新船橋駅から徒歩10分弱、現在ここは海抜15メートル、海岸線から約3キロメートル内陸にあります。縄文時代はこの近くまで海があったということでしょうか。 「飛ノ台貝塚」に関する説明板が設置され、内容は下記に記します。
『飛ノ台貝塚は、海神中学校とその周辺(船橋市海神3・4丁目)に広がる縄文時代早期(約7千年前)の遺跡です。遺跡は、標高1215mの台地縁辺部に位置し、南側の小さな谷に沿った東西600m 、南北60200m の範囲に広がります。面積は、およそ76,000m...
Read more縄文時代の人々が生活していたことを考える(学ぶ)のに欠かせない遺跡であり、縄文時代早期の遺跡として日本で初めて「炉穴」が確認され保存されたとても貴重な遺跡です。 飛ノ台の名称は海神中学校の校歌にあるものの町名にありません。 高台である飛ノ台の高さは南側にある海神山とほぼ同じです。 私の記憶で昭和40年中期、現在の遺跡は発掘されておらず遺跡の直ぐ近くまで海神中学校の木造(二階建)校舎がありました。 現在の遺跡は、当時、海神中学校敷地内西側の空き地で資材置場等になっており、その南側は雑林の斜面、その下は一面が田んぼで道すらありませんでした。 また、斜面を東に向かうと幾つかの洞穴があり、当時、懐中電灯持参で入口まで行き、奥まで入って探検したかったのですが崩れるのが怖くてやめました。 私にとってそんな思い出深い場所!...
Read more見た目は綺麗な公園の感じですが、ここはとっても貴重な場所です。日本で初めて「炉穴」が確認された縄文時代早期の遺跡でもありますが、発掘に関わった人の目線で保存された遺跡なんです。 普通の史跡なら、石碑か説明の看板立てて終了。 ところが、ここは発掘調査の途中経過がわかるように考えられて展示保存されてます。おそらくは、この貝塚保存・公開に際して、関係者の方々の熱意が汲み取られたんでしょうね。もしかしたら、設計に直接関わられたのかもしれません。それくらい、来た人に「わかってほしい。」という想いが伝わってくる場所です。船橋市はいい仕事してますねー。
追伸:ぜひ、ここを実際に見てから、隣接の博物館へどうぞ。軽く縄文マ...
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