自分の故郷、中央町の自然に囲まれた公園です。 最後に来たのは50年位前になるので、色々と園内の道と施設が変わってしまい、昔の面影はほとんど残っていませんでした。

今回は体育館横の駐車場に車を止めましたが、昔はここに「ひょうたん池」があり、夏には水遊びをしたり鮒や亀を捕まえたりと、全身びしょぬれになって遊んでしました。

ここから少し上の広場に行くと、唯々広いだいちがあり遊具は広場の脇に数点あるだけですが、昔はここに大きな丸い噴水とそれを囲む道があり、豪華な雰囲気を出していました。 またここにはハトが多く、近くの売店でハトの餌を10円で売っていましたね。

今は無くなってますが、昔はながーい滑り台があり、表面が石のような材質で滑らないので、近くでトタン板を拾ってきてそれに乗って滑っていました。 長い滑り台なのでかなり加速が付き、滑り台の先の階段まで飛んで行った記憶があります。 またトタン板が摩擦で高熱になり、火傷する子供がよく居ました。

さらに登ると現在は訳の分からないオブジェがあり、一気に公園の雰囲気が台無しになっています。さらに登ると公園の名前にもある「高炉」が現れます。 この高炉も近年作り変えられており、らせん状の階段で上部まで登れ展望台になっています。 昔は表面がタイル張りのトックリ状の塔があり、中に入れないように鉄の扉に鍵がかかって、異様な雰囲気を出していましたね。

高炉から小学校側に下りてゆくと脇に神社があったのですが、今は撤去され跡地の石碑がありました。

子供の頃はかなり大きな公園に感じてましたが、大人になって来てみると思っていたほど大きくなかった事に気づかされますが、子供の頃は秘密基地を作ったり鬼ごっこをしたりと、1日中走り回っていた思い出の場所です。

そういえば大谷の「鐵の里」は、今どうなっているのだろう？ 今度行ってみたいですね。