松戸市内では、小金城跡とここ根木内城跡の2箇所に戦国時代の城跡の一部が残っています。 現在は住宅街が広がっていて、城の遺構は少ししか残っていません。それでも根木内城跡には、一つの曲輪とそれを囲む土塁や空堀に加えて土橋も残っています。曲輪を囲む土塁は高くてなかなか見事です。
根木内城は戦国時代に高城胤忠によって築かれた城で、後に小金城を築城して居城を移すまでの間、本拠地として使われた城で、太田道灌に攻められたこともあります。 そして、関東地方に残る中世の城跡に共通して、1590年の豊臣秀吉による「小田原攻め」で落城しました。
現在は、城跡の遺構と、台地の麓には沼地が広がっており、根木内城址公園として整備されています。7月上旬に訪れたら、沼の中にはザリガニが沢山いるのが水面から見えました。沼地はウッドデッキの歩道が整備されており、散策する人で割と混んでいました。
根木内城跡へは、北小金駅南口から徒歩で15分弱くらい、駅から城跡に向かって緩やかな下り坂になっています。 城址公園には、駐...
Read more小金城へ居城を移す前の高城氏の居城跡。 こちらも中々広い縄張りを持つ城郭です。 本丸跡は6国より先の住宅街ですが、かつて発掘調査された遺跡近くにも障子堀を構えた城郭だったようです。 こちらは歴史公園となっており、沼地で魚取りをする家族や釣りをする方、散歩をする方々多く駐車場にはトイレ自販機が設置されています。 一つの郭しか残りませんが、大手口から入った最初の郭なので横矢がかかった空堀に6国まで伸びる高土塁が圧巻です。 宅地化する中よくぞここまでの遺構を残して下さいました。 沼地である湿地帯はかつての面影を残し中々見応えのある城郭跡です♪ 小金城から歩...
Read more根木内城跡 根木内城は千葉氏庶流原氏の家臣高城氏が築城したとされ、南北に長い台地上に築かれていました。小金城を築くまでの高城氏の本城とされており規模の大きな城だったことがわかります。 現在の城跡は国道6号線に南北に分断されてしまい北西側は宅地化し遺構は消滅。 南東側は2006年4月22日に根木内歴史公園として整備され開園しました。曲輪、空堀や土塁がよく残っています。 【アクセス】 城跡南側に専用の駐車場があり説...
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