Shukugawa Catholic Church — Attraction in Nishinomiya

日経新聞でステンドグラスの素晴らしい教会特集を見ての来訪。祭壇上部のステンドグラスの素晴らしさ、遠藤周作が洗礼を受けた1932年竣工の教会が惹かれた理由。遠藤周作はかなり読みましたし。 実際に拝見すると、ステンドグラスのデザインが思った以上におしゃれで、マリークワントやシビラの花モチーフを思い出すほど。 12月ということで「生誕劇」のお飾りが目を引きました。あの、馬小屋でイエズス様ががお生まれになりましたという場面。牛のお人気もあったので、馬だったはずと確認しました。馬もいました。 矢印に導かれて入らせていただきましたが、ステンドグラスが鑑賞したいといういっかいの観光客は、どう振る舞えばよかったのか、迷うところ。 入場券を買って...

I don't go to confession or church much these days, but this looks like a very nice church from...

昭和七年の竣工というから2020年には米寿を迎えるにも関わらず未だに若々しく清浄な姿を留める夙川のランドマーク。その内部には視界を遮る柱が一本も無く、高い円形天井のみで覆われた広闊な空間が満たしている。それでも余程堅牢に造られているとみえて1995年の阪神大震災にも能く耐えた。日本人の設計と聞くが、中世フランスを発祥とする建築様式を純然と踏襲しているようだ。柔らかな光を透過させるステンドグラスの巧緻な造作は装飾要素である以上に、来訪者を分け隔てなく日常を離れた永遠なるものに触れさせつつ敬虔さと祈りへと誘う舞台...