ、感じの良さ、ギフトさんのお店に行くと、いつも気持ちがいい店員さん。株価のみならず、その勢いの原点が人づくりにあること、そこに着眼が働いていることに企業の在り方や日本のモノづくりの原点のようなものを感じていました。それは、とてもうれしいことで日本人でよかったと誇りに感じるほどのすばらしさであり、一方で、己の未熟さを付き合わされることでもあります。
変哲がない。
そう、哲学に変わりがない。
感謝一杯、腹一杯。 一滴一滴が集まって大海となる。団結の中にこそ、力は存在する。
何気なくカウンターの上に店主の言葉が飾ってある。
衝撃。
こんなところにとんでもない言葉がある。 壱六家グループの原点です。
一人のカリスマが生み出すエネルギーは、所詮一人分でしかないということ。自分だけ良ければって、搾取を原点とするどこかの勝ち誇ったエリートたちの発想でまわる世の中とはまるで違う世界観が、古びたお店に毅然として伝えられている。
川崎大師さんにお参りに行ったら、大海一滴って言葉があった。 〜お大師さまのことば〜 「一塵大嶽を崇くし、一滴廣海を深くする所以は、心を同じくし、力を勠するが之致すところなり。」 (性霊集) 真言宗智山派 総本山智積院
空海の時代にすでにこの発想があって、そして引き継がれている。日本の歴史、引き継がれてきたもの、結局は正しいものが残るという、厳しい時間の流れにもまれ洗練されたものが、引き継がれてゆく。
たまらないな。
「また、立ち寄ってくださいね」 気軽に、さわやかに、ふつうに声をかけてくれる おにいさんが、ますますかっこよく見えました。
ごちそうさまでした。 とても勉強になりました。 良い時間をいただきました。
ありがとうございます。
ゆずの原点でもあるかも?妙に合点します。 Kアリーナこけ...
Read more