週末に家族で自然に触れられる場所や、子どもが思いきり体を動かせる安全な環境は本当にありがたいものです。そんな中で訪れた「イイナパーク川口(赤山歴史自然公園・川口ハイウェイオアシス併設)」は、私にとって特別な場所になりました。最初に行ったときは、広大な敷地に整備された芝生の美しさに驚きました。日本の公園はどこも清潔で手入れが行き届いているのですが、ここは特に開放感があり、遠くの景色まで視界が広がるので気持ちがとても軽くなります。
一番印象に残ったのは、子どもたちに大人気の「ふわふわドーム」と呼ばれる白いトランポリンのような遊具です。子どもが靴を脱いで裸足で飛び跳ねる姿を見ていると、こちらまで楽しい気持ちになりました。ただ、対象年齢が決まっていて大人は一緒に飛べないので、少し寂しそうに私の顔を見上げる子どもの姿には胸がきゅんとしました。ですが安全を守るために常に警備員の方が見守ってくれていて、ルール違反があればすぐに注意されるので安心できます。日本らしい「きっちりとした管理」に感心しました。
週末はとても混むので、駐車場に入るだけでも大変だと感じました。10時前にはすでに埋まってしまうこともあり、早起きして行くのが正解のようです。一般道からも入れるので便利ですが、首都高のサービスエリアから直接アクセスできるという点も面白いと思いました。ハイウェイオアシスと繋がっているため、旅行途中の休憩だけでなく、わざわざ目的地として訪れる人が多いのも納得です。
自然環境も豊かで、園内を散歩していると野鳥や昆虫を観察できる小さな森があります。夏にはカブトムシやキリギリスに出会えるそうで、昆虫採集を楽しむ日本の子どもたちの文化を間近に見るのはとても新鮮でした。私の子どもも興味津々で、都会ではなかなかできない体験ができたのは本当に良い思い出です。
一方で、ただ遊具があるだけではなく、広い芝生にテントやレジャーシートを広げてピクニックをする家族の姿も目立ちました。日本では「芝生に小さなテントを張って一日過ごす」というスタイルがよく見られますが、私の母国ではあまり馴染みがなかったので、最初は驚きました。けれど実際にやってみると、日陰が少ない公園ではとても便利で、子どもが疲れたときに休めるスペースとしても助かります。
屋内施設「アソブーン」も利用してみました。有料ですが、天候に左右されず思い切り遊べるのは魅力的です。特に暑い夏や雨の日には重宝すると思いました。ただ、料金は少し高めに感じるので、長時間遊ぶときに利用するのが良さそうです。整理券制で人数制限をしているため混雑しても安心でき、子ども同士がのびのび遊んでいる姿にほっとしました。
園内のトイレも数が多く、どこも清潔で驚きました。木の香りがする建物もあり、日本の公共施設の細やかな配慮に感心しました。食事も充実していて、道の駅のように地元の野菜やお土産が買える売店、レストラン、季節限定のソフトクリームまでありました。特に豆乳のソフトクリームは優しい甘さで美味しく、ヘルシー志向の私には嬉しい発見でした。
犬を連れて散歩している人も多く、ペットフレンドリーな雰囲気も好印象でした。柴犬を見かけるたびに「日本らしいな」と微笑んでしまいましたし、同じように犬を飼っている人たちが自然に交流している様子も素敵でした。
ただし注意点もあります。自転車やキックボードなどの利用は禁止されていて、自由度よりも安全を優先するスタイルだと感じました。初めは少し窮屈に思いましたが、事故を防ぐためには必要なルールなのだと理解できます。
全体として、この公園は子どもだけでなく大人もリラックスできる場所です。広い芝生に寝転がって空を見上げるだけでも心が満たされ、ここで過ごす時間はまるで小旅行のようでした。私のように日本で暮らし始めた外国人にとっては、日本の家族文化や休日の過ごし方を体験できる特別な場でもあります。日常の中でふと立ち寄るにも、旅行途中の休憩にもぴったりで、何度訪れても新しい発見があります。今では「ここに来れば子どもが笑顔になれる」という安心感があり、家族の大切な定番スポッ...
