【歴史探究】 ◉博物館...
Read more東洋一の航空基地とうたわれた霞ケ浦海軍航空隊の跡地にある庭園と、航空隊ないしは併設の海軍飛行予科練習部(予科練)出身者の手記、遺品等を展示しています。館内は撮影不可につき写真は外観のみの投稿となりますが、入ってすぐのところにある戦死者名簿のあまりの分厚さにまず悄然とします。特攻隊員として出撃して戦死した方もいれば、アメリカに制空権を握られた状況にあってなお奮戦し、撃墜された方もいます。敗勢が明らかになる前に、国の勝利を疑わずに戦死した方はまだ幸運だったのかもしれません。 航空隊の操縦士、予科練の練習生たちは狭き門をくぐりぬけたエリート揃いだったのもありますが、二〇歳そこそこであっても手紙の内容はしっかりとしていて、字も丁寧です。いまとなっては覚えている人のほうが少なそうですが、一時期日本の似非リベラルどもに神輿としてかつがれていたSEALDsの元リーダーは、かつて「特攻隊は無駄死にだらけ」とのたまいました。まあ、ぱっとしない日々を過ごすかつての仲間たちを尻目にまんまと有名大学の大学院にもぐりこんだ彼に比べれば、ただ一つの命を国のために散らした方々はひどく不器用に見えるのかもしれませんが、”SPEECH”を”SPPECH”と間違えるような残念な頭の大学生よりも、戦死した方々ははるかに教養高く、死に臨んでなお家族を気遣う様は気高く感じられました。 ただ、戦死した方々が生きて戦後を迎えたなら、一瞬の死よりもはるかに大きなものを国にもたらしたことでしょう。そのこと...
Read more先人たちが命を懸けて守り抜いてくださった日本を、これからの私たちも大切に守り続けていきたいと思います。 資料館を訪れて改めて感じたのは、「戦争はいけない」と一言で片づけるのではなく、国や家族を守るために命を懸けてくださった方々への感謝の気持ちを、まず第一に持ちたいということです。 戦争に巻き込まれた人々を「可哀想」とただ憐れむのではなく、その時代を必死に生き抜いた一人ひとりを心から敬いたい。 飾られていた写真の中の方々の表情からは、「国を守りたい」「家族を守りたい」という強い覚悟と深い思いが伝わってきました。その眼差しや立ち姿はとても勇ましく、見る者の胸を打ちました。 あなた方がいてくれたからこそ、私たちは今こうして平和な日本に暮らすことができています。 そして、日本がその時代を懸命に生き抜いたことは、結果としてアジア諸国の多くが植民地支配を免れる一因にもなったと言っても過言ではありません。 過去に感謝し、今を大切にしながら、これからの未来をしっかりと受け継いでいきたいと思います。
日々、私たちの安全を守ってくださっている陸自の守衛の皆さまにも、感謝の気持ちを伝えたいです。...
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