茅空くん♂、あるいは茅空さん♀と初のお目見えです。しかもご本人(実物=非レプリカ)ですから感激もひとしお。思いのほか精緻な作りにびっくりでさらに感激です。 。国宝土偶5体のひとつ。北海唯一の国宝にして国内最大の中空土偶など、枕詞はいろいろ耳に届いていたのですが、見ると聞くとでは大違い。40cmほどのボディの意外なほどの存在感にジーンと来ました。 ただ、彼(彼女)を見ていて思ったのですが、なんだかガンダムフィギュアというか、ウェザリングとダメージ処理が施されたリアルタイプのアレが思い起こされるというか。サイズ的にはMMシリーズつまり1/35スケールですね。丸っこいシルエットなんかズゴックに似ているような…(個人的感想です)。その精緻で入念な作り込み(ディテール)に縄文のモデラー(?)の情念を感じて胸熱です。いつの時代も人は人なんですねー。 館内には縄文ズゴックもとい茅空くん(さん)を盛り立てるための演出や舞台装置が充実。夥しい出土品は小奇麗に整えられ、各術的ではなく美術的、あるいはドラマチックに並べられている印象です。見せるのではなく魅せる展示というのでしょうか。ただ陳列しているだけ博物館とはひと味違うぞー的オーラがそこかしこに満ち満ちているようです(個人的感想です)。 ほとんど意図せぬ訪問でしたが、リアル茅空くん(さん)達に会えたことはとてもハッピーでした。訪問した甲斐ありまくりです。 今まで函館に住まいながら、足を運ぶどころか、目を向けることも、耳を傾けることもなかったってのがマジでもったいない。機会があれば見さんもぜひ。特に、行こうと思えばいつでも行ける方々におかれましては、行けるうちに行かれることをオススメします。 市内中心部からは車でおよそ1時間。 路線バスで往復も可能ですが、所要およそ7時間のうち6時間弱が移動時間です。観覧できるのは1時間ちょっと。バス代は4000円弱。コアなバスマニアにはご馳走かも知れませんが、それ以外の方にはオススメしかねます。 なお、こちらの施設とその近隣には食堂の類がありません。最寄りのスポットは6km先のひろめ荘か、17km離れた道の駅しかべとなります。 ひろめ荘のレストランは火・土・日・祝の11:30~14:00。併設保養センターの軽食コーナーは年中無休となっていますが、ロケーション的に利用しやすいと思うのは道の駅しかべですね。 恵山方向27km先のホテル恵風という手もありますが…ちょっと遠いかな。バスの方はいず...
Read moreThe architecture of the building was absolutely stunning. The museum is small but it is interesting and worth the inexpensive price. I especially loved seeing the clay figure as it was impressive. After the museum, we walked through the field site nearby and the view of the meadows, mountains, and...
Read more世界遺産に登録された北海道・北東北の縄文遺跡群の内の一つ、垣ノ島遺跡とその博物館です。
お目当ての人も多いかと思いますが、日本の国宝の土偶五体の内の一つ、中空土偶を観られます。 他の博物館では見なかったのですが漆で染めた糸を使った衣服も着られていたのですね。どんなデザインたったのでしょう。土器の装飾や土偶に刻まれた文様、装飾品の美しさ。こうした縄文人の美意識の高さからするときっと素敵なデザインだったと想像されますね。
他の博物館で見られなかったものとして、子供の足形を取った土版がありました。医療も薬も無かった当時、幼くして亡くなる子供も多かった時代にその形見の土版を家の中に吊るしていて、親が亡くなった時に一緒に墓に埋葬されたそうです。小さな足形、少し切なくなる展示でした。
他にも石製品、土製品、装飾品や、食糧を保存していたフラスコ状土坑の断面なども展示されています。
垣ノ島遺跡へは、博物館の中から出られます。 ここでは竪穴建物跡、盛土遺構、丘状遺構、道状遺構があり海へ...
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