訪問日:2024/08/21 「小峰城跡 城山公園」と書かれた門。そこから進んでいくと、石垣とその上に立つ三重櫓櫓だ。
ん、意外にも三重櫓より石垣のほうに目が行く。かなりの高さだが、一つ一つの石は小さい。大阪城や吉田城、松阪城など最近訪問したところはどれも大きな岩で構成されていたはずだ、確か。そしてこの小さな石の配置がなんとも綺麗なこと。
早速櫓へ、と足を進めるが、すぐ近くに歴史館があるらしい。まずは知識の仕入れから始めることとしよう。
入館料を払うと、二の丸茶屋のソフトクリーム50円引き券をもらった。暑いので茶屋でアイスでも、と思った私に思わぬ援軍だ。あそこへは後で行くことにしよう。
歴史に関するパネル展示が現れた。「撮影禁止」。写真を撮って後で見返そうかと思ったがうまくはいかない。諦めてここは一文一文、文字情報をしっかり読み込む。
・白河関は古来の関所。 ・関所廃止後は和歌の名所として憧れの対象に。(例:「奥の細道」の芭蕉) ・南北朝時代に小峰城が建つ。 ・江戸時代になって石垣が整備。(丹羽さん?という人によって) ・幕末に戊辰戦争(新政府VS幕府軍)勃発。藩主無き小峰城は関係ない?それは甘い。旧幕側・会津藩が抵抗の要所として陣取った後、ここで新政府軍と戦い(百日口の戦い)、大部分の建物は焼失。 ・建物の再建は困難に。しかし、白川藩主が遺した小峰城の測量記録が見つかり、三重櫓が再建可能に。その藩主の名こそ、のちに幕府の要職、老中となり寛政の改革の中心人物となった、松平定信。 ・東日本大震災で被害を受けたが、8年で復旧完了。
隣にVRシアターがある。休憩も兼ねて映像を見ることにしよう。
CGの映像だ。本丸を含め、城内の建物が存在していた当時を再現したものか。「笑点」か何かで聞き覚えのある声によるナレーションにより、武士目線での入城を体験する。ビデオが終わりエンドロールが流れる。ナレーション:春風亭昇太。白河の出身なのだろうか。(後で調べたところ、静岡県出身らしい。)
奥の展示室には、歴代藩主に関連した古文書が並ぶ。ただ並んでいるだけではない。古文書の崩し字を一つ一つを現代の字に書き起こし、それが何を意味しているのか、初心者目線で解説。分かりやすい。しかし武士たちはどうしてこんなにも崩し字かつ短い文のやり取...
Read more2025.5 【入館料】300円 新しい資料館なので気持ち良いです。 小峰城跡を見る前にどんな場所なのか知りたくて立ち寄りました。 白河地域は鎌倉時代に白河結城家が約400 年間にわたって支配していたこと。 豊臣秀吉による奥羽仕置により、白河結城氏は改易され、白河は会津領になる。 寛永 4年(1627)に初代白河藩主となった丹羽長重は、小峰城の大改修や城下の整備を行い、現在につながる市街地の基礎を築く。 丹羽家以後、榊原・本多・松平(奥平)・松平(結城)・松平(久松)・阿部と 7 家 21...
Read more2023年5月28日(日曜)、10時30分初来館。先客1、後客8。
駐車場は(無料)の小峰城▪城山公園専用駐車場を使用。 入館料300円。 館内は1階のみで展示室3つとあまり広くはありませんが、シアターとテレビで映像を観れます。
小峰城VRシアターは人が入ると自動的に開始します(内容10分程)。 ナレーションは笑点司会の春風亭昇太。内容は以前あった本丸御殿等になります。
テレビはなんだかフロアの端っこにあり、椅子が6つ程。 テレビでは小峰城の歴史と戊辰戦争の話し(各々13分程)をリピートで流しっぱなしにしています。 内容を最初から観るには内容が一段落したタイミングとなる。
シアターとテレビ2話だけでも全部観ると40分程はかかります。 展示室は主に書簡が多かったので子供や興味無い一にはちと退屈かと。
全部見て行けば1時間はかかるので無料の駐車場や小峰城の三重櫓(無料)も合わせて考えると、歴史館300円...
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