三重県多気郡明和町斎宮に有る史跡。 斎王の御殿が有った場所とされる史跡です。
近鉄斎宮駅の史跡公園口を出て東に進み、突き当たった道、いつきのみや歴史体験館といつき茶屋の前を北に向かった先にこんもりとした森が見えます。これが斎王の森です。 史跡斎宮跡が現在の様に整備されるまでは、唯一の斎宮の遺構だった様、鳥居脇の「史跡 斎王宮跡」の石碑は戦前の物の様です。
史跡の西側には鳥居が有り、その奥の杜の中に右からの書き出しで「斎王宮趾」の石碑と神宮司庁の説明板が有り、東側は芝生の公園になっています。
静かな杜ですが、西側の道路はそれなりに交通量が有り、横断には注意が必要です。
2024年の第41回斎王まつりから、出発式と禊の義がこの斎王の森の東側で行われる様になりました。第1回の斎王まつりもこの斎王の森の東側で行われたとのことですから、斎王まつりの始まりは第1回に先祖帰りし...
Read more斎宮跡の一角にこんもりとした小さな森があります。さほど広い場所ではありませんが、鳥居が立ち、斎王宮阯の碑が残っています。 初代斎王の大伯皇女が詠んだ歌「我が背子を大和へ遣ると・・」の歌碑もあります。 南北朝期に斎宮が途絶えた後は、この森が往時の斎宮をしのぶ唯一の遺構になっていたようです。 広々とした現在の斎宮跡とは対照的に、薄暗い森の中は、何か歴史の重みのようなも...
Read more◎「斎王宮阯」の石碑が建立 ⚫︎北白川房子内親王の御染筆の石碑です。 ⚫︎鳥居はあるが御祭神をお祀りするお社はない。
◎北白川房子内親王 ⚫︎明治天皇の第七皇女子です。 ⚫︎夫:...
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