豊かな田園の広がる扇状地にたって、東と北を取り囲む丘のような山を確認しながら、東西南北に布陣を追って、三万の兵と旗指物がひしめく姿を想像してみた。 東にある低い石井山に秀吉の本陣跡の白いのぼりが見えた。平原と川と囲む山の位置関係を確認すると、足守川から水を引き入れる水攻めを可能にした地形が理解できた。 清水宗治の首塚や自刃の地にたつ五輪塔を見ると、本領安堵と家臣の助命を自身の首と引き換えにして切腹した清水宗治の義を思った。 ここから足守川を5キロほど遡ると、江戸期の足守藩の陣屋跡がある。1601年に姫路城から所領替で木下家定が足守藩主となり、明治まで続いたそうだが、家定は、北政所の実家杉原家の兄で、木下、豊臣を名乗ることを許されたそうだ。足守川の秀吉との関係は、深い。 穏やかな水田地帯の真ん中に、秀吉の天下取りの起...
Read moreゴールデンウィークに訪れましたので、菖蒲(?)やツツジなどが咲き乱れキレイでした。
高松城水攻めの史跡を見に来ている方が半分、親水公園に家族でピクニックに来ている方が半分という感じでした。
実際、石碑や案内板が無ければ、城跡としての遺構はほとんど見当たりません。もともと高松城が沼城で石垣などを持たなかったためでしょう。
高松城水攻めは、もっと広範囲の作戦でしたので、水攻めの史跡を御覧になりたい方は、車や自転車で周辺の遺構も巡ることをお勧めします。
広い駐車場、トイレ、小さいながらも資料館もあり、全て無料で利用できます。 2023年6月には、資料館とトイレが新築オープンされるようです。
あと、高松城水攻めについて、岡山コンベンション協会の公式動画がYouTub...
Read more高松城水攻の史跡がたどれる公園です。 蓮の季節の7月に訪れました! 秀吉と官兵衛の歴史に残る戦略を思い浮かべながらゆっくり散策しました。 蓮もまた、400年の歴史を引き継いでいるんですね…!深いなぁー。
公園内の木々にも相当歴史を感じます。 樹齢の長い木々はそれだけでもパワースポットになるらしいですよ。元気に永く行き続けられる"気"がその場所には宿っているそうです。こんな時節だからこそ、歴史ある木々たちにじっくり手をあててエネルギーを沢山頂きたいですね☆ かかる橋と青々とした蓮の葉。見た目のバランスもとても素敵です。 園内は遊び道具などは何もありませんが 手入れも行き届いていて、大人は気持ち良く散策できると思います。 この季節はわざわざでも...
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