地に落ちた86番札所、志度寺。 初めて訪れた方は驚くのではないだろうか?日本の庭園のいかなる様式にも当てはまらない鬱蒼と茂る植物に。足元で音を立てる落ち葉の多さに。伽藍は木陰に隠れ、どこに何があるのかもわからない。飛び交う蚊、人気のなさ、本当にこれが四国遍路の中でも特に大きく、霊験あらたかなる86番札所なのか?戦乱でもないのにまるで廃寺ではないかと。 もう40年近く前の先代の住職、十河龍澄住職のころ、志度寺は今とは似ても似つかないほどよく整備されていた。他の札所のように伽藍の見晴らしはよく、統一性のある植生で整然とし、訪れる人でにぎわっていた。休憩所の食堂で遍路はうどんをすすり、その傍ら子供は境内で遊びまわり、無染庭の回遊式庭園には泉がわき、野生のメダカも住んでいた。もちろん住職の人柄も町民に信頼され慕われていた。 大きく物事が変わったのは、現住職に代替わりしたころだ。 この男は1000年以上の歴史と文化を誇る志度寺を、自らの我欲のために食い物にし今の志度寺の有様を招いた張本人。 この男は夫婦で医者でもあり、まず手始めに境内の北東にあった稲荷社と休憩所をつぶし、特老ポタラの森を開設。次にその隣に自分の診療所を開設。さらに境内の東にあった幼稚園と保育園をつぶし、その跡地にも最近何かを建設しているが、どうせこれも金儲けのネタだろう。 別に医者が診療所を作るなとは言わない。ただこれが文化財でもあり、長く町の心の拠り所となってきた境内で行われており、一族の私利私欲のためにこれを食いつぶしていることが問題なのでる。寺のお務めと無関係な自分のビジネスをしたいなら、境外で自分の金で土地を買ってやれということだ。 住職が変わるとたちどころに無染庭の回遊式庭園の水は枯れ、そのうえで拝観料が20円から200円に値上げ(笑)、元々なかった植物を無造作に植えまくった挙句その手入れは放棄され、今のような鬱蒼とした密林に変わり始る。今では想像もつかないが、本堂の目の前にはかつて立派な石造りの池があり、鯉や亀も住んでいたがこれも即座に水を止め廃止され、今ではどこにもその面影なく雑木林に埋められている。自分の記憶が間違っていたのかと必死に探してしまったくらいだ。 さらに十数年か前は、境内に野犬が徒党を組んで屯していたこともあり、散歩中の犬に襲い掛かろうとしたりもした。信じられないだろうが…事実である。 先代と違い日頃この住職は高価な外車を乗り回し、挙句に町議、県議、町長選といった選挙活動にもご執心したが、町民からは白い目で見られており当選を果たすことは無かった。 まさに俗物、生臭坊主、売僧、という概念が袈裟を着て歩いているような人物である。 聞く話によると財政状況が芳しく無いため植物の手入れはうまくいって無く、風通しが悪くいろいろ悪影響が出ているなどとボヤいてるらしいが、ちょっと待てこの植物を植えたのは誰だ?で、文化財を食い物にして稼いだ金はどこに消えているのか?選挙で溶かしたのか?寺院の整備に充てるのが筋ではないのか?今後も葬式仏教の世襲で、この一族が引き続き寺を食い物にしていくだろう。 遍路を世界遺産にする前に、この寺を何とかするのが先でしょう? 果たしてどこかで目を覚ましかつての立派な姿を取り戻す日は来るであろうか? 今のところ年を追うごとに成長し、勢いを強める雑木林を見る限...
Read moreOne of the most peaceful temples I have been to in Japan. I recommend going on a sunny Fall day and enjoy the fragrant trees that bloom during that season. The smell is intoxicating and one you will never forget. This temple complex is medium sized and there are many photo oportunities within it's walls. There are a number of other attractions near by so you can make an afternoon of exploring. If coming ot Sanuki I highly reccomend...
Read more志度寺には今回二十年ぶりぐらいに参詣いたしましたが言葉を失う程に境内、建物が荒れていて悲しい気持ちに成りました。 仁王門をくぐると何か工事をしているのかバックフォーが二台参道を塞ぎ人一人が何とか通れるしかないし、また住職さんの考えなのかイギリス民家で植えるような植物を手当たり次第に植え、それも手入れ出来てないから参詣者、お遍路さんが通りかねている。鐘楼他いくつかのお堂は建物が痛みつっかえ棒をしてる状態だし、書院裏に有る曲水式庭園は池に水も無く草ぼうぼうだし、庭園作庭家 重森三玲作の枯山水も手入れが行き届いてない!! 以前来た時の志度寺は綺麗でカメラでパチパチ撮った思いでが有ります。 残念、悲しい、せめて通路をゆっくり歩ける様にして欲しいですね‼️
香川県東部志度湾に面し建立される志度寺です。海を望む向こうには屋島、五剣山の稜線が見え美しい風景です。 開創は古く推古天皇三十三年(625年)で四国霊場屈指の古刹です。 尼凡園子(あまおおくそのこ)が霊木で十一面観音を彫らせ精舎を建たのが始まりと云われています。 その後、藤原不比等が墓を建て「死度道場」と名づけられた。その息子房前の時代、持統天皇七年(693年)行基と共に堂宇を拡張し学問道場として栄ました。 能楽「海士(あま)」の舞台としても有名です。 室町時代に四国管領細川氏の寄進により繁栄するが戦国時代に荒廃。 その後、生駒親正氏、松平頼重氏らの寄進により再興しました。
仁王門、本堂、本尊他、国、県指定の重要文化財多数。 曲水式庭園 室町時代の作庭で天に向かって伸びる力強い石組が印象的。 無染庭 作庭家重森三玲作禅式枯山水で庭の定型を採り龍安寺を感じさせる。 四国八十八ヵ所霊場第八十六番札所 補陀洛山 志度寺 真言宗善通寺派 本尊 十一面観音菩薩 真言 おん ま...
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