八代宮(やつしろぐう)。 旧社格は官幣中社。 建武中興十五社の一社である。
資料によると、 後醍醐天皇の皇子で、征西将軍としてこの地で足利軍と戦った懐良親王(かねよししんのう)を主祭神とし、懐良親王歿後に征西将軍職を継いだ良成親王(よしなりしんのう)を配祀する。地元では「将軍さん」の愛称で呼ばれている。
明治維新以降、南朝の功労者を祀る神社の創建運動が各地で起こり、懐良親王の墓所のある八代の住民からも、懐良親王と良成親王を祀る神社を創建し、鎌倉宮・井伊谷宮と並ぶ官幣中社にしてほしいという請願が何度かなされた。住民である徳富忠七や八代宮創立発起担当人の村上忠三らは、墓所から遠くない松江城(八代城)の址に神社を建てることを求めた。これを請けて1880年(明治13年)に太政官が熊本県に創立を命じ、懐良親王を祭神とし、良成親王を配祀する神社が八代宮の名で願い通りに造られることとなった。
同地には官有地と民有地があったが、1881年(明治14年)に民有地が神社のために寄付されたため、八代城址は全体が神社の境内になった。また神社の前から市街に通じる道路を開くこととした。 とあります。
主祭神:懐良親...
Read more2025.5.4 奉拝
日奈久温泉から本日のお宿のある八代市の市街地へ。チェックインを済ませ、夕食のお店に予約の電話を入れたけど・・・まだ時間があるねってことで、旅の流儀(土地の神社にご挨拶)をすませようと、歩いてやってきたのがこちらの八代宮です。
八代宮を目指すよりも、八代城跡を目指して歩くような感じですが、大鳥居を抜けて参道が出てくるから、そこからやっと参拝に向かって気分になります。 (けど一直線じゃなくて、お堀があるかカク、カクって最後は曲がりますが)
八代宮の創建は明治14年。神社としては比較的新しいですよね。 いわゆる「建武中興十五社」の一社なので、明治政府樹立と建武の新政を重ね合わせて祀られて建てられたから、年代的には明治の初めになりますよね。
主祭神は懐良親王(後醍醐天皇の息子)で、征西将軍。墓所もありますしね。 南北朝時代の歴史を思い返すきっかけになりました。
ただ残念だったのは、この日は何かあったのか?社務所があいてなく、御朱印がいただけず、いつもの記念...
Read more参拝させて頂きました。私の場合散策等もしたく駐車場はGoogleマップにある【八代城跡公園...
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