旧福知山宿の中にある古民家を利用した、地域を題材にした資料館です テーマは「治水」、このあたりは土師川と由良川が合流する地にあり、緩やかな盆地であるという地勢から水が引きにくく、大洪水になりやすいという特色があるそうです 最近では2006年に台風18号による災害が記憶に新しいところですね
このところは、一連の治水工事がひと段落したとのことで、二十年弱大きな災害は起こっていませんが、近頃の気温上昇や太平洋の暖流のこととか、偏西風の風域の変化など、いろいろ条件が重なって大雨や長雨にさらされることもしばしばなので、油断ができる状況ではないみたいですけれども、、、
建物は明治期の呉服屋さんとのこと 二階建てで屋根裏まである背の高い建物ですが、由良川の堤防と変わらないくらいの高さ 特に面白かったのは、浸水に備えて荷物を二階や屋根裏に上げるための「タカ」が設置されているところです 実際に体験ができる設備があって、学びの多い施設でした
資料館前にある三叉路の股のところに駐車場があって4台くらい停められそうです 近くに人気の食事処があって、昼時は車がたくさん集まってくるエリアです 旧宿場町の細い道をびゅんびゅん車が通り抜けるので、街歩きをする方はお気を付けください
街歩き的には、ちょっと南に出ると広小路通りがあって、旧福知山宿エリアろ併せてなかなかの見所スポットです その広小路通り沿いには「フクレル別館」があって機関車の実物展示があったり、映画館「福知山シネマ」や、食事のできるお店、美容室、スウィーツ店など、福知山城周辺を含めて観光資源が集まっていて興味深いですね 福知山宿を含めて、歩いてみれば発見がたくさんあ...
Read more治水とあるので国交省か府の土木事務所関連の記念館かなって伺ったんですが違いました。よくポンプ場とか取水排水設備に併設されてる博物館とかあるので。 旧城下町にある町屋そのものが記念館になっています。元商家の町屋だそうで、今は福知山市が管理してるそうです。 由良川は隣の兵庫の円山川と同じで、中流域の河床勾配が緩く水がなかなか抜けないんです。この町屋も水に浸かる事が前提みたいな作りになっていて、非常に興味深いです。 この記念館は近所のお母さんがお守りをされていて、このお母さんが実体験に基づく語りべとして洪水やら生活やらの説明してくれます。学芸員とかの説明より全然良いです。 実家に帰ったみたいな変な感覚になります。入館料は無料なんですけど、お母さんに茶菓子でも持っていったら喜ばれる...
Read more旧山陰道の街道でとても狭い道ですが、マイクロバスも停められる駐車場が目の前にあります(もちろん無料) 風情ある街道の呉服屋さんは堤防の真裏に位置しているので度々水害に遭遇して、荷物を二階に上げる滑車があったり、水にぬれた襖が残されていたりです。 係りの人が親切でいろいろ教えてくれました この施設は国土交通省福知山河川国道事務所と福知山市が共同で設置して、近年頻発する由良川の水害対策として今大規模に行われている工事の理解を深めるとともに、避難や防災に必要な知識の取得や意識の向上を図る施設となっているとのこと パネルも最近入れ替わったとのこと...
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