こちらには、江戸時代「寛政の三奇人」のひとりと言われた高山彦九郎が祭られています。 奇人とは優れた人という意味だそうですが、彦九郎は相当に変わった人物であったようです。 自分の祖先が新田義貞の家臣であったことから、足利尊氏の墓へ赴き「この不忠者め!」と叫びつつ、墓石を鞭で打ったといいます。それも300回も! よく言えば熱情家ですが、この熱情が幕末になって、吉田松陰や真木和泉に多大な影響を与え…というより乗り移り、二人を彦九郎にも負けず劣らずの熱情家にしてしまったのですから、一人の人物の影響は計り知れないものがあると思います(^_^ゞ こちらへ行くまえに、高山彦九郎記念館に立ち寄り、この神社が心ない男の放火により、全焼してしまったことを知りました。 実際に訪ねてみると…立派な長い石段の上には、荒廃した社殿の跡地がありました。 その真ん中に、ミニチュアの社殿が安置されていました。 再建には数億というお金が必要なのだそうで、いつになるかわからないと、記念館の方も嘆いていました。 熱情的な彦九郎も、地下で歯噛みしているンじゃな...
Read more前々から気にはなっていた神社でしたので、今回立ち寄りました。着いた時には既にランチタイムを過ぎていたので、参拝前にベンチでお昼にする事にしました。あんまり人は来ない神社なのかなと思っていたら、散歩の年寄りやジョギングをしている人が来たので意外に来るんだなと思いなおしました。ただ本殿に続いているらしい階段をみやげていたら、何だか違和感が感じられました。神様の御神気が感じられないなと。それはすぐに分かりました。どうやら本殿は数年前に放火で焼失してしまったみたいです。 とりあえず小さな神棚クラスの仮社殿に祝詞をあげようとしましたが、声が出ないのです!まるで祝詞をあげてはいけないのか、声が出ないのです!こんな事は初めてでしたので、理由は分かりません。とりあえず自己紹介だけして参拝を終了しました。放火の犯人は逮捕されて...
Read moreこちらの高山神社は平成二十六年十二月三十日に放火により御社殿が焼失。現在は寄贈されたお宮が広い土台にぽつんと建てられております。当時の火事の影響の物かはわかりませんが近くの建屋の屋根が焦げているように見えました。 以前は1つ目の階段を登った所が社務所だったようですが位置が変わり、横を抜け裏側に移動したようです。 社務所では御朱印を直書きでいただけます。種類が多く1000円、500円、300円の御朱印から選べます。種類はかなり多いです。 書いていただいてる間、奥のお座敷のような場所で待たせていただいたのですがこちらに焼失前の御社殿の写真等がありました。 早く再建されるの...
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