柊塚古墳(ひいらぎづかこふん)は埼玉県朝霞市にある古墳。6世紀前半の前方後円墳。2002年3月14日に県指定史跡の指定を受け、2004年5月に柊塚古墳歴史広場(面積5400平方メートル)として市が9億8千万円かけて整備。家形埴輪をモチーフにした外観のトイレが設置されている。 全長72メートル、後円部径48メートル、高さ8メートル、前方部幅24メートル。根岸古墳群を構成する一基である。築造年代は6世紀前半。現在、後円部はよく残っているものの、前方部は大幅に削られており、帆立貝式古墳のような形をしている。
1995年と2000年の発掘調査により後円部では木炭槨と粘土槨が確認されており、木炭槨の上からはほぼ完形の家形埴輪と土師器が出土している。また、周濠中からは人物埴輪、円筒埴輪、馬形埴輪などの埴輪が出土している。出土遺物は朝霞市博物館で保管されているが、常時展示されてい...
Read more朝霞市域には、およそ1500年前に造られた豪族のお墓(古墳)がいくつも存在し、根岸古墳群を形成していたそうです。
柊塚古墳は、根岸古墳群の中でも中心的な古墳として知られ、その古墳を今に伝えるべく整備・公開しているのが当公園(柊塚古墳歴史広場)です。歴史的価値の高さから、平成14(2002)年に埼玉県指定の史跡となっています。
原型は前方後円墳だった様子ですが、前方部の墳丘は耕作等のために削られてしまいました。しかし後円部の墳丘は残り、その姿を今に伝えています。
余談ですが、ここから徒歩わずか、現・朝霞市立第二小学校の敷地は、かつては一夜塚古墳がありました。しかし昭和初期の学童疎開対応による学校拡充のため、その地は削られ、学校が...
Read more高台にあるトイレつき簡易広場、という表現が妥当。緑豊かな空間の脇にある日なた部分にベンチが2脚、私が訪れた休日の午後には仕事の休憩中らしき大人が数名座っていました。居座れる空間が限られているため、先客がいるとノンビリは出来ないです。 トイレは、半野ざらし状態のステンレス便器です。(朝霞市の公園には、必ず同水準のトイレが設置されています。子連れなら便利) 入口は3ヶ所ありますが、高台なので、平坦な入口は1つだけ。あとの2つは①4階分くらいの直線階段を上る、②狭い道を入っていくことになります。 古墳としての価値は高く、公園内に案内板も立っていますから、そちら方面の...
Read more