Read more他のクチコミを読んでいると川口市民としては一言申したくなる物がいくつか。
イイナパークは川口市立の公園
ハイウェイオアシスは首都高速道路株式会社の設立で運営管理は首都高速道路サービス株式会社で、アソブーンはハイウェイオアシスの併設施設
隣接しているのでいろいろ提携していますが、別物ですから!
イイナパークはハイウェイオアシスの併設施設じゃありません。 ハイウェイオアシスのおまけみたいな記述も、イイナパークのクチコミにハイウェイオアシスやアソブーンのことだけを書くのも止めてください。ほんと頼みますよ。
イイナパークのすぐ北東が赤山陣屋跡で、そちらも公園になっており堀が残っていますが、イイナパークやハイウェイオアシスの敷地はその赤山陣屋の家臣の屋敷が並んでいた地域の一角です。 (一角なんですよ!あんなに広いのに!)
そして赤山陣屋の主は、江戸時代の前半に関東代官を勤めた伊奈氏の一族でした。 パークの名前の「イイナ」は「伊奈」と「良いな」をかけたもので、パーク内の歴史自然資料館には赤山陣屋のジオラマがあり伊奈氏の業績の一部が紹介されていますし、資料館のそばには、陣屋を築いた伊奈忠治の銅像があります。 (ただこの銅像、首が長くてカッコ悪いです。川口駅横の公共ビルキュポラの1階にある銅像の方が顔もポーズもよっぽどカッコいいのであれを大きくした像に取り替えて欲しい。)
資料館の紹介の仕方にも一言申したいのですが、伊奈氏の最大の業績と行ったらなんと言っても利根川東遷で、江戸湾に注いでいた利根川を銚子へ向けさせ、埼玉県東部と江戸の水害を激減させ、江戸城下の町作りを容易にしたことでしょう。
荒川西遷はその次ですが、ここで上映されている紹介ビデオはそちらの方をクローズアップしています。 確かに川口市に与えた影響として荒川の砂による鋳物産業の発展は大きいのですが、荒川西遷の目的は治水や新田開発であり、鋳物産業ははっきり言って予定外のおまけでしょう。 この内容だと、地元にしか貢献していないように見えるのがなんとも。
伊奈氏の業績は関東地方の各地に数え切れないほどあり、さらには、飛騨や富士山麓にまで及んでいるのになあと思わずにいられません。
伊奈氏は江戸中期に後継者難で関東代官を解かれ赤山陣屋も取り壊されて、昭和までこの辺りは雑木林や畑でした。 だから現在のパークには陣屋や武家屋敷の痕跡はありません。 しかし広々とした芝生は心地よいです。 ただ夏場は、もう少し木陰があっ...
Read more★★ 広いけど、子どもが喜びそうな大きなトランポリンの山?みたいなのがあるだけ。施設が2箇所ありましたが、名簿みたいの書かないとならないから、トイレも気軽にいけない。まだ、完成してない公園みたいで工事している敷地があった。今後、色々、気軽に利用しやすくなるとよい。
2022.02.16 更新 ★★ → ★★★★ 前回来たときより、あれこれ進化してました。
まず、施設とは別にトイレが増えて利用しやすくなりました。 しかも、、手洗い器が温水なのが嬉しい( ´▽`)
それから、前回訪れたのは土日だったので、唯一の遊具であるトランポリンは人が密集しており、遊び辛い印象でしたが、今回(平日の昼間)は利用者も少なく、自由に遊べる状況でした。
ちなみにこのトランポリンの利用には年齢制限があり、3歳児~小学生までとなっています。保護者の同伴は可能です。
また、常時、警備の方がおりますので、ルール違反は注意を受けます。
以下は参考です。 ・対象年齢でない ・保護者が飛び跳ねて遊ぶ ・リュック等を背負って上がる ・ぬいぐるみ等を手に持って上がる ・靴を履いたまま上がる
こんなとこでしょうか。
今後、遊具も増え川口パーキングと連結も予定しているみたいですし、現状も平日なら十分に楽しめました。
2022.04.25...
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