平日の午後に訪れました。東京都で最も広い薬用植物園で、薬用植物や広く植物一般に興味がある人にとっては、素晴らしいの一語に尽きます。
園内で植物の管理作業をしている方と卒業生らしき方とが話をしているのを、偶然耳にしました。その話によると、この植物園では、中国からの輸入に100%頼っている生薬の基原植物を、日本国内で栽培できるようにするための栽培条件を研究しているそうです。その一点だけでも、この植物園の存在意義は非常に大きいと感じました。
この植物園は本来、学生への教育と大学教員(=研究者)による研究を目的として大学に設置されている施設ですので、普通の植物園とは勝手が違う部分が多々あります。一般公開は無料で、見学者はお金を払って入園する「お客様」ではありませんので、東京薬科大学薬用植物園のホームページで注意事項をよく確認した上で訪問しましょう。
ホームページによると、野生植物が約500種、栽培植物が約1,500種見られるとのことです。多摩地方の雑木林の植生を活かす形で園地が整備されていますので、林の中を歩くのにふさわしい靴を履いたり、夏場に虫よけを用意したりと、多少の準備は必要です。
毎年1回、公開講座と薬用植物園の見学会が開催されているそうで、そちらに参加するのも良いかもしれません。
どうぞ、薬用植物園の一般公開...
Read more食用や薬用の植物ばかりを集めた植物園。他の植物園ではあまり見かけない植物が沢山植えられている。畑と温室の周りにある森の中に登山道があり、地図に見えている敷地の三倍くらいの広さがある。登山道の途中にある植物にもちゃんと解説板が設置されている。ガチの登山道なので山登り出来る靴を履いていないのなら無理に登らない方がいい。 植物園は平日しか開いていない。また、この大学はセキュリティが厳しくて入場手続きをしないと大学の敷地にすら入れない。(たぶん管理が厳しい薬物を扱っているためだと思う。)11月の学園祭の日は週末に入場手続きなしで入れるので社会人はこの日を...
Read more大学の裏門は「京王電鉄の研修所・グランド」と「平山城址公園」に接していて、警備員さんがおりますけれども断れば校内にそこから入れますもで、城址公園ハイキングと一体としてこの植物園も楽しめます。一般向けの駐車場はありません。京王線「平山城址公園」駅からバス便が大学生門まであります。1時間に3本程度です。植物園の他に池、尾根筋の散策路などもあって楽しめます。学生さんや研究の邪魔にならないようにお静かに。学食で食事もできます...
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