最寄りの駅から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力的でした。公園に足を踏み入れると、中央には大きな池が広がり、その周囲を取り囲むように遊歩道が整備されています。池の周囲は約700メートルで、ウォーキングやジョギングを楽しむ人々の姿が見られました。私もその一人として、ゆっくりと歩き始めました。
池の中央には小さな島があり、そこには「古池龍王」と呼ばれる祠が鎮座しています。この池には、かつて魔物が住んでいたという伝説があり、聖徳太子が四天王寺から僧を遣わし、曼荼羅経を唱えて魔物を鎮めたと伝えられています。そのため、当初は「曼陀羅池」と呼ばれていたものが、時を経て「万代池」となったそうです。歴史のロマンを感じながら、祠に手を合わせました。
公園内には子供向けの遊具も設置されており、家族連れが楽しそうに過ごしている光景が広がっていました。また、桜の名所としても知られており、春には多くの花見客で賑わうとのことです。私が訪れた際にも、池の周囲には立派な桜の木々が並び、季節が来れば美しい花を咲かせるのだろうと想像しました。
一方で、訪問者の中には、池の水質がやや気になるという声もありました。確かに、水面には多少の濁りが見受けられましたが、それでも多くの亀や鳥たちが生息しており、自然の生態系が保たれている様子でした。また、池の周囲にはベンチが点在しており、読書をする人や、ただ静かに時間を過ごす人々の姿も見られました。
公園内を散策していると、地元の方々がラジオ体操をしている光景にも出会いました。朝の清々しい空気の中で、体を動かす人々の姿はとても健康的で、私も次回は参加してみたいと思いました。また、冬には渡り鳥が飛来し、バードウォッチングを楽しむ愛好家たちが集まるスポットにもなるそうです。
公園を一周し終える頃には、心地よい疲れとともに、都会の中にこんなにも静かで落ち着いた場所があることに感謝の気持ちが湧いてきました。アクセスの良さもあり、日常の喧騒から離れてリフレッシュしたい時には最適な場所だと感じました。次回は、桜の季節や渡り鳥の飛来する時期に再訪し、また違った風景...
Read more大阪市住吉区の北部、静かなる高級住宅街の中に位置し、早朝のランニングから昼間の散歩に夕涼みの他、春の花見や夏の蝉取りに夜の線香花火、秋の虫達の音楽会など、冬以外は人や自然のイベントに事欠かない、普段は静かな池及び池の畔にある遊歩道で繋がれた公園や広場を指す。 池の周りにある遊歩道は路面が土だが一部は車椅子や自転車が楽に通れるよう舗装されており、雨の日など路面がぬかるんでいるときは舗装面側に通りすがりが集まりやすい。この遊歩道で繋がれた公園と広場は計3つあり、真北と南西に公園施設が、真東に広場がある。 路面と池の畔との間には柵が立ててあるが、高さは成人男性の腰くらいまでしかないので、その気になれば子供でも乗り越えられる点に注意。なので子供連れは公園のうち池から離れた箇所を利用したほうが良いだろう。 池と言うだけあってビオトープ化はかなり手を入れられており、畔の植生は手を入れられる前(※20年以上前。幼い頃近辺に住んでいたのでその記憶を参照している)と比較するとそれなりに増えたものの、人以外で公園を利用する動物たちはさほど種類が増えておらず、ハトとスズメが朝から日の入り前までいるのと、池を泳ぐのはフナやカメが主でたまにカモなどが水面で羽を休める程度。それでも眺めていると気分が癒やされるので、ここの動物たちは周りの方々の小さなアイドルなのかもしれない。 また、池を南北に二分するよう真ん中の小島に両岸から橋が架けられており、小島にはちょっとした回廊と「南無妙法蓮華経」のヒゲ題目が刻まれた古池竜王を祀る石碑が建てられている。小島の横にさらなる小島があって今は鳥類の憩いの場になっているが、もしかするとそれは遥か昔、この池に住んでいたとされる竜王の、胴の一部であった…と思われていたのかもしれない。 なお、小島に架かる橋はどちらも欄干(橋の手すりのこと)が成人男性の太ももから膝の位置と極めて低く、幅が狭いことも合わせると自転車同士のすれ違い時に欄干を跳び超えて池に落下しうる危険があるため、小島への自転車での乗り...
Read moreNice park with a fair amount of fish and other animals living in the pond. Quite a peaceful place. Two kids playgrounds are available (sandpit, swings, etc.), as well as a running track around the park. Recommended visiting during Cherry...
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