(本庄市指定文化財:安養院本堂・山門及び総門)
曹洞宗、山号は若泉山、寺号は無量寺。 文明7年(1475年)創建。
資料によると、 本尊は無量寿如来で、ほかに脇立として観音と勢至の2つの菩薩がある。 もともとは、武蔵七党の児玉党の一族本庄信明の弟の藤太郎雪茂が、仏門に帰依して当時の富田村(現在の本庄市東富田)に安入庵を営んだが、その土地が水不足だったため、水源が豊かだった現在地に移設し、安養院を開基したと伝えられている。 以後、周辺の人々から“若泉の荘”と呼ばれるようになったという。 当時は、現在の若泉公園も安養院の境内であり、相当広かったようだ。 本庄城落城後衰退したが、その後再興され、慶安2年(1649年)に徳川幕府から25石の朱印地を受けている。 戸谷半兵衛家や森田助左衛門家といった本庄宿の豪商たちの墓所...
Read more【安養院】 所在地:本庄市中央三ノ三ノ六 安養院は曹洞宗の寺で、山号を若完当、寺号を無量寺という。 本尊は無量寿如来で、ほかに脇立として観音とぼさつ勢至の二菩薩がある。 寺伝によると、創立は文明七年(一四七五)という。 武蔵七党の一党である児玉党の一族本庄言明の弟の藤太郎雪茂が仏門に帰依して、当時の富田村に安入庵を営んだが、水不足に悩まされたため、土地を探したところ、現在の地を発見し、安養院を開基したと伝えられる。 以後、付近は水不足に悩まされることもなく、周辺の人々から”若泉の荘”と呼ばれるようになったという。 なお、慶安二年(一六四九)には、徳川幕府より二十五石の朱印地を受けている。 昭和...
Read more2018年5月、本庄七福神巡り。毘沙門天を祀るお寺です。 1457年に児玉党の本庄信明により建立されました。本庄宿のお寺の中では一番大きな木造建築物で、総門、山門、本堂は本庄市指定文化財になっています。こちらの地蔵尊は本堂前の境内の中央にありました。毘沙門天は、本堂に向かって左側にあります。スタンプはすぐ側にあります。スタンプのインクが少なく、三回も押してし...
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