こちらの不動尊は、上杉謙信が小田原城攻撃に向かう途中、立ち寄ったと伝えられています。 一説には勝利を確実にするため、不動尊を同行させたとも言われていますが、まったく別の伝承もあります。 この不動尊は「片手不動尊」と呼ばれています。 それは謙信が、霊験あらたかな不動尊の分身として、その右腕を愛刀の長船で切り落とし、持ち去ったからです。 のちに、武蔵国大里郡手許というところで、この不動尊が夢枕に立ち、謙信を諌めたため、当地の鹿島神宮に右腕を納めました。 そちらには手許不動尊として、祭ら...
Read more勾配の急な杉林の最上部にある巨大な崖下をえぐり取った窪みに、南向きにお堂があり、不動尊が祀られている。お堂の裏に並みいる杉の中でも、群を抜いて幹が太くてスラリとした杉が一本、敢然と空を突き上げている。聞こえるのは遥か下を流れる粕川の絶え間ないせせらぎのみ…。周辺は視界を阻む厚い杉林で覆われ、微妙に妖気を含んだ大気が漂っていて、並々ならぬ幽邃の雰囲気が溢れている。不動尊の下からではなく、前不動🅿️を更に進んだ林道三叉路から下って参拝する。それにしてもよくもまあこんな山の奥に祀ったも...
Read more洞穴の中にはめ込まれたように不動尊堂があり、中の不動尊は暗く確認できなかった。不動尊堂の前の門の手前に立派なトイレがあります。不動尊像は赤銅製で、85センチメートルの像だそうですが、火焔、右腕、両足がなくなっている 不動尊像の右腕は上杉謙信が持っていって、深谷市の下手計の鹿沼神社にあるそうです。他の部分も他...
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