北九州の高級住宅街の一角にある歴史ある古いお社です。此方の神社も神功皇后伝説による一社です。此方の神社の特徴は主祭神の数の多さと名建築と言われる社殿(後述)にあります。旧社格は無格社(※注・無格社とは格が無いのではなく「無格社」という格を持つお社を指します)。創建は正史で確認は出来ませんが約1800年以上前の神功皇后三韓征伐の時に遡ります。神功皇后は岡県主熊鰐(旧遠賀郡の領主)により、山口県豊浦から北九州市洞海湾の高見という所まで導かれました。日本から出征する際(199~200年?)に、近くの帆柱山から船の材料を切り出し、船団を整えました。自ら乗る船には神が憑依する神籬を立てて、三種の神器と言われる宝物を捧げて十二柱の御祭神をお祀りし、戦勝祈願を祈りました。この十二柱の神が高見神社の主祭神となります。天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神、可美葦芽彦遅神、天之常立神、国之常立神、豐雲野神、天照大御神、天忍穂耳命、皇孫瓊々杵命、彦穂々手見命、鵜草葺不合命です。この十二柱の神様を祀ったのが高見神社の始まりと言われています。神社は熊鰐の子孫によって代々祀られて来ました。伝説にある高見神社の場所は現在では東田地区(北九州市八幡東区)といわれ、世界遺産のある「旧官営八幡製鐵所本事務所」の辺りだそうです。高見神社大神宮御縁起によると天正14年(1584年)、豊臣秀吉の九州平定の際に小早川隆景が「高見大神宮」として武運を祈ったとされています。直ぐ近くの到津八幡神社が九州平定の際に荒廃したのと対照的ですね。これも歴史の成せる明暗でしょう。また文久2年(1862年)に奉納された鳥居にも「高見大神宮」と記されています。この時代に東尾倉地区に祀られていた若宮社が高見神社に遷座しました。明治29年(1896年)、官営八幡製鐵所建設計画で高見神社は製鐵所用地になった為、明治31年(1898年)から37年間、近くの豊山八幡神社の宮前に遷座しました。同年大字大蔵字河内地区に祀られていた「歳守社」が八幡製鐵所貯水池(現河内貯水池)造成の為、高見神社に遷座しました。昭和8年(1933年)、現在の上皇陛下御誕生と日本製鐵株式会社の創立をきっかけに八幡製鐵所は現在の高見神社の造営をしました。周辺はかつては八幡製鐵所の高級官舎が立ち並んでいた場所です。この時から八幡製鐵所と安全祈願の守護神「高見神社」の始りでした。昭和24年(1949年)5月18日、昭和天皇の九州巡幸に於いて、福岡県下の旧官幣大社と言われる神社と共に、御幣帛を賜りました。先に述べた名建築と言われる社殿は、昭和10年(1935年)から昭和18年(1943年)迄の8年もの歳月を掛けて造営されたものです。戦中で各種資材が不足している時期に造営が進められた事は、戦前の国家神道への傾倒が色濃くあったのだろうと想像します。設計は内務省神社局の技師、角南隆によるものです。神社局設計の神社で有名なのは静岡県三島市の三島大社が挙げられます。神社局が「内務省」にあったという事で時代背景が解ります。工事は八幡製鐵所が請け負いました。これも時代ですね。本殿含む社殿は総檜の流造となっています。境内は幅の広い石段を上った所にあります。神門から翼を広げた様に優美な回廊を設けています。境内内には神楽殿や祭社、渡殿等、見所が沢山です。天の真名井と呼ばれる御神水も湧き出ていました。御朱印(¥500-)は書き置きで10種類程度ありました。駐車場も広く止めやすいです。また機会を見付けて御詣りしたいと思います...
Read moreごめんなさい長文になります。ここで吐き出させてください。 神前結婚式をこちらの神社で検討していたので電話で問い合わせたところ、電話に出た人があまりにも対応が悪かったです。
納める料金に何が含まれているのですか?とお聞きした所「は?いや、、挙式が含まれてますけど?笑」と言われました(笑)
そんなことはわかってますよ?? こちらが聞きたかったのは控室が使えるかとか祝詞とかはまた別途料金になるのかとかそういうことだったのですが。 カメラマンや着付けは全て自前で用意するため、神社が用意するお高めの挙式プランではなかったのが気に食わなかったのでしょうか。
終始バカにしたような言い方をされて、この月はスケジュール的には今の所空いてますでしょうか?とお聞きした所、「まぁ、コロナで結婚式される方 ほとんどいないですからね(笑)」とまるで結婚式を考えてる私たちを否定するような言い方をされて本当に本当に悲しくなりました。
悪意はなかったのかもしれません。接客業でもないですし、過度にもてなして欲しいということでは決してないですが、私たちは一生に一度の大切な式について問い合わせているのにこのような態度をされてとても悲しかったです。
電話が終わったあと悲しさと悔しさで思わず涙が出てきてしまいました。
お金を納める前で良かったです。 とても対応良くしてくださった別の神社での挙式が決まりましたのでここで頼まなくて良くなるきっかけを最初の電話の段階で作ってくれてありがとうございました。
それくらい、電話の対応って大事だと思いますよ。
神社自体は素敵な雰囲気なので観光やお参りに行かれる分にはとて...
Read moreお宮参り・七五三からずっと参拝しています。厄祓いも、初めての時は忘れてて人生最悪な目に会いましたが、二回目の厄の時から「前厄・本厄・後厄」計3回の厄祓いのお祓い?をお願いし、無事何事もなく3年間を過ごす事が出来ました。(最初の厄の時も「厄祓い」するべきでした・・)。「厄祓い」の後の「御礼」のお参りもさせて頂きました。(決まりはありませんが、無事に厄が終わったら「感謝の意」として「お納めとお参り」はした方がよいそうです)。また、毎年の初詣は勿論、人生の節目には必ずお参りに行ってます。八幡製鐵とも関わりのある、八幡の人間にとっては特別な神社かな。私の中でパワーを貰える特別な場所(神社ですから)ですね。90度曲がる階段から鳥居をくぐり本殿まで出てから空を見上げると清らかな神聖な気持ちになる事が出来ます。参拝後は来た道は戻らず社務所?横の階段を降りて帰りましょう。また、お車の安全祈願でお祓いを受ける方は、下の駐車場と違う場所に車を止めるので、予め問い合わせをオススメします。初めてだとちょ...
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