Shiroi Abacus Museum — Attraction in Shiroi

たった300円で、“そろばん界の第1人者”と5時間話せる場所がある。 本も何冊も出している、石戸式そろばんの創始者・石戸謙一館長。 そんな人が、マンツーマンで教えてくれるって…どう考えても異常。

皆さん、こう思ってませんか？

「計算なんて、今どきAIか電卓にやらせればいいでしょ？」

――わかる、めっちゃわかる。 正直、僕もそう思ってました。 わざわざ“そろばん”なんて古臭いもんに触れる意味あるの？って。

でも―― その考え、めちゃくちゃ危ないかもしれません。

千葉の白井駅から徒歩20分。 ここに、日本で唯一。 いや、世界に一つしかない場所があります。

そろばん博物館。

そしてここは、ただ展示を見るだけじゃない。 “そろばんの全てを知る館長”と直接話ができる唯一の場所なんです。

館長と話してわかったんです。 そろばんって、ただの古い計算ツールじゃない。 日本人が世界からどう見られてるか、そして何を失ってきたか――それを突きつけてくるレンズなんです。

たとえば、海外旅行中。 日本人だけがぼったくられてるって、知ってましたか？

1万円の品物を2つ買って「2万円」。 そこに“1％の消費税”って書いてあって、実際には30％上乗せ。 それに気づかないのが、日本人。

なんで？ 計算力が、失われてるから。

金の取引の話も衝撃です。 日本の高純度な金と、アメリカの混ぜ物だらけの金を“同価格”で交換させられていた。 気づかないんですよ、日本人が。

そろばんの歴史も深い。 昔のそろばんは5桁が2段構え。1桁が5段構え。 誰でも扱えるよう設計された超論理的なツールだった。

明治政府がそろばん教育を“意図的に”廃止しようとした動きもあった。

そして、都市伝説好きにはたまらない話。 ※これはあくまで僕個人の解釈なんですが、そろばん教育が削られた時期と、 世の中の“ある不穏な変化”が始まった時期が、妙にピッタリ重なるんですよね…。

そんな話を聞かせてくれる館長が、またすごいんです。

小学4年生以上なら誰でも挑戦できる「そろばん脳トレーナー」というゲームがあるんですが―― これが、本当にやばい。

気づけば5時間、マンツーマンで館長が教えてくれる。 「風、林、火、山の章」まで、まさに手取り足取り。(足し算、引き算、掛け算、割り算) このゲーム、ただのアクティビティじゃない。 そろばんの哲学を内包した、超論理的なメインコンテンツ。

はまります。 ステップアップもできるし、思考のトレーニングになる。 しかも飲み物セルフでOK。 まるで実家の居間みたいな安心感。

さらに、小学生以下でも楽しめる「オリジナルそろばん作り」もおすすめ。 約700円で、自分だけのそろばんを作れる体験は、想像以上に楽しいです。

そしてなにより―― 館長が、神対応。

「何か聞きたいことがあったら、なんでも聞いてくださいね」 子どもにも、大人にも、誰にでも低姿勢で丁寧に接してくれる。 しかも、来館者全員に必ず声をかけているんです。 毎日、声が枯れるまで喋り続ける。

「喉を枯らす人生と、枯らさない人生、どっちがいいかって？ 僕は、枯らす方がいいですね。」

もう、泣けるレベルの人間力。

本も読めるし、世間話もできる。 学びと癒しの両方がある、奇跡のような場所。

ただ、一つだけお願い。

展示されているそろばんには触れないでください。

どれも大事な一点物。 館長が何十年も大切に守り続けてきた宝物たちです。 入館料300円で見せてもらえて、直接話せるだけでも奇跡のようなこと。 その価値、ぜひ感じてほしいです。

そして来店前に、ひとつだけ準備を。

このそろばん博物館、気づけば5時間くらいハマっちゃう可能性、大いにあります。 集中しすぎてお腹が空く前に、ぜひ先に腹ごしらえを。

すぐ近くにある「山口屋商店」さんのお弁当は、 衝撃的に安くて美味しくて評判。 一見お弁当屋とは思えず通り過ぎてしまうこと間違いなしなので、検索をおすすめします！

現代は便利になった代わりに、僕たちは何かを手放した。 “自分の頭で考える力”を。

でも、そろばんはそれを取り戻させてくれる。

かつて逃げたそろばんに、 今だからこそ、もう一度向き合いたい。

そろばん博物館は、ただの施設じゃない。 ...

フィールドワークの目的地の考えていた時に、グーグルマップでふと目についた、白井そろばん博物館。いや、偶然とはいえ、グーグルマップに感謝したくなる出会いでした。 結論から言うと星⭐️五つ。＋Ａを付けたくなる素敵な空間です。この駄文を読まれた方は、ぜひ現地に行って、館長さんのお話を聞きつつ、ご自身の目で実物をご覧になることを、強くお薦めします、はい。

個人的には、目から鱗だったのが、昔のお金の単位が、一両＝四分＝十六朱、つまり四進法かつ十六進法だったので、天（上のたま）が二つ、地（下のたま）が五つだったということ。なるほど、それなら実に合理的。そろばんでマシン語の計算かぁ…「すべてがＦになる」がそろばんで出来るんだぁ（苦笑）

また、あの新撰組の池田屋事件の（？）そろばんとか、戊辰戦争の戦利品で九州にもっていかれたそろばんが西南戦争で再度もってこられたとか、歴史ロマンが止まりません。

そろばんを通して、白井の地域をあたたかい眼差しで見守られていらっしゃる館長さんに敬意と...

ふーん。そろばんね。。。 って思った人、マジで損してる。 僕もその一人。知ってたけどいつか行こう。 で後回しにしてたけど、 ここ面白い！ ※小学生4年生以上が条件です。理由はこの後。

そろばんの珠をはしでつかむゲームが あり、これが意外と燃える！ 親子や友達、カップルでもできるし 住んでいる地域によってランキングされ １位になるとプレゼントもある。 （後日、取りに行かなきゃだけど）

次に面白いのが9歳以上推奨の脳トレ。 最初は意味が分からん。。。 館長が説明してくれるがそれでも意味わからん。 でも、やっていくうちに面白さがわかって ずっとやり続けちゃうのでぜひやってみて！

小さい子はそろばん作り体験もできるよ。 白井から始まったいしど式が世界中300店舗 に広がっているなんて...