📽 幻の映画「SENSEKI」?? 今年三月に全国公開予定だった映画。皆さんご存知でしたか? そして半年後の9月にようやく公開。しかも東京新宿!!今も、行政は何も告知せず市民にPRせず、まるで無関心?? 全国に古河市を知らしめる絶好のチャンスだった。それが市内公共施設はおろか、記念館の近くの土産処、「坂長」にさへ何も無し~?? これが行政の仕事ぶり~!!「SENSEKi」って何、人の名前?? これでは俳優の故渡辺徹さんの古里の偉人の泉石公への思いは伝わらない!! (新聞等にはとうに記事に~)
昨年9月1(日)2(月)の試写会。
僅かばかりの行政のポスターの題名は「SENSEKi」のみ??
日本語表示、解説もなし??
会場収容人数は320席(2日間の満席で1920人)。入場者は行政のPRの効果で約800人(41%)!! 出演者の郁恵さんの思いは如何ばかりかと~!!
国宝で有名な「鷹見泉石画像」。 鷹見泉石公は下総国古河藩(現茨城県古河市)の徳川幕府初代大老・土井利勝(どい としかつ)公を藩祖。10代利厚、11代利位(としつら)老中首座(現在の首相)を補佐。幕末の家老・政治家、蘭学者として活躍するも、知名度は今ひとつ。
古河出身の故渡辺徹さん所属の文学座、たかお鷹さんが主演。 NHK大河「麒麟がくる」、「鎌倉殿の13人」でもお馴染みです。 徹さんの妻、榊原郁恵さん(武家の女性役)、長男の裕太さん(古河藩士役)、次男も医師役で初出演。「ホリプロ」も後援している。 また、同市出身の著名なお二人。 「進撃の巨人」の浅野恭司さんは、泉石の現役時代のアニメ描写!!。 映画「シン・ウルトラマン」監督の樋口正嗣さんも共に協力!!
土井利位が大坂(旧字)城代(将軍代行)時の「大塩平八郎の乱」を鎮圧等、「土井の鷹見か、鷹見の土井か」と謳われた逸材!! 古河に隠居後も(現記念館)、幕末の世界情勢の見識に幕閣も古河を訪れ意見を請われたほど~。 収集資料約3,150点はすべて重要文化財(歴史博物館所蔵)。
鷹見泉石は土井利位の雪の研究書「雪華図説(せっかずせつ)」刊行も補佐。その雪華紋は江戸で大評判となり着物や小物の柄。浮世絵と大流行!!。
撮影はすべて古河市内!! 館内でのカステラを焼き珈琲を焙煎する場面。古河公方公園や市内中田の鶴峯(つるがみね)八幡宮等での野外撮影。 来春の上映、地元のPRは~!?
けれど古河市の全国への知名度UPの絶好の機会に、三月現在も公共施設に告知は無い?? 映画自体を知らぬ市民も多い。 主演のたかお鷹さんの言葉。 「市民は勿論、全国の人に鑑賞、古河をアピールしたい(NHK)」と熱い思いを語っています!!。 見学に訪れる多くの方々は知る由も無し。
鷹見泉石は74才で没。市内の正隣寺に土葬、弔われています。 が、改めて、御家老様から殿に政(まつりごと)に対し意見具申(ぐしん)を言上(ごんじょう)、願い奉り申し上げ候う。
映画「SENSEKI」の全国公開への積極的な宣伝もない!?
私の重ねる「〇〇〇〇許可証」。命の大切さの陳情書。けれど法律と実体の解離の現実に無感心なのが行政?!...
Read moreThis is said to be the place where Takami Senseki spent most of his days. It is located across Koga Historical Museum and it is free to enter.
Inside the place, you can see the tatami rooms, the relaxing garden, and some of his preserved belongings. Some of the tv shows and movies were shot here, so you might want to check that out.
Also, the place can be used for tea ceremonies and commercial...
Read more古河歴史博物館の真向かいにある。格式高い長屋門に囲まれた茅葺き屋根が特徴的な邸宅。
寛永10年(1633年)古河藩主土井利勝が古河城御三階櫓を建造した余材を使って建てられた屋敷で、建坪100坪、庭わ合わせれば現在の4倍にあたる200坪はあった。
泉石は、御使番役・鷹見忠徳250石の嫡男として古河城下で生まれ、寛政9年(1797年)調役給仕として出仕し、目付、用人上席、番頭(ばんがしら)と歴て天保2年(1831年)石高280石、役料500石、計780石で家老になる。藩主が寺社奉行、大坂城代、京都所司代、老中と要職を歴任中に近習として同行し、藩主に献身的に補佐し、世間から「土井の鷹見か、鷹見の土井か」と謳われるほど、土井利厚、土井利位親子の懐刀として実力と政治力を奮った。
また泉石は幅広い人脈がいて、自身も地理、歴史、兵学、天文、暦数、文芸に秀で、外国奉行の川路聖護(としあきら)、幕府勘定吟味役の江川英龍、三河国(現在の愛知県)田原藩家老・渡辺定静(さだゆき、通称は華山)、蘭学者・桂川国瑞(くにあきら、通称は甫周(ほしゅう))、画家の鈴木春重(司馬江漢)、谷文晁、砲術家の高島秋帆、オランダ商館長カピタンのスチュルレル等がいた。
入館無料です。
アクセス JR東海道本線・上野東京ライン、湘南新宿ライン、古河駅から徒歩20分
東武日光線、新古...
Read more